お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

Macはどこに進むのだろう?

2006/04/29 13:32
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

千ヶ崎 隆司

「君に」と言いながら、実際のところは自分の脳内をデフラグするために始めたようなブログです。 少しでも読んでいただいた方の役に立つような情報を書けたらと思っています。 ちなみにタイトルの由来はYMOの名曲から。 更新頻度を上げるために四苦八苦しております。申し訳ありません。 基本的に「エライ」人の間違いを考えることがテーマになっています。 ご意見等がありましたらtwitterアカウント「@tchiga_cnetj」まで。記事のソース等も貼り付けて行く予定です。
ブログ管理

最近のエントリー

先日、MacBool Proの17インチが発売になりました。暑さが1cmかつ2層DVDに対応となかなか魅力できではあります。
Mac+intelの発表から、怒濤の勢いでiMac・MacBook Pro・Macminiと発表しており、Boot Campなどの新技術も公開され、既存のMacユーザのみならず、Winユーザも目が離せない状況であることは確かです。
しかし、Macはどこに進もうとしているのでしょうか?既存Macユーザとして不安があります。

遙か昔?からMacを使う人間はDTPやDTMをやる人たちが大半で、クリエイティブなコンピュータの代名詞でした。しかし現在のMacはiMacやMacminiなど専門職のみならず、一般ユーザを取り込むようなマーケティングを展開し、iPodと合わせてそのマーケティングは、一般のユーザには好意的に迎えられていると思います。
しかし、専門職としてMacを使用している人たちにとってそれは喜ばしいことなのか、といえばかなり確実にそうではないと思います。

特にDTPで使用する印刷業界は未だにOS9を手放せない状況にあるのは事実です。OS9からOSXへの移行には印刷機器が対応していないため、移行コストは膨大なモノとなり、移行を断念しているのが現状だと言われています。(知り合いの印刷関係者も断念していました)それに加え、Adobe製品の下位互換性がかなり怪しいため、共存すら難しい状態です。

そんな未だOS9を手放すことが出来ない現状であっても、Mac+Intelが発表され、かつクラシック環境はサポートしないという状況となり、自分を含め困惑しています。

ハードウェアの処理速度が向上するのはとても良いことです。とくにAdobe製品を使うのならば処理速度の向上の恩恵をかなり受けることが出来ます。(Adobe製品は芸術的に遅い!重い!)
しかし、下位互換性をなくすと言うことは、徐々に移行するという選択肢を失わせるばかりか、旧製品の販売を停止している以上、壊れたらおしまい、のようなかなり危険な状況を作り出していると思います。

OSXはOSXで素晴らしいことは確かですし、自分も使用しているのはOSXなのですが、それでもMac+Intelへの移行はまだまだ先になるでしょう。
なにしろ、未だにMac+Intel製品は家庭用モデル・モバイルモデルしか発表されていませんから。

新たなユーザを取り込んでいこうという姿勢は、Winで埋め尽くされている市場では当然の行為であり、そのためにはホームユーザを取り込もうと考えるのは当然のことでしょう。
しかし、それでは今までのMacユーザには優しいのか?といえば決してそんなことはなく、現在発表されているMac+IntelモデルでDTPやDTMなどの専門な使い方は現実的ではありません。

新たなユーザを開拓しようとするあまり、既存のユーザをないがしろにしているのではないかと思わざるを得ません。また、AppleとAdobeの離れつつある関係も気になるところです。
少しでも速いPower Macシリーズの発表が待たれます。しかし、G5 Quadが存在している以上中途半端な製品も出せないでしょう。

本当にこれからMacはどうなってしまうのか、Appleはどのように考えているのか、目が離せない状態であることは確かだと思います。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー