さて、先週末から今週頭にかけて3度目の新しいリリースを出して、ずいぶんLingrも進化してきました。
上記のぼくのルームは、すでに9月分のアーカイブを開こうとするだけで何分も待たされる量になっていて(なのでリンクしません)、早急に別の見せ方を検討する必要があります。
とりいそぎ、以下のような形式で日毎にアクセスできますよーということを告知。
http://www.lingr.com/room/f6PJ2pCpzTi/archives/2006/09/07
このルームで起きていたことをおおざっぱに要約すると、こんな感じです。
- 主に日本語、たまに英語、まれに中国語での会話。
- 一番乗りで来てくれたmonoハッカーのatsushienoさん、いつもぼくの代わりに来訪者の質問に答えてくれる。ありがとう!
- いろんな人に応援メッセージやプライベートな伝言をいただく。
- Nさんという方とチャット中に、なんと同じサンマテオ市の隣のビルで働いているという驚愕の事態が発覚。翌日にランチ。
- 9月12日のアップルの発表イベント。この部屋で画像をペタペタと貼りながらの実況チャットが行われ、盛り上がる。
- Firefoxのプラグイン Japanize がLingrに対応してくれたので、とりあえず日本語でサービスを利用する選択肢ができた。ありがとう!
- サンタクララ市に住んでいる方の娘さん(9歳の女の子)が登場、直後に入場した16歳の高校生と英語でチャット、あまりのITリテラシーの高さに、将来自分たちの世代が追い落とされる予感に戦慄を覚える。
- テーブルトークRPGのようなオンラインセッションにLingrがピッタリであるということを発見。(Aの魔法陣によるLingrオンセ)
- ascii24でカバーされたこの記事(かなりいい記事!)経由できてくれた人がけっこういた。
- チャットだからといってチャットとして使うのではなく、掲示板的に伝言板として使ったり(RSSには対応)、ソーシャルブックマークよりも動作がサクサクという点を生かして個人でプライベートなメモ代わりに使うという用途もあるらしい。
- チャットルームにいる全員が一斉に蹴り出されるというトラブルがちょくちょく起きた。これは今回のアップデートで根治したと期待。
- 技術的な背景について興味を持っている人が多く、根掘り葉掘り聞かれる。(詳細は次回)
- 全体にIEでの動作確認が甘く、開発陣が全員Macユーザであることがバレバレ。
- たくさんの技術に詳しい人たちからたくさんのアドバイスやバグレポートや要望をいただく。ありがとうございます!
- どうやらAPIがあればLingrをハックしたいという人は割といるらしい。
- いきなりTomcatでCometを実装してみたという方からメッセージをいただいた。
- ユーザの定着率が低いという最大の課題が見えてきた一方で、打つべき手もハッキリと見えてきたので、そこへ向かってまっしぐらに邁進中。
というような状況です。
次回はお待たせ技術解説です。
♪ Kylie Minogue / I Should Be So Lucky