サンマテオにあるオフィスへの出社をレギュラー開始してから今日で3日目。
今回は、私の相棒でVP of Technology(技術担当副社長)のDanny Burkes(ダニー・バークス)を紹介します。
彼は、ソフトウェアエンジニアとして、ロータスではワードプロセッサ(AmiPro)の開発に従事し、iReadyという会社ではインターネットプロトコルの組み込みデバイスの開発をし、General Magicではアーキテクトとして音声認識アプリケーションのプラットフォームを設計し、そしてインフォテリアにはほぼ創業時から開発メンバーとしてジョインしていた古株です。
そんなシリコンバレーのエンジニアとして典型的なキャリアを積んできた彼と一緒に、米国でのビジネス展開に携わっていけることにとてもワクワクしています。
オフィスはいわゆるビジネススイートと呼ばれる中小企業(いわゆるSMB)向けの社屋で、自分たちの部屋は8畳ぐらいのワンルームで、二人分の机がちょうど入ってギリギリというサイズです。会議室やコピー機やコーヒーなどは同じフロアの他の会社との共用施設になっています。
日本(大井町)のオフィスとは、相手がMacならiChat AVでのビデオ会議、Windowsの相手とはSkypeを使って音声でコミュニケーションを取っています。これがなかなか優れモノで、時差さえ考慮すればコミュニケーションに不便は感じません。
そんなビジネス環境もボチボチ整ってきたところで、8月一杯かけて今後の大方針を決めていくつもりです。(一方で生活環境はまだ整わないのですが、これは後ほど)
ダニーは議論好きで、横にいていつも様々な話題を振ってきます。製品のコンセプト、市場性、ライセンスモデル、技術的なことなど。また、英語ネイティブでない私が言うのも何ですが、ダニーの英語は(たぶん)とてもエレガントで学ぶところが多いです。
銀行へ行ってコーポレートのデビットカードを申請したり(ところがSSNがなくてPendされたり)、会社のロゴ入りレターヘッドを作ったり、電話やファックスやコピーの使い方を教えてもらったり、プリンターをセットアップしたり、届いた荷物を整理したり、アップルストアへPowerBookやMighty Mouseを買いに行ったり(笑)、WiFiルータをいじったり、いわゆる「環境設定」を着々とやりながら慣らし運転をしている感じです。
やるぞー!!
というわけで、前回のエントリ(7/22)から今日までに起きたことは、これから追って別エントリに書きたいと思います。
♪ Keziah Jones / Million Miles From Home