ロケーションベースサービス、略してLBS。Foursquareや、Gowallaが有名です。その新たな展開。
DoubleDutch LBSのソーシャルプラットフォーム。Double Dutchをブランド企業が利用すれば、時期の違うキャンペーンや、違うブランドや店舗でも、ユーザーは共通のポイントを貯めたり、チェックイン回数を他の人と競ったりできます。
Double DutchのiPhoneアプリは日本からも簡単にダウンロードして遊べますが、彼らはFoursquareのようにB2Cビジネスを指向しているのではなく、LBSでキャンペーンをしたい法人がDouble Dutchを利用するビジネスモデルを想定しています。
これはとても面白い動きで、ベンチャー企業がモバイルアプリの世界に入ってから、個々のアプリ、コンテンツにリーダーズボードと呼ばれるハイスコア表や、友人とのチャレンジ競争などのソーシャル機能を提供するプラットフォームが新たなビジネスとして勃興しています。
モバイルゲーム業界のOpenFeintやScoreLoop、またngmocoのPlusと同じ業態です。 OpenFeintには日本のモバゲーを運営するDeNAが2009年10月に出資をしており、またngmocoにも出資を考えていると報道されています。プラットフォームがインターネットビジネスでいちばん儲かる分野です。
映像ビジネスでも、今後アプリ化されるのを見越し、こうしたソーシャル機能を加えるプラットフォームを作る企業があれば、間違いなく成長するでしょう。前回紹介したAppr.tvもそうした1社です。
DoubleDutch: Social Media Week LA
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Footfeed これはもうメンドくさがり屋のツール。FoursquareやGowallaどっちもやりたいけど、いちいち双方にチェックインするのはメンドーだし、両方に友達招待するのも気が引ける人向け。Footfeedからチェックインすると、自動的に双方にチェックインできます。FSとGowalla両方で自分がどこにチェックインしたかも見れます。ロケーションも双方からフィードを得ているためか、日本のポイントも普通に見れます。Double Ducthは自分の住んでる周りで全然チェックインされた場所がありません。。。
Double DutchもFootfeedも一見LBSのアグリゲーター(集約する人)かとみえますが、モバイルアプリの世界では、Footfeedのような単に情報を集約するだけではダメで、ディスカバリーとソーシャル機能を加えるプラットフォームが最近の方向性です。