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銀座と有楽町のアンテナショップにビーコンを置いてみたら -新しい時代のスタンプラリー

2016/02/17 12:00
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プロフィール

殿岡良美

幻の博覧会「世界都市博覧会」で、インターネットを応用した公共イベント企画をプロデュースしたことが、ネットでの活動の出発点でした。しかし結果はご存知の通り。あるいはその未完の記憶が満ち足りない思いを私に残してしまったのか、ネットという愛すべきも、摩訶不思議で捉えようのないものに惹かれ続けてきました。リアルとネットが激しい火花を上げている今日。CNETでは、あらゆる前提や先入観にとらわれない視点から、BigBang的なIT論を展開したいと考えています。
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 東京に住んでいてもなかなか知る機会もないかもしれないが、銀座・有楽町近辺から東京駅、日本橋や新橋に至るエリアは、各県市町村アンテナショップのメッカとなっており、数十店がひしめいている。

アンテナショップというと、泥臭いイメージを持つ人は、ぜひ行ってみて欲しい。特に休日の賑わいぶりは、想像を超えるものがあるし、「お決まりの銀座」に飽き足りない若い層も惹きつけられる魅力にあふれている。中にはカウンターで一杯、軽く地酒や郷土料理を楽しめる店や、質の高いアクセサリーや漆器を買い求められるお店もある。新鮮な地元特産の食材ももちろん豊富に用意されているので、ふるさとの味を思い出したい人、プチ旅行気分を味わいたい人たちに好評だ。

これらのアンテナショップを結び、相互に情報やお客を共有しようという試みとして、NTTドコモの技術協力により、19店舗の参加をいただき、アプリを使ったスタンプラリーを始めた。その企画の一部に参画させていただいている。使用するアプリはインターメディアプランニング社の「コレビー」。コレビーにはNTTドコモが開発した「39Geopla」のSDKが組み込まれており、広範な位置情報(ジオフェンス)に反応する。お店にはタバコの箱をちょっと大きくしたほどの「ビーコン」を設置するだけ。それで参加者のスマホにスタンプが届く仕組みだ。店舗面積にあわせてBluetoothの届く範囲を調整している。他にも銀座の街角数百箇所に配置された「Uコードマーカー」や、GPS、docomo Wi-Fiなどにも反応する。


スタンプを押して回る紙のスタンプラリーとは違って、どんなお客がどんな時間帯に何店舗くらいを訪問しているか、どんなものを購入したかなど、将来は位置情報を中心に幅広く銀座の顧客の流れをとらえることもできる。外国人客へのガイドにも最適だ。

お店側は、店頭にビーコンを置くだけでよく、スタンプラリー独特の場所を確保する必要もない。サポートもアプリ越しに運営会社から提供されるので、顧客対応の手間もほとんどなしで、プロモーションを行うことができる。アプリでスタンプを受信しただけで、すぐ立ち去ってしまったらさびしいということで、各アンテナショップの物産や店内展示に関わるクイズを用意した。来店客は、店内で紙に押したような風情のスタンプをアプリで受信したら、それをクリックして各店舗それぞれのクイズを通して、お店の商品を認識できるという試みだ。恐れていた受信不良のトラブルもほとんど皆無で今のところ順調。予想に反して40代-50代で19店すべてを回る猛者も多い。

当初は2月いっぱいの予定だったが、なかなか諸方面に評判をいただいたので、少し企画を変えて3月も2nd Stageとして実施を継続する。3月は銀座の各所で行われているイベントや催しとできるだけ連動したいと考えているので、アンテナショップや、ビーコン、アプリを使った新しい街おこしに関心のある人はどうぞ体験を。


●プレスリリース
銀座・有楽町のアンテナショップでスマフォアプリを使ったスタンプラリー。Beacon、docomo Wi-Fi等を組み合わせて東京の未来を探る試み。

●「アプリで発見!ふるさとショップの宝物」
キャンペーンサイト

●39Geopla
公式サイト

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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