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ツイッターがデマ対策システム「ライヤーサーチ」を発表へ

2011/04/01 15:30
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殿岡良美

幻の博覧会「世界都市博覧会」で、インターネットを応用した公共イベント企画をプロデュースしたことが、ネットでの活動の出発点でした。しかし結果はご存知の通り。あるいはその未完の記憶が満ち足りない思いを私に残してしまったのか、ネットという愛すべきも、摩訶不思議で捉えようのないものに惹かれ続けてきました。リアルとネットが激しい火花を上げている今日。CNETでは、あらゆる前提や先入観にとらわれない視点から、BigBang的なIT論を展開したいと考えています。
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東北地方太平洋沖地震は、ソーシャルメディアの底力を見せつけた反面、マイナス面も浮き彫りになった。その一つが「デマ」である。ツイッターには真偽の定かでない「デマツイート」が溢れ返り、改めてユーザーのリテラシーとモラルが問われることになった。特に命のかかっているような災害や緊急時に、デマは途方もない被害や重大事故を招くことがある。

このような現状を憂慮してか、ツイッター社ではデマツイートをあぶり出すための新システム「ライヤーサーチ」を近くデビューさせる見込みである。ツイッターにRTされて流れる多くのデマツイートの元をあぶり出すシステムであり、技術的には可能とされながら、これまでは人手により「元ツイート」を辿る必要があり、手間がかかった。

「ライヤーサーチ」は、デマツイートであるというユーザーの申告フォームをWeb上に用意し、多くの申告があったものはデータベースにより自動的に追尾し、元発言をあぶり出す。デマを飛ばした最初のツイートを行ったユーザーには

(1)悪意性(デマであると知っていたか。内容が悪質かどうか)
(2)影響(どのくらい多くのユーザーに流布されたか)
(3)効果(重大な影響を及ぼしたかどうか)

の3点について10ポイント制で評価され、マイナスポイントの多いものには、民事のほか刑事責任も追及できるようにする。

その場合多くの人にRTされればされるほど(2)の影響ポイントが高くなるので、デマを広めれば広めるほど悪質であると判断されることになる。ツイッターではこれらのRT数に応じて罰金を請求することも考えているので、悪質なデマを広く広めたユーザーには途方もない罰金が請求されることも考えられる。

この動きにはGoogleリアルタイム検索やFaceBookといった他社システムも全面的に協力する構えなので、将来はこれらを通貫するシステムに発展することも考えられる。まさにソーシャルメディア上の「ウソ発見機」の役割を果たしそうだ。

なお、「ライヤーサーチ」を政府や官邸のツイートにも応用する動きには強い反対が政治家から出ている。

また、「ライヤーサーチ」は本記事のツイートには適用されない。なお本日は4月1日であるため、この記事のニュースソースはネット上にない。





※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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