お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

アウン・サン・スーチーという意志-----「写真物語?」

2008/01/21 22:46
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

殿岡良美

幻の博覧会「世界都市博覧会」で、インターネットを応用した公共イベント企画をプロデュースしたことが、ネットでの活動の出発点でした。しかし結果はご存知の通り。あるいはその未完の記憶が満ち足りない思いを私に残してしまったのか、ネットという愛すべきも、摩訶不思議で捉えようのないものに惹かれ続けてきました。リアルとネットが激しい火花を上げている今日。CNETでは、あらゆる前提や先入観にとらわれない視点から、BigBang的なIT論を展開したいと考えています。
ブログ管理

最近のエントリー

こういった記事は、あるいはCNETには添ぐわないのかもしれないのですが、昨年

ミャンマー(ビルマ)とNOVA問題におけるFacebookの力

という記事をここに書いた手前、そのまあ、後日談というか、継続した話として掲載するのをお許し願えればと思います。たまにはIT以外の話題もということで。苦笑。

--------------------------------------------------------------------

「写真物語? 宿命を背負ったアジア人女性 激動の人生 アウン・サン・スーチー」という番組がフジテレビ系で放映されたのは、昨年の10月の連休のことだった。アウン・サン・スーチーの波乱の人生を1枚の写真に象徴させて描くこの番組を、僕は偶然見ていた。アウン・サン・スーチー氏が偶然母親の看病に戻ったビルマで政治動乱に直面し、ついに彼女がイギリスに帰ることないまま、残されたご主人は亡くなってしまったという話までは聞いていたが、番組でコーナーの最後にアップされた写真は始めて見るもので、日頃ニュース番組で見ている彼女の厳しい表情とは全く違った、夫マイケルに寄り添う「普通の温和な女性」としての表情が、印象的だった。

だが、それはそれで、その番組を見たこともしばらく脳裏から離れていた。10月の終わりに、大学同窓のMLでビルマ関連のコミュニティをSNSに立ち上げたことを告知すると、マスメディア関連含めて多くの友人が関心を示してくれたのだが、その中のある友人からメールが届いた。それは、アウン・サン・スーチー氏をよく知る人物を知っているので、会って見る気はないかというものだった。
どんな方かと聞くと、彼自身ももう何年も会っていないし、そうした話を昔ちょっと聞いただけなのでよくわからないと言う。詳しい経歴もよくわからない。ただ、最近その方がテレビでアウン・サン・スーチー氏関連の番組に出演したという。お名前は、宮下夏生(みやしたなつお)さんとおっしゃるそうだ。何分にもそれだけの話しかわからない。茫漠とした話ではある。友人に、すまないけれどもう少し確認してもらいたいと一旦返信した後で、頭にフラッシュバックが走った。

「写真物語?」で、あの写真をお持ちになり、番組中でアウン・サン・スーチーのロンドン時代の話をされていた女性。それこそが、あの宮下夏生さんではないか!僕はすぐに友人に連絡を取り、宮下さんにお会いして詳しいお話を聞ける機会を頂けるよう頼んでもらうことにした。
自分の心に深く残っていたのは、いつも戦場にあるように厳しい表情で演説を行う、繰り返し流されているアウン・サン・スーチー氏と、宮下さんがお持ちになった柔和な若い彼女の写真とのギャップの深さである。アウンサン将軍というビルマ建国の父を持つ彼女は、それだけで生まれながらの「選ばれた人」であったが、番組中で宮下さんは、英国でのスーチー氏はそれとは全くかけ離れた人であったとも話されていた。だが宮下さんの話は僅かな時間しかオンエアされなかった。どういう状況で、どのような過程を経て彼女の表情があのようなものになっていったのか、そしてあの立場に立つに至ったのか、詳しく宮下さんにお聞ききしたいと思った。これも縁かもしれないとも思えた。

宮下さんには、マスメディアの取材ではないこと、お聞きした内容はもしかしたらブログでしか発表できないかもしれないこと、そして関心を持った理由について書いたメールを送ってそれでも快く了承をいただいた。インタビュー記事は、以下のリンクから私のブログに掲載しているので、ご関心のある向きはお読みいただきたいと思う。

アウン・サン・スーチーという意志-----序章 「写真物語?」(BigBang)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー