今月で、このブログも終わってしまうんだなーと思いつつ、記事のバックアップをまだ取っていない状態です。
概要
昨晩、Twitter上の会話を途中からでも前後のポストを追跡して見ることができる「TwitTalk」を公開しました。
「会話の流れ」というのを認識させてるつもりですが、言語を解析しているわけではないので、正確に流れを認識しているわけではないです。
これの特徴は、会話の前後が見れるところです。従来では、Reply(返信)を追うことでそのポストより前のポストは取得できましたが、今回はそのポストより後のポストも取得して表示するところです。
また、枝分かれした会話も認識しますので、関連する「会話の流れ」が複数の場合はその始発点を選ぶことができます。
TwitterのAPIを触ってみようかなと思い、勉強がてら1日で作ったものなのでまだまだ期待通りに動作しないですが、よろしくお願い致します。
注意点
- 正確に会話の流れを認識しているわけではないので、関係ない発言が表示されることがある。また、関連する発言が表示されないこともある。
- 会話の始発点から辿ることができない。(=必ずReplyで他のポストと関連している必要がある。会話追跡なので2ポスト以上の関連が必要。)
- 10日以上前の会話については処理できない。ただし、一度表示した会話はデータベースに会話の流れが保存されるので10日以上経過しても処理できる。
- ツイートを非公開にしている場合は処理できない、もしくは会話の流れから欠落する。
デモ
「TwitTalk」 - Youtube動画による説明があります。
使用例 「13904514646を基準に会話を表示 - TwitTalk」
TwitTalkトップにあるブックマークレットを使用すると便利です。
Togetterとの近似と差異
Togetter、TwitTalkはどちらもTwitterのポストをまとめてくれるサービスです。
Togetterは、人間がポストをまとめるので、余計なポストが入らないことや、3人以上のポスト・意見をまとめるのに非常に便利で柔軟です。
一方、TwitTalkは3人以上の発言や、Reply(Mentions)がないポストなどをまとめる事ができず、稀に関連の無いポストが入ったりしますが、会話のまとめを瞬時に自動生成するので手動でポストをまとめるTogetterよりもカンタンで早いです。
一長一短ですが、例として
「 ユーザの自由、作者の自由」 - 夜フクロウの作者さんと、夜フクロウのユーザさんのやりとり
などでは、Togetter版とTwitTalk版で、同じように会話がまとまります。このような場合はTwitTalkのほうが早く生成できます。
(@t_hisashi さんが、返信?にReply(Mentions)ではなく非公式RTを使う方なので、TwitTalkで追えていないところがあります。非公式RTはあくまでも独り言です。)
TwitTalkは、Togetterのようにタグを付けたりコメントしたりする機能がないので、会話の流れを可視化できるという機能に絞り込まれます。
僕も、Twitterでの返信は非公式Retweetではなく、Reply(Mentions) を推奨します。Twitter上で、Replyによる会話が増えればTwitTalkの機能が発揮されます。非公式Retweetは、コメント付きRetweetと考え、相手への返信ではありません。単なる自分のコメントとして識別されます。
(さて、TogetterでTwitTalkのXML出力を読んでもらえると連携できる……という夢をみたい。)