お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

みんなに知ってほしい「セキュリティキャンプ」

2008/09/08 18:04
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

石森 大貴

Webサービスやインフラ、セキュリティに触れながら気になる情報をお届けします。 ※旧「元現役高校生サーバー管理者の考察日誌」を改め、「isidaiの考察日誌」にしました。
ブログ管理

最近のエントリー

 みなさんこんにちは!!^^

 今日から月曜日。一週間の始まりでしたが残暑厳しい中体調を崩されては居ないでしょうか?僕は今日保健室のお世話になりました。爆 読者の皆様もどうかご自愛ください。 

セキュリティキャンプの話 

 みなさん,「セキュリティキャンプ」もしくは「セキュリティ&プログラミングキャンプ」って聞いたことありますか?同キャンプはJIPDEC(財団法人 日本情報処理開発協会) やIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催し,共催に経済産業省,後援に文部科学省らが協力して行われる合宿形式のイベントです。セキュリティ&プログラミングキャンプのサイトはコチラです。僕らキャンプ関係者は「キャンプ」だとか「セキュキャン」でこのイベントだと通じるはずです^^; 僕は今年セキュリティコースの講師補助として参加しました。今日はそんなあまり知られていないセキュリティキャンプについて書こうと思います。

どんな合宿なのか 

 キャンプは2004年から変わらず合宿形式です。最近は幕張のOVTA(海外職業訓練協会)を会場に4泊5日で22歳以下の学生・生徒が集まってセキュリティやプログラミングに関する講義を受けたり,実習や企業見学,グループワークなどを行っています。 

審査について 

 僕は審査について一切触れていないのでなんとも云えませんが,結構厳しい審査をされると思います。キャンプの目的が若年層の優秀な人材の発掘・育成やセキュリティ意識の向上などですので,意欲的に活動できる必要があります。(キャンプに応募する時点で意欲的な活動ですよね 0^^0) 

 かといって,審査に通過するのは「スゴイやつ」だけじゃないのを忘れないでください。セキュリティ意識の向上が目的なんですから,必ずしも事前知識があふれるくらい無いといけないわけではありません。キャンプ2008では,初めてLinuxをコマンドで操作するという方も居ましたし, プログラミングコースにおいて,プログラミング経験が少ない方も居ました。それでも審査に通過するんです。やっぱり必要なのは意欲とか熱意とか,日々のネットや業界に対する視点なんじゃないかなと思います。反面プロぃ人もいっぱい居ましたよ(笑)

キャンプは無料なんです 

 「幕張まで(金銭的に)往復なんて出来ないよ…」というアナタ!!安心してください。キャンプは往復の交通費・宿泊費・全日程の食費・機材使用料・テキスト代など費用は主催者側が全額負担してくれます。

企業見学と特別講義 

 キャンプはずぅ〜っと話を聞いてるわけではないのです。むしろ実習のほうが多いので楽しい5日間だと思います。そんな5日の間には「企業見学」と「特別講義」なる美味しいイベントがあります。

 企業見学では,ラックもしくはドワンゴを見学しました。

 特別講義では,ハイテク検事 大橋充直氏もしくは株式会社はてな 執行役員CTO 伊藤直也氏のお話を聞くことが出来ました。(コースによりどちらかしか見学・聴講できません)

講義科目 

 講義科目詳細はコチラをご覧になってください。僕はサーバークラスとハニーポット選択を担当しました。 たとえばサーバークラスの「DNSサーバのセキュリティ」では最近話題になったDNSキャッシュポイズニング(DNSキャッシュサーバーのキャッシュを不正に汚染・書き換える攻撃)などを実習を通して攻撃の仕組みや対処(防止)方法を学べますし,ハニーポットでは実際に攻撃されたサーバーを分析してどういう状態で攻撃され,何をされたのかを参加者みんなで分析してホワイトボードに書き出して攻撃者の行動を推理するなどの実習を行いました。

スゴイ講師陣 

 現在業界で活躍する方々が講師を務めています。(一覧はコチラ

 2008年は実行委員長を三輪信雄氏として,セキュリティコース主査は園田道夫氏,プログラミングコース主査は吉岡弘隆氏でした。  キャンプ卒業生からチューターを経て講師になった方も居ます^^ 参加者より講師の方が若いなんてこともあります。 

キャンプのあとは 

 キャンプのあともキャンプ自体の繋がりは途絶えません。Wikiやメッセンジャー・IRCなどで連絡を取り合う日々です。参加者同士だけではなく,講師陣やチューターとも頻繁に連絡を取る方もいます。そして,キャンプで出来た仲間は,今まで一人で活動してきた人や周りにネットワークの濃い話をできる友達がいなかった人達で結ばれ,大きな成果となることがあります。起業された方もいますし,僕はキャンプで出会った人とAbelProjectというプロジェクトを立ち上げて共同で何かを開発する日々を送っています。 

参加を考えている方へ 

 「え,なんかいいなぁ」と思った22歳以下の方!!(多分)来年も実施されるので,募集が開始されたら是非応募してください!行くか行かないかは応募して,審査に通過してから考えるべきです。まずは応募してみてください。(審査に通過した後でも参加辞退できます。) すごく刺激的な5日間を過ごせることを保証しますよ。

さいごに

 僕はセキュリティコース担当だったので今回はセキュリティコースの事しか書けませんでしたが,プログラミングコースはカナリ盛り上がった様子です。セキュリティは何かを守り,プログラミングは何かを作る。全く逆方向の分野に思えて,実はとても深い繋がりがありますよね。あくまで僕の見方ですが,プログラミングは武器にも盾にもなるんです。セキュリティはプログラミングで出来た武器と盾を上手く使ってネットワークを効率的に守っていく分野なのでしょう。

最後までご覧頂きありがとうございました。 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー