早いものでもう年末ですね 先日家の照明から出火して一時期電気もテレビもつかない状態が続きましたが「いつも当たり前だと思っていることは実は当たり前ではない」ということを身を持って体験しました たまたまその部屋にいたのですぐに消火できたために被害は最小限で済みましたがもし外出していたらと思うとゾッとしてしまいます
火災には十分にお気を付け下さい!
14日発売のAERA(アエラ)にレバレッジシリーズなどの著書で知られるミリオンセラー作家の本田直之氏と小職の対談が4Pほど掲載されております
テーマは仕事術です ぜひご覧ださい
その中で新・プラットフォーム思考についても語りました。自分ひとりで頑張るのではなくてまわりを育てることによって自身もまわりの力を借りて成長していく生き方があるではないかということです。
いわゆる自前主義ではない生き方、例えれば舞台のスターを目指すだけでなく(もちろんスターになれる人は目指すべきでしょう)名バイプレーヤーとして自分を中心としたプラットフォーム全体を成長させていく、という新しいリーダーシップの考えです。
この考えはそもそも最新の経営戦略論として米国で注目されている、マルチサイドプラットフォーム戦略論を個人に応用しているものです。
弊社(株)ネットストラテジーの共同代表パートナーであるハーバードビジネススクールのハギウ準教授、ならびに私も参画している米国コンサルティング会社MPDのシュマレンジー博士(前MITSloanスクール学部長)などが世界的な権威です。
Hagiu博士との共同研究の中で導き出した「グーグル 楽天 任天堂 NTTドコモ」などの勝ち組企業に共通するであろうと思われるリーダーシップの考え方 思考法をまとめたのが この「新・プラットフォーム思考」というものです。
以前このブログでもご紹介したのですが 楽天は決して自社のモノを商品として楽天市場で売っているわけではないのです あくまでも商店を自社の「場」「舞台」(プラットフォーム)に参加してもらう(提携=アライアンス)ことによって、自社のエコシステム(生態系)を構築しています
Googleも検索結果のページは当然Googleが作っているわけではないのです。
このプラットフォーム型ビジネスとは決して目新しいものではなく、築地市場やショッピングモール、合コン、婚カツカフェ、クレジットカード、Twitter、SNS、プレステ、Wii、imode、おサイフケータイなど多数身近にも、そしてかならずしもITに関係しない分野でも存在します
簡単な例でいえば 合コンや婚カツカフェです!
男性というグループと女性というグループ この二つのグループを同じ「場」「舞台」に載ってもらう(提携=アライアンス)ことによって合コンは成立します
このとき実は幹事は手間がかかりますがその分もっともトクをするのです。
すなわち自分がモテ系でなくてもイケメン君や人気のある女性に参加をしてもらえば多くの人に合コンに参加をしてもらえる可能性が出てきます。
そしてもしうまく成功すれば評判がたち、次回はもっと多くの人が参加してくれるようになるでしょう。(外部ネットワーク効果=クチコミ)
またすべての人のメルアドを知っているのも幹事だけでしょう。誰を呼ぶかを決めることができるのも幹事です。料金や場所や時間を決めるのも幹事です。
いつかは理想の人に巡り合える可能性が高まるかもしれません。
実際個人のキャリア戦略としてもこの 新・プラットフォーム思考は有効です。
具体的な成功例としては、個人で勉強会を主催し、わずか半年でベストセラー作家になった方も誕生しています。
美崎栄一郎さんは大手企業のサラリーマンですが会を主催してわずか半年で「結果を出す人」はノートに何を書いているのか、をベストセラーにしました。
元国会議員秘書の鹿田尚樹さんも書評ブロガーとして活動をはじめ、約一年前に読書パーティや著者を読んでの勉強会を開催し、いきなりダイヤモンド社から「大事なことはすべて記録しなさい」を出版されベストセラーになっています。
リクルートのサラリーマンである千葉智之さんも数多くのパーティ、勉強会を主催し「出逢いの大学」というベストセラーを生み出しています。
この三名の方の主催する勉強会は一部では「3大ビジネス書勉強会」といわれているそうですので興味のある方は参加してみてください。
誰もはじめからすべて一人でできるわけではありません。たった一人の想いが二人三人とまわりを巻き込むことによって次第に大きなプラットフォームが出来てくるのです。
プラットフォーマー(主催者)の最大のメリットは、最新のマーケティング情報を取得できることでしょう。どういったことに人々の関心が高いのか?という最新情報をいち早くキャッチできるのがまさにプラットフォーマーなのです。
一旦自己のプラットフォームが成功すれば、人々の関心の高いモノやサービスを自ら行うことによって高い粗利益を生むことができます。コンビニのプライベートブランドや楽天がポイントによって楽天市場の会員を自らの証券会社や銀行業へ誘導することによって利益を上げていくのが実例でしょう。
しかし一旦成功しても、ゲーム機のプレステやWiiなどの戦いの歴史やMIXI Gree DeNAなどのSNSの戦いからわかるように常に進化をしていく必要があり、また下克上の大戦争でもあります。栄枯盛衰なかなか勝ち続けることが難しいのです。
Greeが高い収益性を誇っているのもゲームを自前で製作していることが一因です。
しかしやがてこのモデルも限界が来ることはこのプラットフォーム戦略のケースを学べば自明でしょう。
ここで得た利益を次にどういかすか?という展開こそがキーになるでしょう。
プラットフォームに参加する企業としても安易にプラットフォームにのってはいけないのも事実です。
これは「プラットフォームの横暴」として以前ご紹介しましたが、突然ルールが変更されてしまう可能性があるからです。
詳細はここでは述べませんが合コンの幹事が場所や時間、参加料を変更できることを考えれば明らかでしょう。ではどうすればよいか? これはまた別途書きたいと思います。
ということでここからは宣伝で恐縮ですが、
今回18日(金曜日)から20日(日曜日)の3日間だけ 新刊(4冊目の著書)発売の記念として、朝日新聞出版様がアマゾンキャンペーンをしてくださいます!
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詳しくは朝日新聞出版の
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以下概要です
12月18日発売
新刊「たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考」(朝日新聞出版)
平野敦士カール著
内容:
億万長者のビジネスモデル
駿台1位の英語勉強法は英語ノートだった!
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特典1 ミリオンセラー『レバレッジ』シリーズでおなじみ
“本田直之氏VS平野敦士カール氏”の対談PDF
(12月14日発売のAERAに掲載予定のインタビューの別のバージョン!超レア)
特典2
『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』美崎栄一郎氏、
『大事なことはすべて記録しなさい』鹿田尚樹氏を交えた
「新・プラットフォーム思考で、サラリーマンがわずか半年でベストセラー作家になれたわけ 」鼎談PDF
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NTTグループが運営するネットスクールN-Academyで開講する
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では年末で忙しいと思いますががんばらないでがんばりましょう!
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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。