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ネットスクール時代は来るか?教育もプラットフォーム戦略が必要な時代へ

2009/11/05 05:54
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プロフィール

平野敦士カール

大前研一氏主催ビジネスブレークスルー大学教授・大学院、ハーバードビジネススクールで教えるコンサルティング会社社長であり著者である筆者の雑感 bit.ly/d8aFiq
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 最近はTwitterにはまってしまったのでブログを書く頻度が激減してしまったがひさしぶりに未来の教育に影響を

与えそうな出来事があったので備忘録としても書いてみたい

http://twitter.com/carlhirano

昨日NTTナレッジスクエアがブロードバンドを利用したネットスクールのグランドオープンを発表した

ようやく日本もブロードバンドを本格的に教育事業に利用する動きが出てきた

はたしてネットスクール時代は来るか?

学生の立場としては通信教育だと強い意志がないとなかなかひとりで継続していくのは難しいことは筆者も経験済みである

しかしインタラクティブなクラスであれば仲間と一緒に学べる楽しさがあると期待している

実務的な教育というプラットフォームの価値を決めるのは 講師陣、学生、そして企業という三つのグループがWINWINの

関係になるかだと考えている

なかでも最も重要なのは講師陣だ

しかし第一線で活躍する実務家はなかなか本業が忙しくて教育まで時間が割けないというのが実情だ

私はネットスクールの本当の価値はむしろ講師陣をプラットフォームに参加させやすいところにあると考えている

iモードや家庭用ゲーム機でもいかにキラーコンテンツ&バンドリングサービスを提供できるかが重要であったように

講師陣 そして学生、企業との交流がどれだけ活発化して いわゆる外部ネットワーク効果が出るかが当該プラットフォームの

成否を決めていくことになる

今回のラインナップでもミスターマリックから直接マジックを習う、パテシエの辻口博啓氏からお菓子づくりを習う

など多彩な授業があり、時間のないサラリーマンやOL さらには東京以外の地域に住まわれている方には朗報だろう

実は小職も ビジネス書の著者として講師をさせていただくのだが、なんといっても時間的制約が少ないのが講師にとっても

メリットが大きい

辻口氏も日中はなかなか時間がまとまって取れないがこうしたネットスクールであれば可能とコメントしている

実は学びのプラットフォームにおいて最も重要なキラーコンテンツは講師であるにもかかわらず第一線で活躍している人たちは

とても地方の大学等にいく時間的な余裕はないのが現状だ

ハーバードビジネススクールが世界屈指のビジネススクールとなったのも 教授陣、学生、そして企業 という三つのグループを

うまくプラットフォームに載せ、それぞれにメリットをあたえインタラクティブな交流が起きる仕組みを提供できたからだ

実に年間600億円近い寄付があると言われている

その仕組みはケーススタディに代表される企業を巻き込んだ極めて戦略的なプラットフォーム戦略にあることは意外に知られていない

学問研究の成果を学ぶことももちろん大切だが実践的なノウハウを学ぶことができるようになることも大学生き残りには必要だろう

その意味でもネットスクールはこれから地方大学や専門学校でも注目されていくのではないかと思う

この秋から小職は大前研一先生のビジネスブレークスルー大学院でも講師として経営戦略論をお話させていただく予定だ

現在ネットを中心としたビジネスブレークスルー大学も申請中であるがこれからの日本にとって実務家が教育に貢献する

仕組みとして非常に重要な存在になると期待している

大学も時代とともにその戦略を進化させていく必要に迫れてくるだろう

常に学ぶことは楽しい人生や高齢化社会にも必要不可欠なのだから

N−ACADEMY

http://n-academy.jp/teacher/

http://n-academy.jp/business/a_hirano.html

大前研一氏のビジネスブレークスルー大学院(BBT大学院)の無料インタビュー番組 http://bb.bbt757.com/passion-and-philosophy/1761.html

 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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