とても高給取りには見えない2人のサラリーマンが、庭付き一戸建てに総勢7人と1匹の家族を養って楽しく暮らす「サザエさん」よりも…
隣に越してきた野菜商のおじさんに牛乳運びの仕事を取られ、病気の爺さんを抱えて徐々に追い詰められる少年の悲劇「フランダースの犬」の方がリアリティを持ってしまう、この時代。
「残業するな!早く帰れ!仕事を持ち帰るな!」
「ただし、売上は上げろ」と言われる営業職と…
「あらゆる情報機器の持ち込み持ち出しは絶対厳禁!」
「USBメモリも差すな!」
「でも良いものを作れ納期を守れ!」と言われる技術者と…
「とにかくリスク回避だ!前例のない取引や小さな会社との取引はしない!」と判断する経営陣とで構成される、そんな国内企業が…
斬新なアイデアと強力なマーケティング戦略で復活した米国製新製品群や、なりふり構わない低コスト戦略と、驚くほどの高品質化で急成長する新興国勢力と戦わなければいけない、この時代。
このままでは間違いなく沈んでしまうこの国のビジネス。
立て直すために我々は一体何を考え、どうすれば良いのか?という問いに、簡単な答えはありません。
でも、一人ひとりの心構えというか、ビジネスに対するチャレンジ精神みたいなものを、皆で勇気を持って取り戻すことで、少しは事態を改善できるのではないでしょうか?
私が参加している非営利の任意団体「日本ITストラテジスト協会(以前はシステムアナリスト協会という名前でした)」では、2010年11月6日(土)に、「日本のビジネスよ、浮上せよ!」をテーマとしたオープンフォーラムを開催します。(私が実行委員長を務めております)
IT業界で暮らす我々が、日本のビジネス再浮上のために果たすべき役割とは何だろうか?そんなことを考える1日にしたいと思っています。
有料ではありますが、よろしければご参加ください。(ITコーディネータ研修ポイント付き)