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ウェブでサースでクラウドなのだ!

2009/12/28 09:12
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プロフィール

大家正巳

そりゃまあ色々ありますが、どうせ愚痴るくらいなら、いっそ書いて公表してしまおう!ということです。
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 10年ほど前。
 それまでクライアント・サーバ型が主流だったビジネス系システムの世界に突如「Web化」の流れが押し寄せました。

 「これからは、Webです!」
 各社の営業マンはそう言って新システムの構築を「Web環境」を前提として受注したものです。

 といっても、当時のブラウザの貧弱なUI(現在でも!?)ではとても満足のできるビジネスソフトウェアなど作れません。
 結局、構造的には完全なクライアント・サーバ型Windowsアプリケーションなのに無理やりActiveX化した「枠だけブラウザなんちゃってWeb」が流行ったりしました。

 「こんなのWebじゃない!そもそもWebにする必要もない!」
 と若かりし私は反発しましたが、

 「Webです!」 と胸を張る営業マンと
 「よしWebか!」 と安心する顧客の姿に
 「世の中って、こんなものなんだ…」
 と無理やり納得したことを覚えています。

 とにかく「流行りもの」に群がり、何もかも乗せてしまおうとする。
結果、世の中に「歪んだ製品」が満ち溢れても誰も何も言わない。

 これは業界問わず、この国のビジネスの「悪いクセ」のような気がします。(初期の「ワイドTV」などもその良い例ではないでしょうか?)

 今、私が強く不信感を持っているのは、今をときめくキーワード
「SaaS」と「クラウド」。

 もちろん、これらの考え方や環境に適合した製品やサービスは間違いなく存在します。選択肢が増えることはユーザにとっても良いことですし、様々なアイデアが生まれ、新しい「何か」を生み出して行く可能性にも期待しています。
 つまり、全く否定しておりません。

 でも、ね。
 どうしてこう、「何もかもぜーんぶ」雲の向こうに追いやって月額料金にしなければならないのでしょうか?
 企業の売上データや顧客データや会計データや給与データまで?
 定価数万円のパッケージ製品を、わざわざ手間隙かけて月額使用料制の仕組みにして?

 「機密データをよくわからない雲の先に置くなんて!」
 と拒絶反応してしまうのは、私が古風で頭の固い人間だからなのでしょうか?

 「定価数万円なら電器屋で12回払いで買えばイイじゃん!」
 と突っ込みたくなるのは、時代を読めない野暮天だからなのでしょうか?

 適材適所、向き不向き。
 私が言いたいのはそれだけなのですけれど。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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