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CNET Japan ブログ

プロジェクト・ギートステイト、始動します

2007/01/04 03:02
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プロフィール

ギートステイト制作日誌

2045年の日本を社会学や情報技術といった視点から描き出すプロジェクト「ギートステイト」。批評家の東浩紀氏、エンジニアの鈴木健氏、小説家の桜坂洋氏の3人が「未来」の制作過程をお伝えします(このブログの更新は2007年1月4日で終了しました)。
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このエントリーは、2006年12月23日の深夜0時(ファッキンXマス!)より2時間、2ちゃんねるの難民板、

http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1166886296/

において行なったギートステイト制作日誌最終回企画をまとめたものです。すでにネットでまとめられているかたもいるようです。気にせずこちらもまとめることにします。当初、VIPブログのように抜粋だけしようかと言っていたのですが、それでは芸がないので、東・桜坂両名によるコメント、解説をつけています。改行等の多少の整形、レスの漏れ等があることをご了承ください。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。皆さまとの対話によって、いろいろと不足がちな部分などをあらためて認識することができました。

■ 匿名性とギートの関係

76 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:15:24

>ぜんぜんオッケーだと思います。>二次創作
だそうです。

それにしても、一行レスで返してどうすんだ 笑>桜坂さん
話を盛り上げないといけないんで振りますけど、
今回こういう風に2ちゃんで最終回を展開しているのは、
いちおう本編のネタとも関係しているわけですよね?

82 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:16:54
いまのところぜんぜん考えてません>2ちゃんとCNET最終回の関係
でも、そう転がっていったら面白いですね。

102 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:19:45
いやいや、「名無しさん」ネタがあったじゃない?
ギートステイトの世界では、
かたちは変わっても2chみたいなものが
生き残っていて、
主人公のひとりはけっこう深くコミットしてるんですよね。

113 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:21:42
2chが30年後までつづいているかはわかりませんが、
(コミケもつづいたし、案外……という話もでました)
p2pを利用した匿名掲示板は将来もあって欲しいという
願望がわたしにはあります。

116 :炸裂するラファエ(ル)ロ的頭部 ◆FuCKYou/JI :2006/12/24(日) 00:22:39
なぜp2pなんですか?

129 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:24:23
>116
ホントに匿名だからじゃね

132 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:24:49
>116
現実的にそうならざるを得ないと思うのです。

136 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:25:31
>>113
>p2pを利用した匿名掲示板は将来もあって欲しいという願望

普通のネットでは匿名性が排除されてるって設定なんですか?
韓国ではそういう動きになってきているという話も聞きましたけど。

137 :田中 :2006/12/24(日) 00:25:32
桜坂さんはなぜ匿名掲示板が残って欲しいのでしょうか?
個人的な快楽からですか?
それとも新しい公共圏とかそういうものとしてでしょうか?

162 :antazm:2006/12/24(日) 00:30:28
匿名掲示板は残るのではないですか。
でも、それが何らかのムーブメントたりえたのは、
既存のマスメディアに対するアンチテーゼとしてだったのであって、
すでにWeb自体がマスメディアを超える媒体となった状況では、
たいした意義を持たないんじゃないですか。

165 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:30:48
>137
日本の掲示板における議論では、
反論が、その人の人格への反論という形をとることが多かったと記憶しています。
名無しというは、名前がないというだけではなく、
「そこに書いてある意見」に反論せざるを得ない。
そのことが重要なのではないかと思います。
だから、本当はIDとかトリップもよくないのですよね。

>146
レトロゲームは(課金された)エミュでできるんじゃないでしょうか。

189 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:35:14
>>165
匿名性の問題ですね。
僕も基本的に同じ意見。

他方
2045年の日本というか舞台となる「南関東州」では
リアルな空間は個人認証がはりめぐらされているわけです。

217 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:39:28
> リアルな空間は個人認証がはりめぐらされているわけです。

Nシステムやカードによる認証システムなんかじゃなく、
30年後にもなるとカメラからスキャナーに全て移行しているんじゃないですかね。

人面はともかく、車両なんてパターンが限られているのでスキャニングは
けっこう簡単。

232 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 00:41:26
法が社会を規定できる力ってドンドン弱まっていくような気がしてならない
環境管理型権力どうこうという話なんだろうけど。

243 :ein ◆LoFSlKpfQs :2006/12/24(日) 00:42:59
>>232
だったら監視が強まるってのはそれとは逆ですね

270 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 00:48:23
>>243
というか、法そのものを意識しないでもアーキテクチャが
無意識のうちにどこかで想定された規範を守らせるという話もあったのでは。
監視するのが人間内部の法律かアーキテクチャという違いで
監視するのには変わらないと理解していた

桜坂 「匿名の私」という概念は、わたしがむかしから持っている物語のテーマのひとつです。2ちゃんねるの将来に関心があるというよりは、物心ついたときからネットを使いこなしてきた世代が持っている「私観」みたいなものの象徴のひとつだからこそ関心があります。40年後の未来では、わたしたちが持っているこの感覚が、老人世代でもあたりまえのものになっています。そういう、一見地味な意識のシフトが、社会の見方を変えているんじゃないかと想像します。

2045年の世界で本当に匿名掲示板が残っているかどうかと言えば、それは可能性が低いと思います。しかし、この企画は、正確な未来予測を提示することではなく(これは小説企画ですし、そもそも僕は専門家ではないので未来予測の能力などありません)、一種の思考実験を通して未来への想像力を刺激し、現代社会の見え方を変えることを目的としています。そのときに、一方では物理的な生活空間において個人認証のネットワークが張り巡らされ、しかし他方で、ネットのコミュニケーションの片隅に、20世紀的な匿名性が残滓のように残っている、という対照性は面白いと考えました。

なお、環境管理の話はあちこちで言っているので、ここでは繰り返しません。僕の「情報自由論」を読んでみてください。

■ ゲームとゲームプレイワーキング

128 :しろうと ◆AUSirOutoE :2006/12/24(日) 00:24:16

>>113
ではゲーム機の40年後はどうでしょうか。
最近出たWiiのような変わったコントローラの次世代ゲーム機は
ゲームプレイワーキングの発想から見ると、どう思われますか。

ちなみに自分的にはゲーム機をリアルにするよりリアルをゲーム化
すればいいと思います。例えばゴーグルみたいなのをつけると、
駅で傘で素振りをしてる親父にはゴルフ場が見えているみたいな。

142 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:27:18
>128
これはけっこう話題になりました。

>ちなみに自分的にはゲーム機をリアルにするよりリアルをゲーム化
>すればいいと思います。例えばゴーグルみたいなのをつけると、
>駅で傘で素振りをしてる親父にはゴルフ場が見えているみたいな。

こういう技術はあると思います。

ただ、ゲームプレイ・ワーキングは、
むしろ実世界と連関がなさそうなゲームの外見に
しているから成立する
人間グリッドコンピューティングシステムなので。
仮想現実の話とは少しずれますが。

146 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:28:03
>128
これはこのあいだ週アスで話したことなのですが、
将来的に、リビングにはモニター(相当のもの)があるだけだろうと。
そして、カジュアルゲーマーなどがやるゲームは、その中にある
チップに集約されているだろうと。

一方で、ゲーマーと呼ばれる人たちは、専用コンソールを使って
その時代の最先端のゲームをしていると思われます。

152 :しろうと ◆AUSirOutoE :2006/12/24(日) 00:29:16
>>142
>人間グリッドコンピューティングシステムなので
なるほど、そういう意味ではPS3のCELLの
グリッドコンピューティング構想の方が近いのでしょうか。

170 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:31:29
>>146
>一方で、ゲーマーと呼ばれる人たちは、専用コンソールを使って
> その時代の最先端のゲームをしていると思われます。

そうなの?

僕があのときに考えていたのは、
カジュアルゲームもゲーマーも区別なく、
モニタ一台(PC付き)と
ブルートゥースの発展系かなんかで結ばれた
無数の多彩なインターフェイスというイメージでした。
ハンドルとかゴーグルとか。
内容は関係なく入力装置は多彩になると。

186 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:34:51
>170
リモコン(入力装置)だけ多様になると考えるのは、
いまWiiのリモコンを手にしたからで、出力装置も多様化する
可能性はあるなないでしょうか。

200 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:37:10
>>186
出力装置の多彩化はわかるけど、
ゲーマーしか使わない出力装置って
なんだろう。

211 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:38:46
>200
ゴーグル型モニタとか、震動を伝えるベストとか、三半規管に傾きを
伝える電極とか、いろいろあると思いますよ。

228 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:40:51
>211
ちょっと意地悪なつっこみだけど、
桜坂さんのモチーフとして
サイバーパンク的なガジェットから距離を取るというのが
あったじゃない?
ゲーマーの生活はけっこうサイバーパンク的なのかしら?

245 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:43:23
>>228
わたしは、ゲーセン行きたさに親の小銭をネコババしたときから
どちらかというとアーケード派のゲーマーなのですが、
サイバーパンクって、わたしが考えるゲーマー像とちょっと違うのです。
なにが違うのかな。
説明がたいへん難しい微妙な差異なのですが……。

294 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:51:41
ギートの雇い主はどのような設定でしょうか。
ギートがゲームをすることで収入を得るというのは、広告
(etc.韓国のプロゲーマー)という目的以外にちょっと思いつかない。
それともRMT型が前提であって、雇い主という発想自体そもそも
ギートステイトの考える未来像から遅れていますか?

328 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:56:45
>>294
SLでモノ造りして稼いでる人はいるんだけど、
結局SLの鯖代払ってるのは誰よって話になると
課金だけでは回ってなくて広告に今は頼っているはず。
2045年には課金だけで鯖が回るようになって
そのアーキテクチャ上で各々がモノ造りして金稼ぐ未来があるかもわからんね。
社会契約としての課金みたいな。

334 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:57:44
>>294
そうですね。
グーグルアドセンスに形式は近いと思います。
発注主がいて、そのときどきに時間を切り売りする人々がいて、
どこかの企業がそのマッチングをしているかんじです。

672 :cox ◆lT9dWn9DNo :2006/12/24(日) 01:56:22
>>669

GPWのイメージ(ソースコードの処理)が
まったく沸きません。

もう少し具体例ないですか?

691 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 01:59:01
>672
これはとりあえず架空の設定だと考えてください
GPWの原理を考えるには数論的に飛躍が必要だ、
と鈴木さんも言ってました

桜坂 上の東さんの問いですが、ゲームに熱中するというのは、一時的にせよ「ゲーム世界のルールに対し、自己を仮託するほど没入する」行為です。いくつもあるルールの中から、ひとつのルールをみずから選択し、選択したルールからはけして逸脱せず、そのルールの中で遊んだり技を磨いたりします。これは、東さんが書かれたポストモダン社会の二層構造に似ていると思います。ゲーマーは、ルールの選択によって内面の自由を得るかわりに、ルール群を支えるアーキテクチャに異論を差し挟みません。一方、サイバーパンクは、パンクというくらいで、1980年当時の社会体制に対する反抗的な姿勢や無言の怒りと無縁ではありません。サイバーパンカーは、往々にして、社会を構成するアーキテクチャと対立します。

サイバーパンクとゲームというのは一見親和性が高いように見えますが、その実、互いを支える思想的にはけっこう隔たったものです。ゲーム(をする人々)が表現する世界は、サイバー・ポストモダンだとも言えます。東さんが考えたGPWの概念は、わたしの持つゲーマー像と親和性がかなり高いです。わたしが持つゲーマー像については、格ゲー小説『スラムオンライン』に書いてあります。

■ バーチャル空間の可能性とSecond Life

143 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:27:25

セカンドライフがそろそろ日本上陸ですね。
以前は通信環境が悪くて、ヴァーチャルはダメでしたが、
新たな可能性が開けると思いますが。

172 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:32:22
>>143
セカンドライフは
興味あるんだけど、
アカウント取って、ガイダンス受けただけで
あとぜんぜん入ってません。。。。

ヘビーユーザーいるかしら?

174 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:32:42
>143
むかしハビタットってのがありました。
セカンドライフは、セカンドライフが提供するバーチャルな世界そのものの新規性が
薄れたときに評価しなければならないかなあと。
いまは世界を歩いているだけで楽しいけれど、いずれ、わざわざログインして
コミュニケートするよりは、直接チャットしようってなる人が出現するんじゃ

197 :cox ◆lT9dWn9DNo :2006/12/24(日) 00:36:24
secondlifeはオブジェクトを自分でプログラミングして作成できるので
geetにはオススメ。2007年はドップリ漬かる予定。

Second Life な日々。 | LSL 逆引き
ttp://secondlife.drops.bz/?eid=210129#sequel

202 :antazm:2006/12/24(日) 00:37:22
リアルをゲーム化するというモチベーションも、
それほど長くは続かないように思います。

205 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:37:39
かつてのヴァーチャルコミュニケーションは、コミュニケーションするのになんでわざわざ、
3Dniするの?ってなって廃れたわけですが、
今回は回線速度が早くなったのと、コミュニケーションでなく、市場原理が働いて言うことが
リアリティになっているんでは?お金稼いでる人が増えてるらしいし

227 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:40:36
>205
もし、バーチャルでお金を稼ぐことが目的なら、
ゲームプレイワークのほうがお金は儲かる、というのが40年後の設定です。
「市場原理が働くバーチャル空間」そのものにいまは新規性があると思います。

246 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:43:23
>もし、バーチャルでお金を稼ぐことが目的なら、
>ゲームプレイワークのほうがお金は儲かる、というのが40年後の設定です。
>「市場原理が働くバーチャル空間」そのものにいまは新規性があると思います

いや、お金を稼ぐことが目的でなく、お金を稼ぐことができる状況が、
リアリティを産んでいる。欲望を増殖させている。否定神学的欲望?

252 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 00:44:16
>>227
ゲームでお金を稼ぐこともほうが儲かるという思考は
時間当たりの収入が少ない人から、流れていくのかしら。

そう考えるとリアルに働いても稼げる人=携帯型ゲーム
ゲームプレイワーキングのほうでないと稼げない人=据え置き型

という売れ方をする過渡期みたいなものが存在するんですかね

256 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:45:22
>>246
second lifeを話題にしている人々と、second lifeのプレイに熱中している人が現状で違う
ということが鍵になるなんじゃないでしょうか。

266 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:47:23
バーチャルで稼ぐっていうのがイマイチ想像力の問題もあって判らない部分がある。
広告的な要素、企業広告に何らかのかたちで貢献することによる労働、
だけじゃないってことなのかな、やっぱり。
というかそう思いたいんだけど。

269 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:48:07
ネットは欲望を増殖する空間で、その欲望の元が
2ちゃんねるなどでは、「他者」であったのが、
セカンドライフでは、とうとう欲望の真打ち、所有=「お金」が登場しているところが新しい。

大手企業も、大金かけて、セカンドライフ内にパビリオンを作りだしているみたいですね。

277 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:49:24
>>266
SLの段階でそこはクリアされてる。
勝手に服とか飛行機とか作って売ってたりするし。
そこには広告は存在しなかったはず。

284 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:50:47
>>277
SL知らないから分からないんだけど(申し訳ない)、
それはリアルマネーに還元されるの?

309 :cox ◆lT9dWn9DNo :2006/12/24(日) 00:53:38
>>284

secondlife内通貨リンデンドルは、
日本語版がもうすぐでき、また
日本円に換金する予定のサービスも登場しています。

リンデンドル買取サービス試験運用のお知らせ - Second Life ウェブマガジン 「MagSL.NET」 セカンドライフ ゲーム
ttp://magsl.net/2006/12/post_20.html

363 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:01:39
実生活は貧乏で、
セカンドライフでお金を使う方が楽しいという時代が来るのではないでしょうか。

369 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:02:37
>>363
実生活の金とセカンドライフのマネーは変換可能です。

385 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:05:28
>実生活の金とセカンドライフのマネーは変換可能です。

セカンドライフ長者のニュースがあったけど、まだみんな転倒に
気が付いてないのではないかな。
実生活で金持ちをなることを目指すのが正しいとみんな思っているけど、
実生活は、セカンドライフでお金を使う方が楽しいという時代が来るのではないでしょうか。

たとえば実生活で話すよりも、2ちゃんねるで話す方が楽しい電車男のような転倒が
起こると思います。

393 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:07:19
>>385
や、その転倒は起きるでしょうが、
いままでの例を見る限り、一部の人に起き、次の世代は次のものを見つけて
いくという繰り返しのような気がします。

416 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:10:07
>や、その転倒は起きるでしょうが、
>いままでの例を見る限り、一部の人に起き、次の世代は次のものを見つけて
>いくという繰り返しのような気がします。

他者とお金以外の欲望の源泉は見あたらないと思いますが。
ネット上に、二つが上陸すれば、リアリティはネットに移ったといってもいいと
思います。そしていつもこの二つはヴァーチャル的、転倒するものですね。

429 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:12:57
>>416
あー、そういうことか。
いま、ネット上のバーチャルは新しいものと思われていて、
それゆえに参加されているかたも多いわけです。
将来的にバーチャルが普通のものになったとき、それでも
参加されるかたはいるんでしょうが、いま参加されている人とは
まったく別になると思います。

448 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:17:23
>将来的にバーチャルが普通のものになったとき、それでも
>参加されるかたはいるんでしょうが、いま参加されている人とは
>まったく別になると思います。

ネットの本質って、電車男にあると思うんです。
テクノロジーはいろいろあっても、結局、話し相手がいるから楽しい。
このレベルでは、実生活もネットも対して変わらない。

いまはネットの方が話し相手を捜しやすい。
セカンドライフの方がお金を使うのが楽しい。

この本質って、テクノロジーと関係なく、実生活、ネット、ヴァーチャルとか
関係なく、変わらないのかと思います。

468 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:20:17
>>448
現状のsecond lifeの本質って、ネットであることでしょうか?
ネット上のコミュニケートが重要であるなら、2chやSNS、メッセンジャーサービス
のほうが手間がなくていいと思うのですが。

489 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:23:00
>>468の話は
結局人間のフレーム能力の限界性みたいな話になるのかな。

ある程度の想像力の限界があるから(というかめんどいから)マルチタスクでやらないで
SL一本で行くとか。

494 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:23:43
>現状のsecond lifeの本質って、ネットであることでしょうか?
>ネット上のコミュニケートが重要であるなら、2chやSNS、メッセンジャーサービス
>のほうが手間がなくていいと思うのですが。

ネット初期に一時期、ヴァーチャルコミュニケーションVRCのブームがありましたね。
そのとき、こんなめんどくさいよりも、テキストベースのコミュニケーションが
早くて、おもしろいと、VRCは廃れました。

それがなぜ復活しているのか。所有=お金のリアリティが増している。
セカンドライフでは、コミュニケーションより、お金を稼ぎ、土地を買い、
買い物をする ことが楽しいのでしょう。

桜坂 『エロの敵』(安田理央・雨宮まみ)という本を読んだら、「Heaven」というネット創世記のアダルト掲示板の話題が出ていました。インターネットが存在せず、電話回線を利用して2400bpsとか4800bpsとかの速度で個人宅にあるPCにログインしていた時代の話です。「Heaven」は会員制の無料アダルト掲示板で、当然、20歳以上しか入れないところでした。当時高校生だったわたしは、身分と年齢を偽って会員となり、20歳以上と認定された人々とテキストのやりとりをしていました。あるとき、わたしははたと気づきます。「こいつら、本当に20歳以上なのだろうか?」いや、だって、わたしは高校生だし。本当は高校生とか中学生ばっかりで、全員が嘘をついて、ソープに行った話とかを創作で書きこんでいるのではあるまいか? バーチャルな世界のコミュニケーションを考えるとき、わたしは、いつもそのことが頭に浮かびます。

Second Lifeのようなバーチャル・コミュニケーション・ツールが本質的に持っているのは、そうした方向の可能性なのではないかと思います。バーチャル・コミュニケーションは、ある種の人々をまちがいなく惹きつけるでしょう。そしてその人々は、将来的に、いまSecond Lifeに注目している人々とは別種類の人になるだろうとわたしは考えています。

この流れを読み返して思いましたが、GPWのイメージ、Second Lifeに近づけて捉える読者さんが多そうですね。しかし、それは違うのです。

上を補足しておくと、僕はいまのところ、Second Lifeは(というか、その出現がすごいすごい、と語っている言説から判断するかぎりでのSecond Lifeは)、社会に大きなインパクトをもつサービスだと思っていません。僕がGoogleやWikipediaに興味があるのは、それがコミュニケーションの形態や知識の形態そのものを変えてしまうからです。それに対して、Second Lifeは、単純にひとびとがいままで行ってきた社会生活を別の場所でできるようにした、というそれだけのような気がします。少なくとも、いまひとびとが話しているのは(億万長者が生まれた、大企業が記者会見を開いた)、そういうインパクトです。むろん、そこには巨大なビジネスチャンスが眠っているのでしょうから、マスコミが騒ぐのはわかる。でも、個人的にはまだ重要性がよくわからない。GPWは、「現実の社会生活を仮想空間でできるようにする」技術ではなく、「社会関係の仮想的な処理をバックグラウンドで行うことで現実の社会生活を変えてしまう」技術として想定されています。

それと、あと、前の要約のほうに入ってしまっているけれど、coxさんが異議を呈されたGPWの「理論的裏付け」の件。前述のように、ギートステイトは一種の思考実験ですし、論文ではなくエンターテインメントです。「現実味がない仮定だと冷める」という反応もあっていいと思います。そのリスクは認識したうえで、仮定の話を入れようという意図です。

■ ロボットとAIの未来

241 :しろうと ◆AUSirOutoE :2006/12/24(日) 00:42:48

>>189
>リアルな空間は個人認証がはりめぐらされている
人間に近いロボットが認証をすり抜けるような事態は生じますか。

253 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:44:57
>241
人型ロボットが2045年に普及しているかどうかは、
考えなければならないんですが
まだ結論を避けてます。
たとえ普及しているとしても
どう使われているか考えると
凡庸なアイデアしか出てこない。
介護と性関係でもっともニーズが出そうだけど。
それだけじゃ面白くないんだよなあ。

264 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:47:13
AIの発展は、かつて「宇宙開発はこれくらい進むんだ」と思われたのと
同じくらいのかんじで遅れると思います。
一方、人々の生活を物理的に助けるロボットは普及するんじゃないでしょうか。

アンカ忘れた。

268 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:47:56
どうでもいいが早くロボットとヤれるじダイがきて欲しい

271 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:48:31
強いAIの誕生は想定していません。
あと、話は変わりますが、人工子宮も想定していません。

なんでこのふたつを並べるかというと、
2045年の世界においても、
1.人格と呼べるのは人間だけ
2.人間は人間からのみ生まれる
の条件が変わっていないということです。

この2つが変わると
情報技術がなんとかとかいったレベルを
超えた変動が起きると思います。
今回の企画はそれとはちょっと違うんで。。。

276 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:49:21
>>271
>2.人間は人間からのみ生まれる
クローンは?

280 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:50:06
>>268
最近、フィギュアの弾力化・人肌化が進んでいるので
5年後には可能になると思います。
ただ、性器をリアルに作るとわいせつ物にあたるそうです。

そのため、完全なダッチワイフや人型ロボットは製造不可能ということになります。

291 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:51:27
>276
クローンも、
代理母を使っているかぎりにおいて
人間から生まれます。
クローンはそんなに大きな変動ではないと思う。

純粋に体細胞遺伝情報から
人間が誕生するようになることはないということです

375 :木棚 ◆mNsuNAqD0A :2006/12/24(日) 01:03:34
>>280
ソニーがロボットを作るときに
ローマ教皇に許可を取ったとかいう話を思い出しました。
キリスト教的には、人間に似た生物を作り出せるのは創造主(神)のみだとされるので
人間が人間に似た生物を作り出すことがどこまで宗教的に許容されるのか?
という問題は、大きい気がします。世界三大宗教はどれも偶像崇拝を禁止してますが、
それを拡大解釈すると、イスラム教みたいに人の姿をした絵や彫刻をすべての禁止になるので
工学の進歩と共に、時代に合わせて宗教も変わって来たのだなぁと思います。

この点については上記のとおりです。人工知能や生殖技術の進歩が人間の人間性を脅かす、と20世紀後半はさんざん言われてきたわけですが、実際にはまだそれほどでもないし、2045年でもその条件は変わらないと思います。ロボットは登場させてもいいけれども、それは便利な家電でしかないだろう、というのが僕の考えです。とはいえ、画期的に便利な家電なのかもしれないし、それはそれでひとびとの生活を変えるでしょうが。

ギートステイトには入らない話ですが、元スレを見ると、なんか妙にみんな関心がありそうなので(笑)、エロネタのほうも答えておきます。2045年には、確かに男性用の性的愛玩用ロボットの性能はかなりのところまで行くでしょう。ただ、その出現は、セックスのユートピアの出現は意味しないと思います。たとえば、ロリータロボットなどはまず開発されないと思う。児童ポルノの単純所持が禁止されるであろう時代に、そんなものが販売されるわけがないからです。つまりは、性愛玩用のロボットが現れても、AVの出現と同じていどの変化しか引き起こさないのではないか(それはそれで大きな変化のような気もしますが)。ロボットにならなんでも好きなことをできる、という状況にはならないと思います。

■ テキストの統一

283 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:50:39

漢字廃止論者とかいますけど、将来どうなると思いますか?
情報化=合理化だとすれば、今後ますます独自の文化とかが
経済原理からすれば大いにノイジーになったりして、
文化を守るぞ的な運動があちこちで起こるような。
ギートではそこら辺は扱いますか?

300 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:52:38
>>283
あー、これ、このあいだ話しましたね。東さんお願いします。
漢字は廃止されなくとも、送り仮名とかなにを漢字にするかとかの
ルールは定まっていくんでしたっけ。

302 :awacha:2006/12/24(日) 00:52:45
>漢字廃止論者とかいますけど、将来どうなると思いますか?
ふと思ったのですが、今でも中国語圏がめちゃくちゃデカいので今後も残りそうな気がします。
むしろさいたま市とかもむしろ意外と漢字にされてそうな気さえします。
って、それだとなんかまんま攻殻機動隊ですね(笑)

348 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:59:30
すみません
早すぎて答えが間に合わない

漢字についてだけど
検索効率や出版効率を上げるために
日本語の表記の混乱がかなり
大幅に整理される可能性はあると
思います

たとえばいまは
ひらがなとカタカナの選択とか
送りがなとか
「たとえば」と「例えば」とか自由だけど
そこらへんは統一される可能性がある

というか統一してほしい
まじで

379 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:04:09
>>348
中国の普通話っぽくなるんですかね。
今の中国語って、発音を全てアルファベット(ピンイン)で指定して
一文字一発音にしちゃってる。漢字も簡略化。
んで、発音に合わせて、文字の統合とかもやってて、
漢字は表意文字なのに、表音文字化してる。

ま、日本語の雑然さはひどいので、
右の人が弱ければ、なんとか整理されるでしょう。

397 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:07:48
国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、
人口は2050年(平成62年)には、約1億59万人。
その時点での65歳以上人口の比率は35.7パーセント、
14歳以下の年少人口の比率は、10.8パーセントとなることが推測されています。

となると、
ティーンエージャー向けの出版物は部数的に商売にならない
→世界市場向けとなる
→年少者から急激に英語メインの生活となる

つまり漢字は廃れるのでは。

僕の考えは上記のとおり。元レスでは「表記の乱れや自由が文学性では」みたいな書き込みがありましたが、そもそも僕たちがいま使っている日本語だって、言文一致以前からすればきわめて貧しく、標準化された人工的言語です。言葉というのはきわめて適当なもので、新しい技術や政治的な環境が現れればすぐ表記は変わるし、それを否定する根拠はない。僕は、日本語の表記はいまあまりにもいいかげんなので、コンピュータでの使用を前提にしていろいろ標準化していいと考えています。

ちなみに、なんでこんなことを言うかというと、僕は、論壇誌や文芸誌からサブカル誌、IT業界誌まであちこちで仕事をしてきたため、その各業界ごとの用語用字の統一がいかに恣意的なものか、身をしみてわかるからです。『』と「」の使い分けからして、違うんですよ。これは単に不合理です。

■ 通貨とポイントの変化

286 :しろうと ◆AUSirOutoE :2006/12/24(日) 00:50:56

>>271
では他の制度を質問します。ゲームで稼ぐのは「お金」でしょうか。
楽天ポイントのような地域(?)貨幣は単一貨幣を脅かしますか。

315 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 00:54:49
>>286
なんかわたしのレスポンスが早いのでわたしから。
これは東さんが言われたことです。
将来的には、ポイント≒貨幣が林立していて、もちろんポイントも
実質的に貨幣として扱われているはず、だったかな?

324 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:56:18
>>315
ポイントは貨幣と変換できるんだから、基軸通貨が全てでしょうね。

325 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 00:56:29
>286
無数の企業が無数のポイントを発行しているとともに
セキュリティそのほかの理由から
現金取引の大部分が電子マネー化している
また、さまざまな権利が
証券化され売買されている世界を想定しています

したがって、
法定貨幣と
それ以外の類似物の差異はほとんどなくなっていて、
各人は、
日本円でいくら
ユーロでいくら
元でいくら
楽天ポイントでいくら
なんとかポイントでいくら
どこどこの株でいくら……
みたいなポートフォリオで
貯金をもっているのではないかと思います

ゲームプレイワーキング(面倒なので以下GWP
でやりとりされる貨幣も
複数でしょう

335 :名無し草 :2006/12/24(日) 00:57:52
>324
>325
ポイントって、ある日突然、法廷貨幣や基軸通貨との交換が禁止されたりしそうでない?

336 :オレンジ卿 ◆COtp.o2Z0E :2006/12/24(日) 00:57:58
>>325
それってハイエクの貨幣発行自由論みたいな話ですよね。
それってうまくいくんでしょうか?

358 :awacha:2006/12/24(日) 01:00:59
>ポイントって、ある日突然、法廷貨幣や基軸通貨との交換が禁止されたりしそうでない?
EdyとかSuicaが企業の信用で成り立ってるのを見ると意外とそうでもない気がするんですが。
まさかJR東日本が突然やめるってことはなさそうなわけで。
もし仮に現生並に流通するようになれば円を持たなくても円相当のSuicaでどうとでもなりそうな感じがします。

368 :オレンジ卿 ◆COtp.o2Z0E :2006/12/24(日) 01:02:28
さっきの貨幣が自由に発行されるという話もそうだけど、
ギートステイトは経済学的な部分に関して詰めが甘いという印象だね。

たとえばニートっていう存在は不景気だから生じてくるんであって、
景気が回復すればニートは激減すると経済学者からは言われているけど、
ギートステイトの世界では長期にわたってニートが存在してそうな印象だし。

386 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:05:41
>358
いやむしろ、止めさせられることはないの?

JR東日本の経営状態が悪くなるー株主総会で決定
投機マネーとかで混乱するー日銀が決定

とか。なんか勘違いしてる?

401 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:08:43
>>386
あるかもね。
貨幣が多元化するってことは、
ひとつの貨幣の通用を停止することに対しても
ハードルが低くなりそうだし。

株のリスク分散みたいに、
保有通貨(ポイント含む)についても
多種併用でリスク分散することが推奨されるのかも。

417 :オレンジ卿 ◆COtp.o2Z0E :2006/12/24(日) 01:10:08
>>401
だから国家みたいに極端に信用度が高いところじゃないと、貨幣なんて発行できないんだよ
JR程度の信用度じゃ、貨幣発行なんて無理

420 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:11:22
>>417
基軸通貨以外は全て互換通貨。
常に日本の基軸通貨はエン。

428 :オレンジ卿 ◆COtp.o2Z0E :2006/12/24(日) 01:12:57
>>420
互換通貨って、結局その企業の株式を持ってる状態と変わんないじゃん。

要はゲームをすると、報酬として企業の株券がもらえるわけね

これもとくに上記に付け加えるところはありません。「ギートステイトは経済学的な部分に関して詰めが甘いという印象」という非難が寄せられていますが、しかし、そもそもギートステイトってまだコミケ本と制作日誌しか発表していないんです!(笑) 注目されているのは励みになるので、精進します。

桜坂 不完全版を発表しユーザーの声を集めることによってWindowsは発展したと言われています。一方、わたしたち小説家は、完成した作品を発表してそれで終わりとするのが常です。ギートステイトのようなクリエイティブ作品でも、ユーザーの声を集約し、作品の質を向上させることははたしてできるのか? それはどうやったら実現できるのかということを東さんと何度も討論してきました。まだ試行錯誤段階ですが、おぼろげながら、なにか見えてきた気もしています。

通貨については、鈴木さんが以前考えてらした伝播投資貨幣は40年程度で実現するのか、しないのかということが焦点となっています。いまのところ、40年では到達しないのではないかという見方が有力です。

■ 未来の経済

423 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 01:12:12

経済の話が出ていますが、
これは僕が予測しようと思ってできるものではな、
普通に予測書など参考にしてます
いずれにせよ、
2045年までの景気循環などわからないのでく

政治についてですが
政治はむろん大きな役割を果たしています
ただ行政の機能は
かなり民営化されていると予想してます
それにしたがって
政治的決定で決まることの範囲も
小さくなるはずです

教育は……かなりラジカルに
変わっているかもしれませんね
教育の基本は
1.知識の伝達
2.人格の涵養(規律、友人関係含む)
だと思うのですが
1.はネットでもできそうだし
2.は社会のリスク感覚が変わると難しくなるかも

438 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:15:14
>>423
教育に関して
「知識の伝達」はあんまり重要視されなくなるんでは?

440 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:15:34
>>423
『ウェブ人間論』で梅田望夫が
人間の「頭の良さ」は内部記憶に蓄積する能力から外部記憶を操る能力(ググる能力)
へと移り変わるという話をしてたけど
教育に関してもそういうリテラシーをつけるというイメージ?

442 :かんせん :2006/12/24(日) 01:16:06
>ただ行政の機能は
>かなり民営化されていると予想してます
>それにしたがって
>政治的決定で決まることの範囲も
>小さくなるはずです

ということは、民間企業が、主導権を強めていくということですよね。
ならば、民間企業は、「大文字の他者」となり得て、それが、新形態の
行政として機能するとは考えられないのでしょうか?
いつでも検索が可能→検索技術や応用なんかの訓練が重視されいそう。

449 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:17:23
>>438
「思考力が何よりも重要」であることに人類がいつか気づくことを願う

466 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 01:20:08
>440
ちょっと話が変わりますが
人間は外部記憶に頼ることで
頭がよくなるのか悪くなるのかというのは
新しい技術が出ると必ず出てくる話題ですね
(これはデリダのエクリチュールの問題ですが)

2045年の世界で
ひとが日常的になにを「記憶」するかというのは
けっこう面白いテーマです

たとえば、僕ぐらいだと自宅の電話番号はいちおう覚えているけど
最近は覚えていないひとも多いのでは

479 :くろうと :2006/12/24(日) 01:21:24
内部記憶の蓄積がないと外部記憶を操る能力なんて得られないと思うが。
はてなのコンサル程度ならできるか。

480 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:21:34
>>440
例えば今流行のライフハックってそういう流れですよね。
人間の頭は覚えるためにあるんじゃない。TODOは外部記憶にって感じで。
一定量の経験とか知識を積まないと、
無から有を生み出す力はつかないという問題はありそうだけど。

481 :cox ◆lT9dWn9DNo :2006/12/24(日) 01:21:37
よく、「これからは知識じゃなくて検索だ」という人がいるけど、
知識を蓄積することは、2045年でも変わらないと思うけど。
頭はからっぽだけど、瞬時に検索っていうのは、無理だと思う。

例えば、物理学をきっちり修めた人と、検索技術だけがすごい
人がいて、どっちが「新しい物理学の理論」を発見できるかって
言えば、前者でしょ。

リーマンでも、新しい商品の企画や、顧客の開拓や、その他
複合的な知的活動は、カラッポの頭で検索しても、キーとなる
概念がわかっていないから、無理でしょ。

どうだろう。

482 :手塚 ◆kZ3T7x69ws :2006/12/24(日) 01:21:51
でもその記憶の問題も技術によってクリアされそうっていうのはある。

498 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:24:51
>>466
脳と外部記憶がなめらかに繋がってない現状では「記憶する」ことの必要性は消えないだろうけど
もしも、脳に直接記憶を注ぎ込めるようになったら変わってくるのでは?
閃きをコンピューターに任せるにはまだまだ時間がかかりそうだけど、
閃くための材料を集積して、自由にアクセスする技術はそう遠くない気も。

549 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:33:56
>>440
に関して。
詰め込み暗記人間の時代は終わりだとか言いたがる人が多いけど
馬鹿だとしか思えない。教科書を読むときも雑誌読むときも
それこそネット上を見て周るときも、常に人間って
手持ちの知識ありきで文章やら概念に触れてるわけだしょ?

情報は外部に置いといて必要なときに調べる?
理解している概念やら知識の量に応じて調べたいものは無限に変わるぞ?

同じゴダールみても色々勉強してて理屈でなにがしか語れるやつもいれば
映像きれいだねとか音楽なんかいいねとかしかいえないやつもいる。

海のもつ意味は、水泳選手にとって如何。カナヅチにとって如何。

この点については、ひとつ書き忘れました。さきほど、2045年の世界では人間の人間性は技術によって脅かされていない、と仮定すると述べました。同じような仮定をここでも導入しています。脳の記憶と外部記憶がシームレスに繋げる、そのような技術は2045年には実現していない、少なくとも普及フェーズには入っていないと仮定します。もしそのような技術が現れたら、記憶が内部にあるのか外部にあるのかの区別が無意味になるだけではなく、教育の意味もまったく変わるし、おそらく著作権管理とかコミュニケーションとかがすべて変わるでしょう。

ただ、最近の進歩を見ると、そちらは人工知能や生殖技術より早めに実現するかもしれませんね。

■ ライフログ

380 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:04:13

人の価値観や意識をもっとも変化させるのはライフログだと思うのですよね。
すべてとは言わないが、ほとんどのことが記録として残っていく世界。

394 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:07:32
>すべてとは言わないが、ほとんどのことが記録として残っていく世界。

これにどのような意味があるんでしょうか。
すべて覚えていると考えているとぞっとします。
むしろ忘れ方が快楽だと思いますが。

都合の良い記憶をけせる技術の方が、未来的?

396 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:07:34
ハンドブックに書かれていた他人のライフログに対するアクセス権限を
巡って宗教団体(スーパーハカー)が立ち上がるうんぬんという話が
とても素敵な話だと思いました。情報の集積が「人格」とほぼ同値に
なり、「人格」に直接介入する技術の保持者が神に近しい存在となる。

「私の(ライフログの)中に入ってこないで…」(asuka)
「私の(ライフログ)は3人目だもの」(ayanami)
な世界ですな。

はぁはぁ。

400 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:08:35
ライフログの管理権限の問題は大きいよね。
過去の言動を書き換える事が可能なのか
それとも訂正線引いて括弧つけて訂正させるのか。
訴訟時にどこまで公開していいのかの線引きとか

415 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:10:05
>>394>>396
人は記憶をけっこう都合良く改変しますよね。
ライフログがそれを許さないならば、ライフログを編集して、
正しい自分史に直さなければならない。
そういう欲望も発生するんじゃないでしょうか。

431 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:13:56
ライフログの記録を完全に消去してしまえば、
その人はこの世界に実在しないってことになるのかな。

アーサー・ヘイリーの「権力者たち」では
「国籍がない子供=どの国もその存在を承認していない子供」
というモチーフが出てきていたけど。

434 :○ :2006/12/24(日) 01:14:35
ライフログが技術的に可能ならば、
ライフログを改訂する人も登場しますよね。
技術の進歩はいたちごっこだとすれば。

435 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:14:43
>>431
あー、それおもしろいですね。
押井守チックですけど。

437 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:15:13
>>431
まあそういうことになるんじゃないかな

その肥大現実化したシステムの崩壊についてはいまのところ考えてないみたいだし

439 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:15:29
>>415
>>434

でも、映画のマイノリティ・リポートの面白かったとこって、

誰もかれも、ちょびっとしか改ざんできない=ちょびっとしか自己決定できない
世界になると、そのちょびっとで、どれだけの深いレイヤーの改ざんをやれちゃうか次第になるってことだった希ガス

444 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:16:54
>>439
たとえば、自分のライフログを改ざんするために、他の100人の友人のライフログを変えちゃえるやつとか。

462 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:19:22
ライフログって感情まで記録されるようになるんですかね

ある事実を見ても、人によってその出来事に対しての認識とか感情は違うし
時間が経てば、ひとつの事実に対する感情、感想、感覚も変わるし。
今思えば、何でこんな娘に惚れてたの!みたいな。
そういうのを記録されたら嫌だなあw
思春期の自分なんて見たくないw

501 :えび :2006/12/24(日) 01:25:41
ライフログの共有化を図るような同人市場が存在した場合、
優れたライフログや複数のライフログを再構成した作品などが出回ると思います。

そのときに発生するライフログ性同一障害者はキムタク型、ハルヒ型みたいに、
同じキャラクターを持つ個人が大量発生すると思うのですがどうでしょう。

508 :○ :2006/12/24(日) 01:26:21
>>462
ヴィトゲンシュタインの哲学的文法だったか、
昨日の歯痛を今日いたがれないというのがあるんですよ。
純度100パーのクオリアのライフログは不可能だと思う。

ただ、昨日いたがっていたのは他人に確認することをふくめて確証しうる。
だから、感覚は脳のスキャンによって血流量の違いをチェックするとか、
そういう形でのライフログで歯痛のなかった人も歯痛があったことにされる可能性はあるし、
おまえは彼女に惚れてたとされちゃうこともあるのでは。

512 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:27:08
ライフログ性同一性障害、おもしろいですね。

519 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 01:27:36
>501
これは近いアイデアが企画会議であがりました

そもそも解離性同一性障害の各人格は
ハリウッド映画の人物みたいなのが多く
多重人格とポップカルチャーの関係は深い

日本で多重人格が社会化したら
アニメキャラみたいな人格がいっぱいでてくるのでは、
と素人的に推測します

540 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:32:06
ライフログ・ロンダリングみたいな
ことは考えられないのかな?

548 :オレンジ卿 ◆COtp.o2Z0E :2006/12/24(日) 01:33:40
ライフログを売るような商売も成立しそうですね

何年か前の「世にも奇妙な物語」で、記憶を売る男の話があったけど、
すごくいい人生を経験した人が、自分のライフログを1千万くらいで売りに出すとか

561 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:35:52
>>545
ライフログの中身によって
受けられるサービスの差が
生まれるなら、
ロンダしてくれるメーカーが
あれば、そこの製品は
売れるだろうし、そうでなくても
改造しやすければ、売れるという
のもありえるんじゃないかと
思ったんだけど

564 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:36:25
たとえば、このあいだ、アスキーの編集部でミーティングしました。
この場合のライフログは、アスキー編集部内にある装置が記録します。
普通の人はこの情報にアクセスできませんよね。

自分で機材をもって自分の行動すべてを記録してる人もいるでしょうが、
ほとんどの人は、そのへんにある機械にライフログの記憶を頼っているでしょう。
その中にはアクセス可能な情報と、アクセス不可な情報、アクセスするのに
お金がかかる情報などがあると思います。

576 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:38:14
ライフログの発言って誤読の可能性はどれくらい消されるんでしょうかね
人間面と向かって話してても、誤解が生じるのに
ログとして残されたものを後からみると、相当な誤差が生じる気がするのですが

581 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:38:59
ライフログってなんか発想がベタな感じがするよね。
昔は紙媒体で記録したのが、いまはハードディスクですが、
記録が容易になるほど、記録の価値が下がって、
管理はずさんになるし、さっさとけしちゃうんですよね。

記録にそんな価値があるのかな。

591 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:41:01
>>576
言った言わない、は回避できると思いますが、
「あの発言の意図の解釈は実はこうだった」という
再解釈のループからは逃れられないのではないかしら。
とすると、未来はすべての人が東スレの住人みたいな
しゃべりかたになるんですかね?
……おそろしい。

592 :shryk ◆ZrbMUintRo :2006/12/24(日) 01:41:09
>>581
桜坂さんがちょろっと触れていたけど人間の記憶はかなり不確か。
これを痛々しいまでに見せつけるものとして面白いと思うんだけどなぁ。

601 :awacha:2006/12/24(日) 01:42:36
>記録にそんな価値があるのかな。
容量が増えたせいでやたらとアニメや映画を録画したまま(もしくはWinnyでエロビデオやエロゲー
落としたまま)必要もないのに残したままの人が多いので価値が下がったにも関わらず
わざわざ消したり何なりしないんじゃないかな、とも思います。
で、それに自動バックアップなりがつけばろくな価値がなくとも蓄積されそうな気がします。

602 :○ :2006/12/24(日) 01:42:41
状況を完全に記録するライフログは不可能でしょう。
たとえばリアルな世界の記録とつきあわせて、
ライフログの整合性の高さを競うだけだと思う。

608 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:44:45
記憶が完全な形で記録されていても、その時々の感情や経験値によって受け取り方は変わるだろうから、
自分のライフログを読んでるだけでお腹いっぱい、みたいな自閉症がでてきそうだな。

609 :shryk ◆ZrbMUintRo :2006/12/24(日) 01:44:47
>>591
再解釈のループを防ぐために、セマンティクスが一意に定まる
ライフログ用の言語があれば面白いと思うのですが、夢物語。

615 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:45:35
ぶっちゃけた話ログが全部残ってたら、最初の彼女のログだけで一生暮らせると思うw

616 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:45:36
>>602
>たとえばリアルな世界の記録とつきあわせて、
>ライフログの整合性の高さを競うだけだと思う。

じゃあ、分野ごとにライフログが分かれるのか?
エログとか。

622 :名無し草 :2006/12/24(日) 01:46:51
>>602
完全に記録する必要はないんだろう。そもそも不可能だし。

ライフログに記述されていないことは、例え現実に起こっていても
それが起きたことを立証することは出来ない
という現実と人工的な記述との逆転が、
むしろこの種の発想のミソなんじゃないかと思う。

623 :桜坂洋 ◆wmgLMbz9hI :2006/12/24(日) 01:46:56
>>609
夢物語でしょうねー。

624 :awacha:2006/12/24(日) 01:47:03
>>615
>ぶっちゃけた話ログが全部残ってたら、最初の彼女のログだけで一生暮らせると思うw
すみません。いいかげんいいトシなのにまだ初恋の子でヌケます(笑)。

636 :ゆたゆた ◆5dJZGwISyc :2006/12/24(日) 01:50:02
魔人探偵ネウロじゃないけどログが全部残ってたら
初恋の人をよみがえらせて、バーチャルにタイムリープし続けることも可能なのかなあw

640 :○ :2006/12/24(日) 01:50:53
外部的な環境管理による記録が残る状況では、
ライフログと対照させることができる。だから、
外部記憶とライフログの対照情報をもとに「分野ごと」の検索が可能になる…(?

645 :しろうと ◆AUSirOutoE :2006/12/24(日) 01:51:30
>>591
これは鈴木健氏向けの話題ですが、
再解釈の無限ループを防ぐために、
常にXMLで発言するというのはどうでしょうか。
つまり、「<冗談>」みたいなタグをつけて、
パフォーマティブな意図を外在化してしまうという。

649 :東浩紀 ◆zdy8MT3NA6 :2006/12/24(日) 01:52:31
>645
鈴木さんは、実際それに似たアイデアを
picsyブログのどこかで書いてました

655 :cox ◆lT9dWn9DNo :2006/12/24(日) 01:53:03
<建前><冗談>オマエばかだなあ</冗談></建前>

667 :awacha:2006/12/24(日) 01:54:54
>>645
>つまり、「<冗談></冗談>」みたいなタグをつけて、
こうタグをつけているけれど
それは実はあえて冗談としていっているんだよ? っていうような
再解釈のループに陥りそうじゃないですか?
とはいえ、量が多くなるとそんな風にいちいち解釈されることもないかも知れないので
割と現実味もありそうな気がしますが。
ネットでブログ読んだり会話したりしていてわざわざカッコ笑いつきの発言を
そんなに詮索しないような感覚でしょうか。

付け加えますが、ライフログが実装されるとしたら、まず児童相手だと思います。成人は最初は抵抗感があるでしょうし、子どもの生活を逐一追いたい、記録したい、というのはかなり多くの親に共通する欲望だからです。セキュリティも確保できそうですし、商品も売れます。だとすると、ライフログは、コンピュータやブログやネットの延長というよりも、デジタルビデオの発展系が携帯電話と融合してできる商品かもしれません。

桜坂 ドッペルゲンガーとしてのライフログが実現した世界は、わたしと東さんがともに尊敬する神林長平氏の『帝王の殻』ですでに書かれています。名作です。ギートステイトでは、あくまでも外部記憶としてのライフログと人はどうやってつきあうのかということに焦点を当てています。ライフログを編集することは、おそらく、人生を編集≒上書き≒捏造することになるでしょう。ライフログの編集は、再解釈した人生を可視化し、本物であると承認する行為でもあります。ライフ

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