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MSはなぜリビングルーム全体をデザインさせないのか

2004/10/18 23:56
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CNET Japanで取りあげた海外記事を中心に、その日の出来事が1分間でわかるサマリーをご用意しました(このブログの更新は2005年7月29日で終了しました)。
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 今日(米国時間では先週金曜日)の海外ニュースは比較的大人しめというか、インパクトもそこそこのものが揃いましたが、そんななかであちらの日曜日の夜遅く、CiscoがMicrosoftとセキュリティ分野で提携し、互いの提案する「エンド・ツー・エンド」のセキュリティアーキテクチャ間で相互運用性を実現していくというニュースがあがりました。

 当サイトでも以前にお伝えしていたように、ネットワーク分野とデスクトップ分野でそれぞれ独占的な地位にある両社が手を組んだ(少なくとも、相互運用性実現にむけて動き出した)ということは、この分野がいま最も重要度の高い分野であるために、いっそう大きな意味合いを持つと思われます。備えあれば憂いなしとはいいつつも、できれば(それが直接的かつ前向きな競争力を生み出す事柄とも言い難いだけに)なるべくコストを抑えたい(はずの)各企業にとっては、とりあえず1つの朗報となったのではないでしょうか。

 次に、先週Desktop Searchで割りと久々にクリーンヒットを放った感のあるGoogleについては、やはり人気を反映してのことでしょうか、はやくも「次に出してくるのはIM」という噂とそれを裏付ける証拠とおぼしきものが話題になっているようです。そうしたWOWファクターも手伝ってか、あれほど難産したIPOの際には、たしか85ドルという事前の予想を大きく下回る価格をつけていた同社の株式も、いつの間にやら145ドルまで上昇したというのを聞いて、ちょっとびっくりもしました。

 ところで、先週Media Center OSを発表し、かなり競争力のある値付けにして本気で打っていこうとする気配の見えるMicrosoftですが、今日はこの関連で、リビングルーム進出をねらった同OS搭載のデザインプロトタイプが公開されたとのニュースがありました。みなさん、ご覧になりましたか。正直にいって、こういうものに食指がうごくかといえば・・・。レトロ調といえなくもないのでしょうが、私は思わず昔キャピタル東急かどこかの老舗ホテルのロビーで目にした吸い殻入れか何かを連想してしまいました。

 冗談はさておいて、たとえ外部に依頼してつくらせたアイデアの1つに過ぎないにせよ、こうしたものを表に出してしまうのは、実際のところいかがなものか・・・と老婆心ながら私はそう感じました。

 既存のマシンの大半がリビングルームの目立つところにおけるほどあか抜けていない、というのが問題なら、それを奇妙なメタファー(?)でつつみ隠してしまうのではなくて、誇らしげに飾れるようなもの--所有欲を満足させるような機能美をもつものを考える。ましてや、世界一の金持ち企業なのだから、ちまちま個別のプロダクトデザインなどやっていないで、ここは(一部の日本の家電大手がすでにやっているように)リビングルームや、あるいは家一軒を丸ごとプロトタイピングしてしまう程度のことは、是非ともやっていただきたいところです。そうしてデザインの全体性=文脈を見せたなかで、今回のもののような個別のガジェットを見せませんと、(仮につくったとしても)結局キッキュなガジェットに終わってしまうのではなかろうかと、そんなふうにちょっと思った次第です。

 今日の海外ニュースはざっとこんなところです。明日はどんなニュースが飛び込んでくるのでしょうか。それではまた明日に。

(翻訳記事デスク)
 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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