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CNET Japan ブログ

ウイルス、ハッキング、RFID

2004/07/29 20:07
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CNET Japanで取りあげた海外記事を中心に、その日の出来事が1分間でわかるサマリーをご用意しました(このブログの更新は2005年7月29日で終了しました)。
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 今日の東京は、一日中おかしな天気でした。

 移動中の台風の目を追いかけるように、雨雲が西のほうへと恐ろしく早い速度で流れていきます。それだけなら特にめずらしくもないのですが、今日の空はそんな雲の上空に青空が広がっていて、時に両方が同時になる--つまり、明るい日射しのなかで、大きな雨粒の強い雨がたたき付ける、という案配になっていたりします。「天気雨」といった言葉から連想される風情などなく、誰かが「これは熱帯のようだ」と呼んでいました。

 それはさておき。今日上げたニュースのなかでは、まずウイルス関係のものがいくつか目を引きました。

 まず、英国のウイルス対策ソフトメーカーがまとめた今年上半期の状況によると、同期間に発生したウイルス(で生じた感染件数)の約7割がドイツで捕まった10代の少年ひとりの手によるものだったとのこと。ネットがあったればこそでしょうが--一個人の力の及ぼす影響力がネットによっていかに増幅されるか・・・云々といった話は改めて申し上げません--まさに「enfant terrible」。

 次に、ウイルスの作成など悪さを行う連中の間でも、近代化(?)が進み専用のツールを使うようになったお陰で、生産性(?)が向上したというニュースがありました。パッチにリバースエンジニアリングを掛けるためのツールの利用者が増えた結果、ほとんど間をあけず次から次へと新しいウイルス(ワーム)やその亜種が発生するような状態になった、というのは、毎日そうしたニュースを出す立場にいる者にとって、妙に腑に落ちるところのある話です。

 こうした事態の進行で真っ先に非難の矢面に立たされるのがMicrosoft(のWindows)ですが、当然手をこまねいているわけでもなく、しっかりと自前のウイルス対策の開発を進めている、とのニュースが(まだ正式な発表ではないものの)ありました。また、まもなくリリースになるWindows XP SP2でも、かなりしっかりとセキュリティを確保する方策がいくつも講じられているようです。昨日「便乗型のウイルスが目立ってきた」というニュースも上がっていましたが、SP2やこの新しいソフトなどで抜本的な解決が図られれば、存外こうした問題も少なくなるかもしれません(あくまでコードのなかにバグがなければ、の話ですが)。いずれにせよ、非常に期待が持たれるところです。

 さて。昨日、RFIDチップを人体に埋め込んで使うのもそう遠い未来のことではないかもしれない、とのニュースがありましたが、今日はさっそくこうしたチップがハッカー(正確には、クラッカーか?)の格好のターゲットになる、という話題が出ました。

 無論、商品の値段を書き換えるなど、新手の「万引き」に使われてしまうことも十分に困ったことです。が、自分のID情報が入ったチップが勝手に書き換えられるのは、困ったを通り越して怖いというしかありません。

 何か新しく便利なものが出てくると、背中合わせに新しい危険性も生まれるという、どこか「陰陽」の関係に似た定め(?)を改めて感じさせる話だと感じてしまいました。

 今日の海外ニュースはざっとこんなところです。
明日はいったいどんなニュースが飛び込んでくるのでしょうか。
それでは、また明日に。

(翻訳記事デスク)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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