お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

マイクロソフトの「Zune」が99ドルで出る可能性

2006/09/20 20:38
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 「SeekingAlpha」という金融系ブログサイトで興味深い記事を見つけたので、ちょっと紹介してみたい。

 先週、「iPodキラー」としてMicrosoftのXboxチームが送り込んだZuneについては、ニュースのほうで詳しくお伝えした通り。ただし、記事中にもあるように、その価格はまだ明らかにされていない。

 この価格設定に関しては事前に「299ドルになる」との話も流れていたが、直前にAppleがiPod 30GBを249ドルまで値下げしたために、急遽発表が見送られたのではないか、との憶測もネット上に流れていた。

 SeekingAlphaに掲載された「Microsoft's Strategy To Grab iPod Market Share: Subsidize Zune To the Tune of $150」というタイトルの記事は、この流れを受ける形で、「Microsoftは、Zuneを赤字で販売する戦略かもしれない。音楽配信をサブスクリプション方式にして、(顧客から)1年に120〜240ドル支払ってもらえると仮定すれば、1台あたり150ドルもしくは200ドルの赤字を出してでも市場シェアを奪いにいくのが得策だ。現にXbox 360については1台あたり156ドルの赤字を出している」とした上で、「ただし、こうした戦略を採用して成功した例は、過去にソニーのPlaystation 2しかない」と述べている。

 はたして音楽配信ビジネスでそれだけのマージンが取れるかどうかは疑問だが、いずれにせよこのくらい思い切った価格設定で違いを打ち出さないことには、iPod-iTunesコンボの牙城を切り崩せないという点もだんだんはっきりしてきている(3日間3回限定の音楽共有機能というのはいかにも物足りない)。夏のティーザーサイト公開から「じらし作戦」でZuneを盛り上げてきたMicrosoft(というよりXboxチーム)だが、ここに来て大きな決断を迫られているようにも感じられる。

坂和敏(編集部)
 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー