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再燃するアップルとサンの合併の噂--E・シュミッドの取締役就任をめぐり

2006/08/31 23:01
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 GoogleのCEO、Eric Schmidt氏がApple Computerの社外取締役に選出されたことに関連して、AppleとSun Microsystemsとの合併の可能性を示唆するコラムを、あのJohn DvorakがMarketWatchに掲載している。論争を巻き起こすのが得意なDvorakの考えだという点を差し引いても、この可能性はちょっとおもしろい。

 AppleとSunとの合併--もしくはどちらかによる相手方の買収--についてはこれまでに何度も可能性が浮上しては立ち消えになっていた。これについては、「サンの創業メンバーが再会--アップルとの秘話も明らかに 」という記事でも紹介している通り。だが、今回の大きな違いは、Sunの元CTOであるSchmidtの現在の力量を持ってすれば、Apple-Sunのオペレーションをうまく機能させられる点だと、Dvorakは言う。

 Appleには、Sunを買収することにより、せっかく良い製品(X-serve)を出しながらパッとしないサーバ市場での立場を改善できるというメリットがある。そして、その鍵を握るのが、Schmidtとも仲のよいAndy Bechtolsheimだという(BechtolsheimはGoogleに最初に資金を提供した投資家の一人でもあるそうだ)。

 たしかに、Sunがハードウェアの主軸をX86系に移し、またAppleでも同じX86系のIntelチップへの切り替えが完了した現時点では、サーバ側の「接近」は比較的あり得るかも知れない。そして、Appleの勢いや資金があれば、苦戦の続くSunも確かに戦いやすくなるだろう。ただし、「法人営業は不得意」といっていたSteve JobsのAppleが、あえてそうした領域に深入りするのか?また、ハイエンドのサーバまで扱うようになった場合、Apple-Sunがどういう(顧客にとって)抗しがたい価値を提供できるのか?まさか、Googleが高価なブランドもののサーバを大量に購入したりはしないだろう・・・等々、実際には疑問は尽きないところだ。が、それでもハードウェアに強いJobsと「ソフトウェア・ガイ」のJonathan Schwartzという組み合わせ、そして何よりも仲人役がSchmidtというのは、やはり目の離せないキャスティングといえるのではないか。

坂和敏(編集部)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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