3月22日(火)、内閣官房震災ボランティア連携室は震災情報を集約した民間サイト「助け合いジャパン」を発表した。

3月11日に発生した東北関東大震災を受け、政府は「内閣官房震災ボランティア連携室」を設置。そこに民間の有志が提案を持っていき、実現したのがこの「官民共同」のサイトだ。
(発起人でもあるさとなお氏のブログに経緯が詳しく知らされているので、是非見て頂きたい)
サイトの内容は震災に関する情報の「総合」サイトなのだが、押さえるべき情報のポートを下記の3つと制定した。
▶内閣に入ってくる自治体や現地「災害ボランティア・センター」からの情報
▶各メディアが報じる情報
▶そしてソーシャルメディア上にアップされてくる様々な現地情報
上記2項は既存だが、最後のFaceBookやTwitterは、今回の震災で新たに地位を確立したメディアだ。
そこをムラなくカバーし、フィルタリングした情報を流すことが、今の被災者・支援者両方にとって本当に有益であると考え、作られている。Sinsai.infoなどとも連携しており、今回のリリース以降、震災wikiなど情報や形態はアップグレードされる予定だ。Facebookの公式ページから情報のシェアリングも可能。
微力ながら自身もお手伝いさせて頂いているが、有志は皆ITリテラシーの高いスタッフばかりで、あの一瞬に全て有志でこれだけの人が集まり、そして実行に移せる環境(MTGは全てSNSやクラウドを使用しオンライン上で進行)に改めて技術の躍進を実感し、より「人間そのもの」が動くということの必要性を感じた。
「何かをしたい」と集まり知恵と実働を振り絞る瞬間に、暗い未来など一度もよぎらなかった。
「インターネットが使える」というだけで何万人という人を助けられる術を、我々は持っている。
未来、めっちゃ、明るい!
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