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映画「ソーシャルネットワーク」公開後のFacebookの行方(2)

2011/01/17 04:00
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プロフィール

外山 真智子

携帯電話関連のトピックをメインに、アメリカでのキャリアシステムやコンテンツ特性など、データやフィールドワークを基にレポートしていきます。 PDAやBookletPC、Kindleなどこちらで発売されているユビキタス端末なども、在住のNYを中心に紹介していきます。
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▼SNSに求めるもの

2010年3月に、Anderson Analytics社が発表した調査に下記のようなデータがあります。(Marketing to Women Social Network Services (SNS) Factoids March 2010)

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【オンラインで最も興味のあるトピックス】 
1位 音楽(43%) 2位 映画(37%) 3位 エンタメ/おでかけ(36%)
【SNSに求めるもの】
1位 友人とのコミュニケーション(82%) 2位 家族とのコミュニケーション(70%) 3位 クラスメイトとのコミュニケーション(61%)

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SNSに求めるのは、「自分の知っている人間」とのコミュニケーション。
FBは、この「コミュニケーション」にうまく入り込んだSNSであります。

自分自身、今はFBのヘビーユーザーである。2008年に渡米後、アカウントを作り直しました。というのも、「必要性があった」から。

アメリカには、「自分の友人同士を紹介する。つなげる」というのがライフスタイルとしてあります。友人宅でホームパーティーなんぞ開かれようものなら、もの凄い数で知り合いが増えていきます。
そうなった時、必ず出るのが「Do you have FB?(FBアカウント持ってる?)」というキーワード。

ホームパーティーに名刺なんて持ってないし、毎回毎回携帯電話番号なんて聞いていられない、写真をたくさん撮った、いちいち全員に送るなんてやってられない。そんな煩わしさは、FBで全て解決されてしまうのです。
FBから生まれ、ほぼ毎回交わされる言葉があります。
「I'm on his friends.(彼のフレンズ・ネットワークに居るから見つけて)」「Tag me.(写真タグ付けして=写真ちょうだいね)」

名前か顔さえ覚えていれば、後で自分の友人のフレンドネットワークから探せばいい。
気になる子に関しては、彼氏が居るのか、同性愛者なのかすら分かってしまう。同じ写真に映っているだけで、その人が何者なのかがスクリーンに出てきてしまう。

リアルをベースに「友達が、家族が、クラスメイトが」つながっていく。
このニーズに適った連鎖が、FBユーザの急速な伸びに繋がったのだと考えられます。

更に、音楽など情報取得型は目的を果たしてしまえば終了なので情報が「有限」と考えられるに対し、
コミュニケーションを目的としたSNSでは、ユーザがFBに自分の生活を反映させている限り、情報は無限に流れてくる。フレンズが増えれば情報量も比例して増えていく。
これが、アメリカでGoogleへのアクセス数すらも抜いたアクティブサイトたる所以ではないでしょうか。


(Face Book Active Users from Wiki )

>>映画「ソーシャルネットワーク」公開後のFacebookの行方 (1) (3)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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