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映画「ソーシャルネットワーク」公開後のFacebookの行方(1)

2011/01/17 04:00
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プロフィール

外山 真智子

携帯電話関連のトピックをメインに、アメリカでのキャリアシステムやコンテンツ特性など、データやフィールドワークを基にレポートしていきます。 PDAやBookletPC、Kindleなどこちらで発売されているユビキタス端末なども、在住のNYを中心に紹介していきます。
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皆さん見られたでしょうか?
私はitunesで見ましたが、同映画の主人公でもありFacebook(以下FB)発起人のMark Zuckerburg氏が同い年ということもあり、大変刺激されました。

映画の前評判は上々ですが、公開後、SNSとしてのFBはどういった広がりを見せるのでしょうか?(以下多少ネタバレもありますので、ご注意ください)


 ▼FacebookとMySpace

自分自身、FaceBookに初めて登録したのは今から4年ほど前。
NYの大学に通う友人数名からFriend Requestが届き、とりあえず登録しました。

当時は日本ではmixi、海外の友人とはMessengerかMy Spaceをメインに使っており、FBは使うことなく暫く経った後にアカウントを削除しました。というのも、「ログインしてもやることが無かった」のが理由。
記憶は明確ではありませんが、当時のインターフェイスも現在とほとんど変わらなかった筈です。
ブルーカラーにFacebookのロゴ・顔写真に名前(フルネームで本名)・大学名(+卒業年度数)・会社名に交際ステータスなど、個人が特定どころか個人情報丸出し。名前からして「オンライン名刺のようなものか」という印象を受けました。

FBの発端は大学内(開発当初はMARK氏の居たハーバード大学のみ)でのネットワーキングであって、そこからIVYリーグ(日本の6大学のようなもの)を中心として「学生同士」が恐ろしい数で繫がっていった訳です。
友人のページを見ても、今週末のテストや今度の旅行、前日のパーティの様子のくっちゃべりの様子がダラダラと恐ろしい速度で更新されていき、その場に居ない自分にとっては全く関係のない情報だけが流れていく。

Blogでも無いので、何か出来事を纏めて発信している訳でもなく、だからと言ってその本人が不特定多数に呼びかける訳でもない。
「その場に居なければ何も分からない。おもしろくない」。「特定多数(身内)のおしゃべり」を公開している状態。
その当人を知っていたとしても、「その周囲の友人」を知っていないと参加出来ない。当時日本で大学生をしていた自分は、周囲にユーザも居らず、何の更新もしないまま退会しました。

FBは、参加はオープンですが、その後のアップデートはクローズド。自分の情報の公開規制がかけられ、その中で相当量の個人情報や個人レベルの会話がアップデートされる。
というのも、FBの発足、そして登録段階で既に大学名、本名、本人写真が公開された状態で始まり、Friendsは「リアル(実生活)」でのつながりがベースに展開される。

ここがMy Spaceとは大きく異なる点。
My Spaceは音楽という「コミュニティ・オブ・インタレスツ」をベースにした展開であり、実生活をベースにする必要が無い。
サイトの主な利用目的は音楽関連の「情報取得」または「発信」であり、「相互のコミュニケーション」は必須ではない。
公開設定はできるが、公開状態であればMySpace登録者以外でもユーザページにアクセスすることが可能で、音楽というキーワードで繋がった不特定多数に対してのオープンSNSなのです。

対しFBは、Googleのアカウントを持っていればFBのアカウントを持っていなくても一部のページが閲覧可能だった機能(Friend Connect)に対しても2008年にFBのプライバシー規約を満たさないという理由で拒否提示し、
FBアカウントを持っていないと全く情報が公開されないようにしました。「安心して身内のおしゃべりができる場所」が確立されます。



(ウィキペディアによる世界主要SNS一覧、ユーザ数トップ10 2011年1月16日時点)

↑2003年発足のMySpaceは10位(FBの発足は2004年、一般公開が2006年)

>>映画「ソーシャルネットワーク」公開後のFacebookの行方 (2) (3)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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