米KDDI初 日本語対応Android発売
先週の火曜日(8/17)に、ミッドタウンのMile's Cafeにて米KDDI(KDDI MOBILE)の北米でのHTC Hero発売記念イベントが開催されました。
米国の日系キャリア(KDDI MOBILEはT-mobileのMVNO)から出る初の本格スマートフォン。HTC Heroは、2010年のMobile World CongressでBest Mobile Handset or Deviceを受賞した端末ですから、「頑張れ日本語対応機種!」から1年も経たないうちの大躍進です。
「NYでもアンドロイドもっと盛り上げよう」ということで、日本からアンドロイドの日本語アプリ"Shimeji"の開発者であるAdamrocker氏と矢野りん氏を迎え、アンドロイドの会NY支部「あんどろにー(Android NY colony)」の発足式も執り行われました。
NY中の携帯電話好きが集まるのか、と期待して行ったイベントでしたが、「Androidってなに、スマートフォンてなに」という基礎的なところが知りたくて来た、という方も多く、年齢問わず「知らないものを知りに来る」という貪欲な姿勢のあるNYを改めて思い知らされる会でもありました。
そこを想定してか、プレゼンは「スマートフォンとは」という基礎的なところからスタートし、アンドロイドの特徴へと移ります。
Android OSの伸びとマーケットシェア
8月12日にGartnerから発表された数値によると、アンドロイドOSシェアは現在世界3位。iOS(iPhone)の14.2%を抜いた17.2%。昨年同時点ではiOS(13%),Android(1.8%)ですから、数値にして凡そ8倍、販売台数は14倍、驚異的な伸びです。
AndroidそのOS自体での進化だけでなく、搭載機種の売り上げにも貢献してます。
Heroを含めた"HTC Dream""HTC Magic"など、Android搭載機種の発売を続けるHTC社の売り上げ&シェアは2倍。
2010年6月時点では、オフィシャルアナウンスで全世界49カ国、60機種、21メーカー、59のキャリアで発売、1秒に2台のペースで増えているという報告まであり、このイベント時には現在80機種以上とあったので、更に順調に成長しているようです。
アプリ総数はイベント時点では7万、年内に10万に達するのではというヨミでしたが、
Android Appsの監視サイトを見てみると、既に越えてます。DLは1秒に200DLくらいの勢いで増えてます。
ちなみにこの監視サイト、見てると止まらなくなるので、注意。(←え 私だけ)
appleは、22万5千個(6月7日時点)ということですが、年内には追いつく可能性もありますね。
そんな風にAndroidに俄然興味が湧いたところで、Adamrocker氏の登場です。(後半へ)