お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

VMware仮想マシンにUbuntu(Oneiric Ocelot)

2011/11/10 03:30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ管理

最近のエントリー

前回のエントリでは「Windows 8 DP」のインストールを採り上げてみましたが、今回は「Ubuntu 11.10」に関して。既に次世代版に相当するVer.12.04 LTS(Precise Pangolin)の動向等も伝えられ始めているLinuxディストリビューション 「Ubuntu」ですが、当エントリでは英国時間10月13日付にて正式リリースを迎えた「Ubuntu 11.10(Oneiric Ocelot)」を、米VMwareによるType 2 ハイパーバイザ「VMware Fusion」にゲストOSとしてインストールしてみましたので、その概要等を簡単に纏めてみたいと思います。

Ubuntuは昨年10月にリリースされたVer.10.10(Maverick Meerkat)より、インストーラのインターフェイス、及びインストールステップ等が変更されており、タイムゾーン指定やキーボードレイアウトの選択、及びアカウント設定等は、インストール時におけるファイルコピーの過程において行う事となります。

キーボードレイアウト設定画面

↑Ver.10.10のインストール時におけるキーボードレイアウト設定画面。この「VMware Fusion」はVer.3.1.1(クリックで拡大します)

インストール中

↑Ver.11.10のインストール中。「VMware Fusion」はVer.4.0.2(クリックで拡大します)

「VMware Fusion」では、9月下旬にリリースされた「4.0.2 Build 491587(現行GA版)」の段階において「Ubuntu 11.10」がゲストOSとして正式にサポートされていませんが、同梱されているゲストOS拡張機能「VMware Tools」をカーネルモジュールとして組み込む事が可能です(Linuxゲストに対して「VMware Tools」を手動でインストールする場合には、マウントされたイメージファイルに含まれているtarボール(VMwareTools-xx-xx.tar.gz)を展開した後に、コマンドラインを通じてインストールスクリプト(~/vmware-tools-distrib/vmware-install.pl)を実行する必要があります)。

「VMware Tools」をインストール

↑未サポートながらも「VMware Tools」をインストール可能(クリックで拡大します)

※「VMware Tools」のインストール後には、「Unity」モード、タイムシンクロナイズ等の諸機能が利用可能となりますが、現時点では適切に動作しない機能も確認されていますので、本格的に利用される場合等は正式対応を待たれた方が良いかと思われます(この場合の「Unity」は、VMwareによる「Unity」を指します)。

尚、Ubuntuは4月下旬にリリースされたVer.11.04(Natty Narwhal)より、デフォルトのデスクトップインターフェイスとして「Unity」が採用されていますが、「VMware Fusion 4.0.2」ではLinuxゲストにおいて3Dグラフィックスがサポートされていないため、仮想マシン上のゲストOSで3D対応の「Unity」を利用する事ができません。この場合に前バージョン(Ver.11.04)では、Ver.10.10までのデフォルトインターフェイス「Ubuntu Classic」が適用されていましたが、当バージョンでは「Ubuntu Classic」に代わり、2D環境にて「Unity」を利用可能な「Unity 2D」が適用される事となります(「GNOME」シェルは「Ubuntu Software Center」等を通じて入手可能となっており、インストール後はログイン画面から呼び出し可能なセッションリストを通じて、任意の環境を選択してログインする事が可能となります。尚、パッケージ管理システム「APT(Advanced Packaging Tool)」のGUIフロントエンド「Synaptic Package Manager」は、(この度リリースされた)Ver.11.10よりバンドルアプリケーションから外れていますが、こちらも「Ubuntu Software Center」等を通じて入手可能となっています)。

「Ubuntu 11.10」における「Unity 2D」

↑「Ubuntu 11.10」における「Unity 2D」。メニュー関連のインターフェイスには、Mac OS Xライクなグローバルメニューが導入されています。「VMware Fusion 4.0.2」+「Ubuntu 11.10」(クリックで拡大します)

尚、Ubuntu Japanese Teamからは、日本語関連の追加パッケージ等を含む「Ubuntu 11.10 Desktop 日本語 Remix CD(x86)」が日本時間10月16日にリリースされています(同CDでは、ライブ環境での日本語インターフェイスも提供されています)。また、2012年4月リリース予定とされるVer.12.04のコードネームには「Precise Pangolin」が予定されています(Ver.12.04は、2年に1度のLTS(Long Term Support)としてリリースされる事となり、デスクトップ版のサポート期間が3年から5年に延長される予定と伝えられています)。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー