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「VMware Fusion」からvmx構成ファイルへのアクセス

2010/06/26 19:48
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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前回のエントリに引き続き、仮想化ソフトウェア「VMware Fusion 3.1」における改善点(旧版からの変更点)の一つとなります。

Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」には、GUIでは制御する事ができない潜在的な機能が幾つか試験的に実装されていますが、それらの機能を有効化するためには通常、仮想マシンバンドルに含まれる構成ファイル(vmx)を直接編集する必要があります。構成ファイルは一般的なテキストエディタにて編集する事が可能ですが、米国時間5月25日付にてリリースされたアップデート相当のVer.3.1より同ファイルにアクセスするためのプロセスが改善されていますので、当エントリでは変更点の概要等を簡単に纏めてみたいと思います。

主として「VMware Fusion」にて生成されるMac OS X環境におけるVMware仮想マシン(vmwarevm)は通常、単一のファイルとしてパッケージングされたバンドル形式にて提供される事となり、コンテキストメニューを通じて「Show Package Contents」を実行する事により、内包されている各種のリソースにアクセスする事が可能となります。そして、当該仮想マシンにおける種々の構成情報等が記述されたVMware構成ファイル(vmx)もバンドルパッケージに内包されているリソースの一つとなりますが、米国時間5月25日付にてリリースされた「VMware Fusion 3.1 Build 261058」より同ファイルにアクセスするためのプロセスが改善されています(「Beta 1 Build 240138」にて初実装)。同バージョンでは「Virtual Machine Library」から構成ファイルを直接テキストエディタに送る事が可能となっており、主な手順は以下の通りとなります。

  1. 「Virtual Machine Library」において任意の仮想マシンを「option」+右クリック
  2. 表示されたコンテキストメニューから「Open Config File in Editor」を実行(「option」キーとのコンビネーションによって「Show in Finder」項目が「Open Config File in Editor」に切り替わります)
  3. 「Open Config File in Editor」を実行

    ↑表示されたコンテキストメニューから「Open Config File in Editor」を実行(クリックで拡大します)

  4. 当該仮想マシンにおける構成ファイルがテキストエディタにて開かれる事となり、そのまま編集可能

「VMware Fusion」では昨年10月下旬にリリースされたVer.3.0より、ビルトインのVNCサーバや起動デバイス設定等、それまでに潜在的に実装されていた機能(或いはそれらの機能を介して実現されていた機能)の幾つかが、セッティングエディタを通じたGUIにて制御する事が可能となっており、構成ファイルにアクセスする機会がVer.2.0以前よりは少なくなった感もあります。しかしながら、上位ラインで導入されている機能の試用等、より詳細な仮想マシン制御を行う場合等には今後も構成ファイルの編集作業が要される事になるかと思われますので(サーバ仮想化ソフトウェア「VMware ESXi」、デスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Workstation」等でサポートされていながら「VMware Fusion」におけるGUIにて制御する事ができない機能の中には、構成ファイルを編集する事によって試用可能となる機能もあります)、今回の対応は比較的地味ながらも有意な機能改善ではないかと感じています。

尚、仮想マシンバンドルに含まれる構成ファイル(vmx)はテキストエディタの他、GUIコンフィギュレーションエディタ「VMX Extras」を使用して編集する事も可能です。「VMX Extras」の概要等を以下のエントリに纏めておりますので宜しければ御参照下さい。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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