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WEIスコア向上等、多数の改善を含む「VMware Fusion 3.0.1」

2009/12/12 14:57
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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先日リリースされた「Google Chrome」Mac OS X版のBeta版。個人的にはDevチャンネル時よりMac OS X版を試用し続けていますが、パフォーマンス関連を含めた各種の試用感等も機会がありましたら改めて纏めてみたいと思っております。

以降、本題となりますが、10月下旬に昨年9月以来となるメジャーアップグレードを迎えたMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」に、米国時間10日付にて最新版に相当する「VMware Fusion 3.0.1 Build 215242」がリリースされました。現在VMwareによる公式ダウンロードページを通じて日本語含む7言語に対応したバイナリパッケージが入手可能となっていますので、当エントリでは変更点の概要等を簡単に纏めてみたいと思います。

この度リリースされた「VMware Fusion 3.0.1 Build 215242」における主な変更点として以下の項目等が示されています。

  • 3Dグラフィックスパフォーマンスの改善。ホストOSとして「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」を利用した環境において、「WEI(Windows Experience Index)」のスコアが(「3.0 Build 204229」との比較において)20〜80%向上
  • 仮想マシンレジューム時に要される時間を短縮
  • VMware仮想マシン内にスタンドアロンのVHD(Virtual Hard Disk)仮想ディスクをインポート可能に
  • 「Parallels Desktop 5 for Mac」にて作成された仮想マシンをVMware仮想マシンとしてインポート可能に
  • 64bitネイティブコアエンジンにマッチすべくした、新たな64bitネイティブネットワーキングクサブシステムを実装
  • 「Migration Agent」及び「Migration Assistant」の改善。Physical Windows PC(実機)からのP2V(Physical to Virtual)マイグレーションをガイドする「Migration Assistant」において、「Windows Server 2008 R2」に対するサポートを追加
  • マイグレーションプロセスの最終ステップにおける「VMware Tools」インストール時に、インストールの進行状況が表示されるべくした変更を適用
  • 「Migration Assistant」を通じてインポートされた仮想マシンに対して、1基のネットワークアダプタのみが追加されるべくした変更を適用
  • 「Unity」の改善。Mac OS X(ホストOS)におけるメニューバーに新たな配置されたアプリケーションメニューにおいて、アクティブな仮想マシンがデフォルトとなるべくした変更を適用(複数の仮想マシンが動作しているケースにおいては、当該時点においてフォーカスを有する仮想マシンが同メニューにおけるデフォルトに)
  • アプリケーションメニューが、Mac OS X(ホストOS)におけるメニューバーに適切に実装されないケースが確認されていた問題を修正
  • 「Unity」モードにおいて「Windows Aero」を利用した際のインタラクティブパフォーマンスを改善(ウインドウタイトルの視認性等を改善)
  • 「Unity」モード利用時に、64bit Windows(ゲストOS)において32bit Windowsアプリケーションを動作させた際のインタラクティブパフォーマンスを改善
  • 「Unity」モード利用時に、ワンクリックにてシステムトレイメニューを除去可能に
  • マウスにおけるホイールスクロールのハンドリングを改善(「Unity」モード利用時)
  • 「Unity」モードにおいて複数のウインドウを開いた際(或いは閉じた際)に発生し得た、キーボードのフォーカスに関連した問題を修正
  • 「Adobe Fireworks」「Adobe Photoshop」等、幾つかのアプリケーションが「Unity」モードからドロップアウトするケースが確認されていた問題を修正
  • 「VMware Fusion」が、Windowsアプリケーションから渡された大きなサイズのアイコンを適切に処理する事ができないケースが確認されていた問題を修正
  • 長い名称を伴うWindowsアプリケーションをMac OS X(ホストOS)における「Dock」に適切に作成する事ができないケースが確認されていた問題を修正
  • 共有フォルダ、ミラーフォルダの改善。ミラーフォルダ有効時に「Outlook 2007」プレビューが適切に動作可能に
  • マップされたドライブにて長いファイパス、及びファイル名を伴うファイルを保存した際に、当該アプリケーションがクラッシュするケースが確認されていた問題を修正
  • ディスプレイドライバモデル「WDDM(Windows Display Driver Model)」を通じたグラフィックスサポートの改善(Windows 7/Vista(何れもゲストOS))。「WEI」におけるグラフィックススコアが(「3.0 Build 204229」との比較において)20〜80%向上
  • Windows 7/Vista(何れもゲストOS)を対象としてHDビデオ再生時のパフォーマンスを大幅に改善
  • Windows 7/Vista(何れもゲストOS)において、比較的古いゲームアプリケーション(「Diablo II」「Homeworld」等)が動作可能に
  • ゲストOSにおける「Windows Media Player」にてビデオを再生した際に、映像が伸縮して表示されるケースが確認されていた「WDDM」関連の問題を修正
  • ゲストOSにおいて「Windows Aero」を有効化した際に、テキストがぼやけて表示されるケースが確認されていた「WDDM」関連の問題を修正
  • 「Mac OS X 10.6.2(ホストOS)」上にて動作するゲストOSにおいて「Windows Aero」を有効化した際のインタラクティブパフォーマンスを大幅に改善(ATI製グラフィックスカードが搭載されたApple製コンピュータにおいて有効)
  • 「Windows 7(ゲストOS)が適切な解像度で起動されないケースが確認されていた問題を修正
  • グラフィックス関連の全般的な改善。ゲストOSにおいてWPF(Windows Presentation Foundation)アプリケーションを利用した際に、テキストがぼやけて表示されるケースが確認されていた問題を修正
  • 3Dグラフィックス関連のパフォーマンスを改善
  • 「Ubuntu 9.10(Karmic Koala)」をゲストOSとしてサポート(プリコンパイルされたカーネルモジュールを伴う「VMware Tools」が同梱され、「Linux Easy Install(Linux簡易インストール)」「Unity」モード等の諸機能が利用可能。64bit/32bit双方に対応)
  • パスワードにダブルクォートが含まれているケースにおいて発生し得た、「Linux Easy Install」関連の問題を修正
  • 「Mac OS X Server(ゲストOS)」起動時に要される時間を短縮
  • マルチコアサポートの改善。Windows 7 Home Premium/Home Basic/Starter Edition(何れもゲストOS)に対して複数の仮想コアを割り当てた際に、それらが適切に動作しないケースが確認されていた問題を修正(「Windows 7(ゲストOS)における全てのエディションにて「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessing、仮想対称型マルチプロセッシング)」が適切に動作可能に)
  • 「VMware Fusion 2.0.5 Build 173382」に含まれる「VMware Tools」が、適切にアップデートされないケースが確認されていた問題を修正
  • 一部のApple製コンピュータ(2009年10月にリリースされた機種)に向けて特定された「Mac OS X 10.6.1(ホストOS)」環境下において、光学ドライブを使用する事ができないケースが確認されていた問題を修正(当該問題は「Mac OS X 10.6.2」にアップデートする事によっても修正可能)
  • 64bit Windows(ゲストOS)がインストールされた「Boot Camp」仮想マシンにおいて発生し得た、ThinPrintドライバに起因するプリント関連の問題を修正
  • ブリッジネットワーク利用時に発生し得た、リンクステートにおけるプロパゲーションに関する問題を修正(「3.0 Build 204229」インストール後に発生し得た問題)
  • フルスクリーンモード利用時に仮想マシンをコントロール可能なフルスクリーンタイトルバーが隠されている(非表示)状況下において、Mac OS Xにおける「Spaces」を通じたデスクトップの切り替えが適切に実行されないケースが確認されていた問題を修正
  • 「AutoProtect」を通じたスナップショットノード作成時に発生し得た、GUIコンソール(VMware Fusion)における悪質なメモリリークを修正
  • 10台以上の仮想マシンが登録されている状況下において、「Virtual Machine Library(仮想マシンライブラリ)」のナビゲーションを高速化
  • 「VMware Fusion Helper」によって吐出されたいたコンソールログを除去
  • シングルウインドウモードにおいて仮想マシンをサスペンドした際に、ブラックフラッシュが生じるケースが確認されていた問題を修正
  • Mac OS X(ホストOS)における言語環境においてヨーロッパ地域の言語が選択されている状況下において、「Virtual Machine Library」、及び「Preview」ウインドウのクオリティが低下するケースが確認されていた問題を修正
  • And many others...

「3.0 Build 204229」に対しては、Ver.3.0における新機能の一つでもある自動更新を通じて(この度リリースされた)「3.0.1 Build 215242」がプッシュされていますので、該当される方は確認されると良いかと思われます。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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