※当エントリは「Parallels Desktop for Mac」の英語版に言及しておりますので、日本語版を御利用の方は御注意下さい。
いよいよ正式リリースを迎えた「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」においては、各種ソフトウェア、ハードウェアにおける対応状況等も気になるところではないかと思われますが、この度米国時間8月30日付にてMac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」の最新版に相当する「Parallels Desktop 4.0 for Mac Build 3846(英語版)」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページを通じて英語版のバイナリパッケージが入手可能となっています。
この度リリースされた「Parallels Desktop 4.0 for Mac Build 3846(英語版)」における主な変更点として以下の項目等が示されています。
- 「Windows Vista Service Pack 2」を「Boot Camp」仮想マシンにおけるゲストOSとしてサポート
- 「Windows 7」を「Boot Camp」仮想マシンにおけるゲストOSとしてサポート
- 仮想マシンにインストールされた「Windows 7(ゲストOS)」の動作を改善
- 「Windows 7(ゲストOS)」におけるシステムトレイアイコンの表示を改善
- 「New Virtual Machine Assistant(新規仮想マシンアシスタント)」における「Windows Express Installation」において「Windows 7」に対応
- 「Windows 7(ゲストOS)」利用時に発生し得た「Shared Profile(共有プロファイル)」関連の問題を修正
- 「Windows 7(ゲストOS)」利用時におけるダイレクトプリンティング機能を改善
- 「Windows 7(ゲストOS)」利用時におけるサウンドカードのサポートを改善
- 「Windows 7(ゲストOS)」を対象としたその他の改善、バグフィックス
- 「Mac OS X Server 10.6 Snow Leopard」をゲストOSとしてサポート
- 「Ubuntu 9.04(Jaunty Jackalope、ゲストOS)」に対して「Parallels Tools」をインストール可能に
- 「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」をホストOSとしてサポート(64bit/32bit両カーネルに対応し、「Build 3844」利用時に確認されていた多数のバグを修正)
- 全般的なパフォーマンス改善
- And many others...
ホストOSとしての「Snow Leopard」に対しては64bitカーネルにも対応していますが、これは競合するソフトウェアに先んじた形となります。