お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

VMware仮想マシンをコマンドラインにて制御可能とする「vmrun」

2009/02/25 16:19
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ管理

最近のエントリー

※当エントリには「VMware Fusion 2.0.2 Build 147997(現行版)」リリース前に行った実践が含まれておりますが(「2.0.1 Build 128865」を使用)、言及している内容に現行版と大幅な相違はない事を確認しております。

Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「VMware Fusion」は、昨年9月中旬にリリースされたアップグレード相当のVer.2.0より、「VMware Server」「VMware Workstation」等と同様に、コマンドラインから仮想マシンを制御可能とする「vmrun」に対応しています。「vmrun」からは各種パワーオペレーションやスナップショット等、任意の仮想マシンに対して様々な制御を行う事ができますが、その中でも今回は、sshを通じたリモートからの仮想マシンの起動を実践してみたいと思います。

今回採り上げています「vmrun」は、「Terminal」を通じたローカルからの制御も可能ではありますが、今回はLAN上の別のコンピュータからsshを経由したリモートコントロールにて実践してみたいと思います。使用した環境は以下の通りとなります。

  • サーバ:「Mac OS X 10.5.6」+「VMware Fusion 2.0.1 Build 128865」+「Windows 7 Ultimate Beta Build 7000(ゲストOS)」
  • クライアント:「Windows XP Home Edition Service Pack 3」+「PuTTY 0.6.0(sshクライアントとして使用)」

最初にMac OS Xサイドにてsshサービスを起動した後(「System Preferences(システム環境設定)」>「Sharing(共有)」>「Remote Login(リモートログイン)」)、「PuTTY 0.6.0」からssh経由にてMac OS Xにログインします。この状態からコマンドラインを通じて「vmrun」を実行する事が可能となりますが、「start」コマンド(任意の仮想マシンを起動するためのコマンド)を利用する際の基本的な書式は以下の通りとなります(「vmrun」はデフォルトで「/Library/Application Support/VMware Fusion/」に属しています。同ディレクトリには標準でパスが通っていないため、「vmrun」を実行する際には別途にパスを指定するか、或いはPATH環境変数に追加する等の処置が必要となります)。

vmrun start /path/to/vmname.vmx [gui|nogui]

「vmrun」における「start」コマンドを実行

↑Windowsサイドのsshクライアントを通じて「vmrun」における「start」コマンドを実行(クリックで拡大します)

「start」コマンドでは以下のパラメータが指定可能となっています(パラメータを指定せずに実行した場合には、下記リストの「gui」にて起動される事となります)。

  • gui……GUIコンソール(VMware Fusion)を伴いつつ、シングルウインドウモードにて起動
  • nogui……ヘッドレスモードにて起動(GUIコンソールを伴わずして「vmware-vmx」のみがバックグラウンドにて単独で起動)

その他にも「vmrun」をオプションなしで実行する事により、利用可能なコマンド、パラメータのリスト等を確認する事ができます。尚、パワーコマンドに含まれる「Pause」「Unpause」はGUIコンソールからは制御する事ができないため、利用価値が高いのではないかと思われます(「vmware-vmx」プロセスをメモリに保持しつつ、CPU使用率が1〜2%程度に保たれる事となります)。

以前のエントリにて採り上げさせて頂いた「Automator」アクションは、「vmrun」における一部のコマンドを「Automator」から制御したものとなります。また、「vmrun」の利用に特化したGUIベースのsshクライアントが「PMRC(Poor (wo)Man's Remote Control)」となります。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー