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「Parallels Desktop 4.0」における「Safe Mode」と「Undo Disks」

2009/02/04 16:21
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」には、昨年11月中旬にリリースされたアップグレード相当のVer.4.0より、セッション中に加えられた変更の適用、或いはロールバックをゲストOSシャットダウン時に任意に選択可能とする「Safe Mode」が実装されていますが、今回は同機能の概要、及びVer.3.0より実装されている「Undo Disks」との棲み分け等を纏めてみたいと思います。

Parallels仮想マシンにおけるブートオプションの一つとして「Desktop 4.0」より新たに実装されている「Safe Mode(セーフモード)」は、当該セッションにおける変更履歴を一時的に保持しつつ、セッション中に加えられた各種の変更を仮想ディスクに適用するか、或いは起動前のステータスにロールバックするかを当該ゲストOSシャットダウン時に任意に選択可能としています。

利用に際しては、起動時に「Virtual Machine(仮想マシン)」>「Safe Mode(セーフモード)」を実行するか、或いはツールバーに「Safe Mode」ボタンを配置した後に、同ボタンから仮想マシンを起動させるかの何れかのオペレーションによって、任意の仮想マシンを「Safe Mode」にて起動する事が可能となっています。

ツールバーに「Safe Mode」ボタンを配置

↑カスタマイズ可能なツールバーに「Safe Mode」ボタンを配置(クリックで拡大します)

一方、Ver.3.0より実装されている「Undo Disks(アンドゥディスク)」においても同様の機能性が提供されており、こちらは「Virtual Machine Configuration(仮想マシン構成)」>「Startup and Shutdown(スタートアップとシャットダウン)」を通じて各種の制御等を行う事となります。

「Undo Disks」は「Virtual Machine Configuration」を通じて制御可能

↑「Undo Disks」は「Virtual Machine Configuration」>「Startup and Shutdown」を通じて制御可能(クリックで拡大します)

「Undo Disks」では、ゲストOSのシャットダウン時に当該セッションにおける変更結果を破棄して起動前のステータスにロールバックする「Discard changes(変更内容を破棄する)」、或いは確認する「Ask me what to do(処理を確認する)」の何れかのアクションを任意に選択する事が可能となっており、後者を選択した際にはシャットダウン時に以下のモーダルダイアログが表示される事となります(「Safe Mode」で起動した際にも、シャットダウン時には同じダイアログが表示される事となります。尚、Ver.3.0では当該セッションにおける変更結果をゲストOSシャットダウン時に適用すべくした「Apply changes(変更の適用)」が用意されていましたが、Ver.4.0では同オプションは廃止されています)。

変更結果を適用するか否かを任意に選択可能

↑「Safe Mode」、或いは「Undo Disks」>「Ask me what to do」を利用した際には、ゲストOSシャットダウン時に当該セッションにおける変更結果を適用するか否かを任意に選択可能(クリックで拡大します)

※「Safe Mode」「Undo Disks」の何れを利用した際にも、ゲストOSから外部のファイルシステムに対して実行されたトランザクション(Mac OS X(ホストOS)サイドに加えられた諸変更、或いはネットワークデータベースにて実行された各種トランザクション等)等は無効化する事ができません。

尚、Ver.3.0における「Undo Disks」は同一仮想マシンにおいてスナップショットと並行利用する事ができない等の制限事項があったため、1つ以上のスナップショットノードが保存されているゲストOSにおいて利用する際には、それまでに作成した全てのノードを事前に廃棄する必要がありました。一方でVer.4.0における「Undo Disks」は、Ver.3.0と同様に機能が有効化された状態で新たなスナップショットノードを作成する事はできませんが、それまでに作成した全てのノードを保持した状態で利用する事ができます(「Safe Mode」においても同様のハンドリングとなります)。

「Undo Disks」が有効化された状態では、新たなスナップショットノードは作成不可(Ver.4.0)

「Undo Disks」が有効化された状態では、新たなスナップショットノードは作成不可(Ver.3.0)

↑新旧何れのバージョンを用いた際にも、「Undo Disks」が有効化された状態で新たなスナップショットノードを作成する事はできません(クリックで拡大します)

類似した機能性を提供している両機能ですが、一時的に利用する際には「Safe Mode」、永続的に利用する際には「Undo Disks」等の使い分けが考えられるのではないかと思われます。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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