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「VMware Fusion 2.0」「Mac OS X Server 10.5.6」間における互換性問題と対処法

2008/12/18 09:24
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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9月中旬にリリースされたアップグレード相当の「2.0 Build 116369」より、「Mac OS X Server 10.5 Leopard(ゲストOS)」の試験的サポートが行われている「VMware Fusion 2.0」ですが、この度米国時間15日付にて、同仮想化ソフトウェアと「Mac OS X Server 10.5.6(ゲストOS)」間における互換性問題、及び暫定的な対処方法等がリリースノート等を通じて告知されています。

上記Linkのリリースノートでは、VMware Fusion 2.0.1 Build 128865/2.0 Build 116369上にて動作している「Mac OS X Server 10.5.x(ゲストOS)」をVer.10.5.6にアップデートした後に、GUIが適切に表示されない(グレイアウトしたスクリーンが表示される)ケース、或いはデフォルト設定にてUSBキーボード、及びその他の一部USBデバイスが適切に動作しないケースが各々確認されていると伝えられています。

VMwareからは、当該問題の修正を含む次期メンテナンスアップデートが公開されてるまで「Mac OS X Server 10.5.6」へのアップデートを控えるよう呼び掛けられています。また、既にアップデートを行い、且つスナップショットによるロールバック、バックアップによるリストアの何れをも行う事ができないユーザを対象とした現時点における暫定的な対処方法として、以下の2種のソリューションが紹介されています。

GUIが適切に表示されない問題に対する暫定的な対処方法

このソリューションでは、以下のステップにて「vmware-guestd(デーモン)」を無効化します。実行する際には、ホストOS に「MacFUSE(Mac Filesystem in Userspace)」がインストールされている必要があります(「MacFUSE」は「VMware Fusion 2.0」におけるインストレーションの一部として提供されています)。

  1. 仮想マシンをシャットダウンし、「VMware Fusion」を終了
  2. 「Finder」において、仮想マシンが格納されているディレクトリをブラウズ
  3. 当該仮想マシンにおいてコンテキストメニューを呼び出した後、「More(その他)」>「Mount Virtual Disk」>「Mount All」を実行(仮想ディスクマウンタ「VMDKMounter」を通じて、当該仮想マシンに含まれるVMware仮想ディスク(.vmdk)がホストOSにマウントされます)
  4. 「Finder」においてマウントされた仮想ディスク(仮想ボリューム)をブラウズし、当該ゲストOS(Mac OS X Server 10.5.6)における「/Library/LaunchDaemons/」に移動
  5. 「com.vmware.launchd.tools.plist」を開き、「RunAtLoad」の値を「false」に変更
  6. 変更を保存

USBキーボードが適切に動作しない問題に対する暫定的な対処方法

  1. 仮想マシンバンドルに含まれる構成ファイル(.vmx)をテキストエディタでオープン
  2. USBデバイスタイプに関連した項目として「usb:1.deviceType = "hub"」ラインを「usb:1.deviceType = "keyboard"」に変更
  3. 変更を保存

その他の一部USBデバイスが適切に動作しないケースが確認されている問題は、現時点では回避する事ができないと伝えられています。また、この度告知された一連の問題はTeam Fusion(公式ブログ)においても採り上げられています。

※仮想マシンバンドルはデフォルトで「~/Documents/Virtual Machines/」に属しており、コンテキストメニューを通じて「Show Package Contents(パッケージの内容を表示)」を実行する事により、内容を確認する事ができます。また、実際に作業される際には、今一度冒頭Linkのリリースノートにて問題の概要や手順の詳細等を確認される事をお勧め致します。

追記(2009/2/12)

当エントリにて言及している互換性問題は、米国時間2009年2月11日付にてリリースされた「VMware Fusion 2.0.2 Build 146107」において修正され、「Mac OS X Server 10.5.6」がゲストOSとして利用可能となりました(当該時点において試験的サポートとの位置付けとなります)。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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