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「Parallels Desktop 4.0」におけるヘッドレスモード

2008/12/13 16:25
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」は、米国時間11月11日付にてGAリリースを迎えているアップグレード相当のVer.4.0より、GUIコンソールと仮想マシンが各々独立したプロセスとして構成されていますが、今回は前記の特徴を活用したヘッドレスモードの試用をGUIレベルでの制御にて実践してみたいと思います。

※「Parallels Desktop 4.0 for Mac」では、新たに実装されているコマンドラインインターフェイス「prlctl」を用いる事により、任意の仮想マシンをヘッドレスモードにて起動する事が可能ですが、今回はGUIを通じた制御を試験的に実践してみたいと思います(正式にサポートされていないアプローチにて試験的に実践する形となりますので、実際に試用される際には御注意下さい)。「prlctl」に関しては、機会がありましたら改めて採り上げさせて頂きたいと考えております。

最初に、任意のParallels仮想マシンをGUIコンソールから起動した際のMac OS X(ホストOS)におけるプロセスの状態を確認します。GUIフロントエンド(Parallels Desktop)とバックエンド(prl_vm_app)のプロセスが何れもアクティブになっています(バックエンドに相当する「prl_vm_app」が仮想マシンのプロセスとなります)。

Parallels仮想マシンをGUIコンソールから起動した際のプロセスの状態

↑任意のParallels仮想マシンをGUIコンソールから起動した際のMac OS X(ホストOS)におけるプロセスの状態(シングルウインドウモード)。「Parallels Desktop」「prl_vm_app」両プロセスが何れもアクティブになっています(クリックで拡大します)

続いて、ヘッドレスモードを実践するためにフロントエンドのプロセスを終了させる事となりますが、「Parallels Desktop for Mac」には専用のインターフェイスが用意されていないため、「Activity Monitor」等を通じて当該プロセスを強制的に終了させる必要があります。

フロントエンドのプロセスを強制終了させた際のプロセスの状態

↑フロントエンドのプロセスを強制終了させた際のプロセスの状態。GUIコンソール(Parallels Desktop)を伴わずして「prl_vm_app」のみが単独で稼働しています(クリックで拡大します)

この状態からバックグラウンドで動作している仮想マシンに対して、各種リモートクライアントを通じたリモートアクセス等も可能となります。ここではVNCサーバ(TightVNC 1.3.9)がインストールされたゲストOS(Windows XP Home Edition Service Pack 3)に対して、「Mac OS X 10.5 Leopard」における「Screen Sharing」からリモートアクセスを試みています。

「Screen Sharing」からリモートアクセス

↑バックグラウンドで動作しているゲストOSに対して「Screen Sharing」からリモートアクセス(クリックで拡大します)

上記の状態から再度「Parallels Desktop」を起動した際には、バックグラウンドで動作している仮想マシンに自動的に接続され、GUIコンソールを通じた各種の制御が再び可能となります。

尚、「VMware Fusion 2.0」では潜在的な実装ながら、メニューを通じたヘッドレスモードの制御が可能となっています。同仮想化ソフトウェアにおける利用方法等を以下のエントリに纏めておりますので宜しければ御参照下さい。

また、「Parallels Desktop for Mac」ではバックグラウンドで動作する仮想マシンのプロセス(prl_vm_app)がログインユーザの権限で実行されるのに対し、「VMware Fusion」における「vmware-vmx」プロセスはroot権限で実行される事となります。

「VMware Fusion」におけるプロセスの状態

↑「VMware Fusion」におけるプロセスの状態。「vmware-vmx」プロセスはroot権限で実行される事となります(クリックで拡大します)

※「VMware Fusion」が生成する仮想マシンには(Ver.1.xの段階より)ビルトインにてVNCサーバが実装されているため、同機能を有効化する事により、バックグラウンドで動作している仮想マシンに対して追加リソースを伴わずしたリモートアクセス等も可能となります(ビルトインのVNCサーバは「BIOS Delay」や「Paravirtualization(準仮想化)」等と同様に、(現時点では)GUIでは制御する事ができない潜在的な機能として実装されているため、仮想マシンバンドルに含まれる構成ファイル(.vmx)を直接編集して利用する形となります)。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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