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「Parallels Desktop 4.0 for Mac Build 3522(正式版)」、「Virtual SMP」「Leopard Server(ゲストOS)」のサポート etc...

2008/11/11 23:05
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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Mac OS Xベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac」を対象としたアップグレードリリースとして9月上旬よりテストリリース(Private Beta)が開始されている「Parallels Desktop 4.0 for Mac」ですが、この度米国時間11日付にて同仮想化ソフトウェアのGA版に相当する「Parallels Desktop 4.0 for Mac Build 3522」がリリースされ、現在Parallelsによる公式ダウンロードページを通じて英語版のバイナリパッケージが入手可能となっています。

この度リリースされた「Parallels Desktop 4.0 for Mac Build 3522」における主な特徴として以下の項目等が示されています(「3.0 Build 5626」からの主な変更点となります)。

  • 仮想化エンジン等のベーステクノロジとして「Parallels Server 3.0 for Mac」を採用し、同サーバ仮想化ソフトウェアとの仮想マシンレベルでの互換性を保持(「Desktop 3.0」も仮想ディスクレベルでの互換性は保たれています)
  • 軽量、ハイパフォーマンスな次世代ハイパーバイザエンジンを搭載。仮想マシンにおいて最大8コア(8way)の「Virtual SMP(Virtual Symmetric Multiprocessor、仮想対称型マルチプロセッサ)」を実装
  • 64bitゲストOS(x64)のサポートを追加
  • 「Mac OS X Server 10.5 Leopard」をゲストOSとして利用可能に(Appleサイドのライセンスによる制限にて、クライアント版のMac OS XはゲストOSとして利用不可)
  • 「Mac OS X 10.6 Snow Leopard(プレリリースビルド)」に対する試験的サポートを追加
  • 仮想マシンを拡張子「.pvm」が付されたバンドルパッケージにて構成
  • 仮想マシンに対して最大8GBのRAM容量を割当可能に
  • 仮想マシンに対して最大256MBのVRAM容量を割当可能に
  • 仮想マシンにおいて最大2TBの仮想ディスク(.hdd)を利用可能に
  • 仮想マシンにおいて最大16のNIC(Network Interface Card)を利用可能に
  • 「ACPI(Advanced Configuration and Power Interface)」のフルサポートを包含
  • 「Parallels Transporter」を通じて、VirtualBox仮想マシン(仮想ディスク(.vdi))をParallels仮想マシン(仮想ディスク(.hdd))としてコンバート可能に
  • ホストOS(Mac OS X)と物理的な別ディスクに作成された「Boot Camp」パーティションをParallels仮想マシンとして利用可能に
  • ビデオ、及び3Dグラフィックスサポートの強化。「DirectX 9.0」及び「OpenGL 2.0」に対する試験的サポートを追加(「DirectX 9.0 Shader Model 2(DirectX Pixel Shaders 2.0)」に対する試験的な対応)
  • ビデオオーバーレイのサポートを追加
  • サードパーティベンダへの推進等を主目的とする「SDK for Parallels Desktop」、Open API等の提供
  • 各種のオートメーション等を実現すべくしたスクリプティングサポートを包含
  • コマンドラインインターフェイス(Parallelsコマンドラインツール)に対するサポートを包含
  • ネットワークブートを利用可能とすべくした「PXE(Preboot Execution Environment)」のサポートを包含
  • 仮想マシンテンプレートを作成可能に
  • 完了したセッションの適用、或いはロールバックを任意に選択可能な「Safe Mode」を実装
  • 一定のインターバルにてスナップショットを自動作成可能な「SmartGuard」を実装(定期的にスケジューリング可能。「VMware Fusion」における「AutoProtect」に相当)
  • 新たな表示モードとして、仮想マシンウインドウをスケーリング可能な「Modality(モダリティ)」モードを実装(バックグラウンド時に仮想マシンウインドウを半透明表示可能とし、インプットデバイスのキャプチャの有無を任意にハンドリング可能 etc...)
  • 任意の範囲のスクリーンショットを撮影可能な「Clips」を実装
  • 音声認識のサポートを追加
  • Mac OS Xネイティブのヘルプを実装
  • 「Quick Look」との統合。任意の仮想マシンのステータスを「Quick Look」を通じて確認可能に
  • 「Coherence(コヒーレンス)」モード利用時に、Windows(ゲストOS)におけるタスクバーアイテムをMac OS X(ホストOS)メニューバーに表示可能に
  • Mac OS X(ホストOS)、Windows(ゲストOS)双方に対してリムーバルメディアを自動マウント可能な「SmartMount」を実装
  • 「Shared Internet Applications」の改善。新たにRSSフィード、及びリモートセッションリンク等をハンドリング可能に
  • CPU使用率やメモリ使用量等、リソース利用の観点における大幅な改善
  • キーボードプロファイルの作成、編集等が可能に
  • And many others...

「Virtual SMP」の実装は単一のマルチコアCPU(最大8コア)をエミュレートしているため、デュアルCPU以上(複数の物理CPU)をサポートしていないゲストOS(Windows Vista Home Premium/Vista Home Basic/XP Home等)においても複数の仮想コアを利用可能となっています(「VMware Fusion 2.0」における「Virtual SMP」はシングルコアのクアッド(デュアル)CPUをエミュレートしているため、デュアルCPU以上をサポートしていないゲストOSでは複数の仮想コアを利用する事ができません)。

「Parallels Desktop 4.0 for Mac」における「Virtual SMP」の実装。マルチコアCPUをエミュレートしているため、「Windows XP Home Edition」においても複数の仮想コアを利用可能

↑「Parallels Desktop 4.0 for Mac」における「Virtual SMP」の実装。マルチコアCPUをエミュレートしているため、「Windows XP Home Edition」においても複数の仮想コアを利用可能となっています(クリックで拡大します)

以下、刷新されたインターフェイスの一部となります。

「Parallels Desktop 4.0 for Mac」におけるカスタマイズ可能なツールバー

↑「Parallels Desktop 4.0 for Mac」におけるカスタマイズ可能なツールバー(クリックで拡大します)

「Parallels Desktop 4.0 for Mac」における「Virtual Machine Directory」

↑「Parallels Desktop 4.0 for Mac」における「Virtual Machine Directory」(クリックで拡大します)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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