8月中〜下旬に米国サンフランシスコにて開催された「IDF 2008(Intel Developer Forum 2008)」では、Parallelsによる「Intel VT-d(Intel Virtualization Technology for Directed I/O)」のデモンストレーションが、Windows、Linuxベースのデスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Workstation(テクノロジプレビュー)」を用いた形にて行われていましたが、当時の様子を収録したデモンストレーションムービーがYouTubeを通じて公開されていますので採り上げてみたいと思います。
以下のムービーには、2枚のグラフィックスカードを搭載したコンピュータ上で開発過程にある次世代デスクトップ仮想化ソフトウェア「Parallels Workstation 3.0」のAlpha版(テクノロジプレビュー)を動作させ、2枚のカードをホストOS、ゲストOS各々にマッピングさせた状態で3Dグラフィックスをデモンストレーションしている様子等が収録されています(向かって左側のスクリーンがホストOS、右側がゲストOS。各々で「OpenGL」「Direct3D」等の3Dグラフィックスが動作している様子を確認する事ができます)。
「Intel VT-d」に関しては、サーバ仮想化ソフトウェア「Parallels Server」が開発過程にあるWindows版において試験的な実装を行っています(現在「Beta 6」の段階にあります)。尚、「Parallels Workstation 3.0」におけるリリーススケジュールは現時点では未定と伝えられています。