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「ReactOS 0.3.5」リリース

2008/07/03 00:16
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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アプリケーション、デバイスドライバ等におけるバイナリレベルでのWindows互換環境を目標として開発中とされるオープンソースオペレーティングシステム「ReactOS」に、米国時間6月30日付にて最新alpha版に相当する「ReactOS 0.3.5」がリリースされ、現在ReactOS Foundationによる公式ダウンロードページを通じて、Intel x86を対象としたインストールCD(ISOイメージ)、Live CD、QEMU仮想マシン(「QEMU for Windows」をバンドル)、VMware仮想マシン、及びソースコード等が入手可能となっています。

この度リリースされた「ReactOS 0.3.5」における主な変更点として以下の項目等が示されています。

  • 更なる互換性向上、及びコードメンテナンス等を主目的としたブートローダ(FreeLdr)のアップデート
  • システム全体を通じたメモリ(ヒープ、プール)破壊を修正
  • 「ntoskrnl」全体を通じた多数のクリティカルなバグの修正、及びメモリマネージャの一部のリライト
  • ユーザモード、カーネルモード両コンポーネントに関連したWin32 Subsystemにおける全般的な改善等を包含
  • コマンドシェル(cmd.exe)に対する種々の改善等を包含(バッチスクリプトの解釈等)
  • キーボードレイアウトの追加(切り替え)、地域設定コントロールパネルアプレット等を伴う国際化サポートの改善
  • 多数のカーネルモードドライバ、ユーザモードアプリケーション、コントロールパネルアプレット、DLLに対する全般的な改善、バグフィックス、及び更なる機能性の追加等を包含

今後の開発計画として、ネクストリリースに相当する「ReactOS 0.3.6」を8月にリリース予定と伝えられている他(「ReactOS」は2ヶ月サイクルでのリリーススケジュールが組まれています)、公開されている開発ロードマップによると「ReactOS 0.4」(「ntoskrnl」におけるWindows NT 5.x/6系に対する互換性を50%に向上、「winlogon.exe」の実装、「FileZilla Server」「ICQ」「WinAmp」等のサポート etc...)、及び「ReactOS 0.5」(「ntoskrnl」における互換性を70%に向上、「ReactOS Explorer」における大幅な改良、「Microsoft Office 1995-2003」「MSN Messenger 6-8」「AOL Instant Messenger」「Yahoo Messenger」等のサポート etc...)を2008年内に各々リリースし、現在alpaとして進行中の開発ステージをVer.0.5よりBetaに移行する等の予定が示されています。

「Mac OS X 10.5.4」+「VMware Fusion 2.0 Beta 1 Build 89933」+「ReactOS 0.3.5」

↑「Mac OS X 10.5.4」+「VMware Fusion 2.0 Beta 1 Build 89933」+「ReactOS 0.3.5」(クリックで拡大します)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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