お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

「Mac OS X 10.5 Leopard」、Carbonフレームワークは64bitに非対応か

2007/06/19 00:58
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ管理

最近のエントリー

米国時間11日に行われた「WWDC 2007(Worldwide Developers Conference 2007)」における基調講演にて、Steve Jobs, CEOよりその(ほぼ)全貌がプレビューされた「Mac OS X 10.5 Leopard」。サプライズ的な要素はなかったものの、Feature 4として紹介された64bitへの完全対応は、Mac OSの歴史における重要なターニングポイントとして後世に刻まれるのではないかと捉えておりますが、同時に「Classic Mac OS」→「Mac OS X」移行期において多大な貢献を果たした「Carbon」フレームワークにおける64bit対応の有無に言及した情報が米国時間13日付のMac Rumors内Page 2 Rumorsにて掲載されています。

この度の情報はSteve Jobs, CEOによる基調講演中、「Mac OS X 10.5 Leopard」における64bit対応ライブラリのリストにおいて「64bit-Cocoa」の表示は見られたものの「64bit-Carbon」の表示が確認されなかった事に端を発しており(昨年の「WWDC 2006」ではCocoaと共にCarbonの64bit化も公言されていたようです)、Appleによるメーリングリスト(Apple Mailing Lists)においてはCarbonの64bit非対応が示唆されていると伝えられています。以下に本文の全文を意訳してみましたので宜しければ御参照下さい。

(ここから意訳)「WWDC 2007」の基調講演において開発者達は、「Mac OS X 10.5 Leopard」における64bit対応ライブラリのリストにおいて「Carbon」フレームワークが包含されていなかった件に関しては、Steve Jobs, CEO(Apple)が意図的に省略したものであると認識しています。

昨年の基調講演においてAppleは「Mac OS X 10.4 Tiger」によって据えられた64bit原理に追加して、CarbonとCocoa何れのフレームワークも64bit化が果たされると公言していました。

※原文には昨年(WWDC 2006)の基調講演における64bit対応説明時の写真が掲載されており、そこには「64bit Carbon & Cocoa」の一文が確認できます。

しかしながらAppleによるWebサイトに掲載されている最新情報によると、「Mac OS X 10.5 Leopard」における64bitフレームワークには、「Mac OS X 10.4 Tiger」においてサポートされた「POSIX」「Math Library」に加えて「Cocoa」「Quartz」「OpenGL」及び「X11 GUI Framework」が包含されると伝えられています。

更にAppleは自社のメーリングリスト(Apple Mailing Lists)において、Carbonフレームワークが64bitに対応しないであろうとの現状を示唆しています。

あらゆる現実を鑑みてこの度の処置は、Mac OS Xへの移行期において、Carbonがレガシーアプリケーションポーティングための主要な手法として採用された後、Appleによる主要なフレームワークとしてCocoaが提起されているため、(Carbonの64bit化が見送られたとしても)多数のユーザにおける多大な障壁とは成り得ないと考えて差し支えないかも知れません(ここまで)

※当エントリは、Mac Rumors内Page 2 Rumorsという比較的インサイダ的な要素が強いサイトを参照しております。Appleから公にアナウンスされた情報ではありませんので、参考程度に捉えて頂けると幸いです。

【関連Link】

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー