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「Mac OS X 10.5 Leopard」、IM(iChat)における諸機能をサードパーティデベロッパに提供する「Instant Message framework」

2007/05/01 01:27
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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今秋リリース予定とされる「Mac OS X 10.5 Leopard」に搭載予定の「iChat 4.0」には、インサイダ情報の一つとして「Answering」と称されるビデオグリーティングの存在等が囁かれている他、昨夏に開催された「WWDC 2006(Worldwide Developers Conference 2006)」では「iChat Theater」が新機能の一つとして正式にプレビューされていますが、ADC(Apple Developer Connection)より提供されている「Leopard Technology Series for Developers」では、同機能を始めとしたIM(iChat)における諸機能をサードパーティデベロッパに提供する「Instant Message framework」が紹介されています。非常に興味深く、且つボリュームのある内容となっていますが、米国時間4月23日付のAppleInsiderにおいて同ドキュメントの概要が纏められていますので、その全文を意訳してみたいと思います。

(ここから意訳)Appleは最近、任意のアプリケーションから「iChat 4.0」の諸機能へアクセスする事をサードーパーティデベロッパに許容する、Mac OS X 10.5 Leopardにおける拡張された「Instant Message framework」の活用法を開発者達に提供する等、同オペレーティングシステムに関する内在的な機能の一部を徐々に明らかにしてます。

例えばAppleは、開発者達が同フレームワークを利用する事により「特定のインスタントメッセージユーザがオンラインであるか否か」或いは「ビデオカンファレンス実行時に、ビデオ、オーディオ等の各種コンテンツを共有すべくしてiChat Theaterセッションを開始する否か」等の情報を自身のアプリケーションを通じてプログラム的に確認可能になるであろうと述べました。

その他にも、ADC Webサイトにおける「Technology Overview」には以下のような特徴も記載されています。

「Instant Message frameworkが提供する強力な機能の一つは「Buddy List(友達リスト)」における任意のコンタクトがオンラインであるか否かを明確にするための機能です。また、その他のステータスインフォメーションと同様に、当該コンタクトにおける「Address Book」データの入手も可能となります」

「これらの情報は概して「Presence」と称されます。そして一度Presenceデータにアクセスする事により、コンタクトに関連した情報に変化が生じた際に、自らのアプリケーションに通知させる事等が可能となります」

また、Mac OS X 10.5 LeopardにおけるiChat 4.0(正式版)の新機能「iChat Theater」は、iChatカンファレンス実行時において、オーディオ、及びビデオコンテンツ等の提示を当該アプリケーションに許容します。例えばサードパーティデベロッパによるアプリケーションは、1人以上のカンファレンス参加者に対して、スライドショー、ビデオフィード、或いは3Dグラフィックス、サウンド等の各種コンテンツを提示可能となります。これは「Objective-C」クラスにおいて、iChatによる最も高等な機能の一部を縮約するiChat Theaterの中心部「IMAVManager」クラスを通じて実現されています。

Appleは、上記に関して以下のように記しています。

「IMAVManagerは(当該アプリケーション内に洗練されたカンファレンシング機能等を構築可能とするための)Instant Message frameworkにおけるその他のクラスと共に動作します」

「例えば、チャットに参加可能なメンバを決定するために「IMService」を使用し、続いてiChat Theaterプレゼンテーションをセットアップ、実行させるべくIMAVManagerを使用する事等も可能となります」

また、Instant Message frameworkに加えて開発者達は、ビデオチャットの開始、或いはiChatイベントに対するレスポンス等のような各種イベントを実行しつつ、 AppleScriptを通じて同アプリケーションにおける多数の機能にアクセスする事が可能となるでしょう。この件に関しては以下のように記されています。

「Mac OS X 10.5 LeopardにおけるiChatのスクリプト辞書は、キーボード、及びマウス等の入力デバイスによってインタラクティブに実行可能なiChatオペレーションの大多数を含めるべくして拡張されました」

「サードパーティデベロッパは当該アプリケーションを通じて、或いはAppleScriptからダイレクトに、これらの各種機能性にアクセス可能となります」

アカウント、サービス、及びチャットクラス等は、各自のスクリーンネーム、特定のサービス(「AIM」「Jabber」「Bonjour」等)、及び特定タイプのチャット(テキスト、オーディオ、ビデオ等)を利用している当該関係者の識別を幇助します。「例えば……」Appleは続けます。「これらの機能は、iChatを通じて洗練、且つハイレベルなアプリケーションコントロールを可能とします。あなたのアプリケーションは、チャットを開始するためにスクリプトを用いる事ができます。或いは特定の人物がオンラインであるか否かを確認するためにスクリプトを利用しても差し支えありません。他にも多くの手法が考えられるでしょう」

更なる詳述はADC Webサイトにおける「Technology Overview」において確認可能となっています。(ここまで)

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※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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