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「MacBook Pro(Core 2 Duo)」AppleInsiderによる詳細報告

2006/11/06 10:25
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岸 大輔

「Mac OS X Trend Informations」では、Apple、Mac OS X、及び関連アプリケーション、テクノロジ(主に仮想化)等を中心とした各種の情報等をエントリしております。どうぞ宜しくお願い致します。
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リリースが秒読み段階と噂され始めてから数ヶ月が経過していた「MacBook」ラインも、先月24日にApple初の64bitプロセッシング対応ノートブックコンピュータ「MacBook Pro(15-inch Core 2 Duo、17-inch Core 2 Duo)」がリリースされて以来、約2週間が経過。幾つかの情報サイトにおいてレビューやベンチマーク等も掲載され始めていますが、プロセッサ以外では標準搭載メモリ容量と同HDD容量、或いは15inchモデルにおけるFireWire 800の復活やSuperDriveの2層記録対応等が目につくところではないかと思われます。そんな中、米国時間10月31日付のAppleInsiderにて、内部構造も含めた詳細を伝える記事が掲載されていますので、その一部を取り上げてみたいと思います。

上記LinkのAppleInsiderによると、Apple Computerによる新たな「Core 2 Duo(Merom)」ベースの「MacBook Pro」ノートブックは、前モデルに著しく類似しているにも拘らず、より入念な観察によって注目に値する微調整と機能強化の幾つかを捜し当てたとの事。 以下に「Core 2 Duo(Merom)」によって齎されたコンピュータとしての機能強化、或いは設計面(外部、内部共に)等に関する幾つかの実例が示されています。

プロセッサ

より大容量のL2キャッシュは、「MacBook Pro(Core 2 Duo)」におけるトランジスタ数が151,000,000から291,000,000に拡張された事を意味しており、この事は、

  • キャッシュ-プロセッサ間におけるデータ転送量の増加
  • メインメモリ-プロセッサ間における帯域幅の最大化
  • 待ち時間の減少

等を許容しているとの事。更に「Core 2 Duo(Merom)」は、クロックスピードの増大にも貢献する「Yonah」より若干深めのパイプラインを示しており(12から14ステージに増大)、丁度「MacBook Pro(Core Duo)」のように、新たなMeromモデル内のチップはメインロジックボードにはんだ付けされていると伝えられています。

熱の消散

31ワットの「MacBook Pro(Core Duo)」と比較した場合、新たなMeromモデルは34ワットという若干高めのThermal Design Point(TDP)を示しているものの、パフォーマンスの増加と対照して見た際には、その増加は重要ではないとの事。従って新たな「MacBook Pro(Core 2 Duo)」は前モデルと比較して、より効率的な電力供給を示していると考える事ができると記されています。

ハードディスクノイズの制御

新たなMacBook Pro(Core 2 Duo)は、ハードドライブにおけるノイズ制御のためにトップカバーに装着された金属製のディスクと共に出荷されており、同ディスクは取り外しが不可能になっているとの事。この事によって、交換用ドライブがサードパーティソリューションによって開発、展開されるまでは、ドライブ交換時においてAppleへの直接の依頼が必要になるであろうと記されています。

「AirPort」「Bluetooth」における変更点

ハードドライブの真上に設置されているのは、3本のワイヤによって色分けされたアンテナソリューションを利用する、新たに設計された「Apple AirPort Extreme」ワイヤレスカードであり、同カードは「IEEE 802.11n」におけるドラフトバージョンをサポートする802.11nチップセット「Atheros AR5008」であると自身を識別しているそうです。

また、MacBook Pro(Core 2 Duo)におけるBluetoothの実装は、独立したコンポーネントカードとして扱われ続けており、新たなシステムでは「ハードドライブ近辺ケース底部」から「トップケース下部」の位置に移動していると伝えられています。

オーディオに関する変更

他方で重要な設計変更は、ハードウェアの単一部分として製造されているMacBook Pro(Core 2 Duo)における右オーディオスピーカモジュールに施されており、新たな単一部品の設計に伴い、右スピーカ全体は最初に取り付けられ、ロジックボードはその先端に配置されているとの事。この事はスピーカへのアクセス時において、ロジックボード全体を取り外さなければならないといった事を意味しているとされ、スピーカのためのワイヤは、現在「ロジックボードの下」「ヒートシンクの下」或いは「システム後部」に沿って道筋を定めていると記されています。

ファン、及び熱センサのための新たなコネクタ

MacBook Pro(Core 2 Duo)における幾つかのオペレーションがより魅力的なものとなるに伴い、Appleは13-inch MacBook同様、JST(独立行政法人科学技術振興機構)によるワイヤバンドルコネクタを利用する事によって、その他を簡素化するための措置を施しているとの事。同コネクタは、電源コードのように容易に着脱する事が可能であると伝えられています。

ケーシングの変更

MacBook Pro(Core 2 Duo)は、前モデル(MacBook Pro(Core Duo))と著しく類似しているものの、新モデルのロジックボード上におけるFireWire 800ポートの包含によって、裏蓋は前モデルとは非互換になっているとの事。同様に「caps lock」キーが適切に機能しないため、前モデルのキーボードも、MacBook Pro(Core 2 Duo)とは非互換になると記されています。

システムソフトウェア

「MacBook Pro(17-inch Core 2 Duo)」「MacBook Pro(15-inch Core 2 Duo)」共に、以下のソフトウェアがプリロードされた状態にて出荷されているそうです。

  • Mac OS X 10.4.8 Build 8N1037
  • BootROM version 00A5.00
  • SMC Firmware Ver.1.12f5
  • Infrared(赤外線) Firmware Ver.110
  • Trackpad Ver.13
  • Camera Ver.184

ユーザによって取り付け可能な部品(メモリ)

「MacBook Pro(Core 2 Duo)」は(内部において)メモリ以外にユーザによる取り付け可能な部品は何れも含まれていないとの事。同モデルは2つのメモリスロットのそれぞれにおいて2GB SO-DIMMを容認しているものの、システムにおける総メモリ容量は3GBを認識するのみであると伝えられています。

ケースデザインに関しては、2003年初頭のExipoにて初めて現行デザインのPowerBook G4 17inch、及び12inchモデルが発表されて以来、間もなく4年が経過。個人的には現行デザインの完成度の高さを再認識すると共に、新鮮な驚きを目の当たりにしたいという思いも抱いている次第です。尚、冒頭Linkの原文には幾つかの内部写真も掲載されていますので、興味のある方は参照されると良いかと思われます。

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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