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成長するスマホ開発市場・・・この1年で勝ち残るためのポイントとは

2011/04/18 20:30
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長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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■【情報不足の地域】と【コミュニティ型マーケティング】



スマートフォン開発のマーケティングについて、私なりの考えをお話します。スマホ開発は、まだまだ導入期の市場です。確かに、猫も杓子もスマートフォンで、実際に事例も多くなっています。宣伝の上手いSI企業が、メディアを使って露出を始めています。スマホ開発に進出する目的は何でしょうか?当然ながら自社の業績アップがありますが、それに伴うエンドユーザーの開拓でしょう。そう考えると、自社が最も勝ち易い地域で、市場の動向を意識してマーケティング策を決めていく必要があります。


船井総研の事例で言えば、スマホ開発で反響を獲得し易いのは圧倒的に地方です。東京では、多くの企業がそうした情報に生で触れています。展示会やセミナーが連日の様に開催され、既に目新しさもなくなっているかもしれません。しかし、地方では違います。近くに展示会なんて開催されません。首都圏よりも圧倒的に情報が不足しています。地方の企業も新しい流れに乗り切る事が出来ません。そこで比較的競合が少なく、また顧客の興味関心が高いのが、地方だという事です。これは実際にスマホ開発のマーケットに従事している中小企業の経営者も同じ事を言っておられました。


そして次に大切な事は【コミュニティ型マーケティング】です。先ほどもお話しましたが、スマホ開発の市場ライフサイクルは【導入期】です。導入期は、顧客側に顕在化された具体的なニーズはありません。色々な情報を集めて、何が出来るかを模索する時期です。また、震災後の影響から、顧客は投資に慎重になっています。スマホだからとりあえず・・・という投資はあまり期待できません。背景にしっかりと購入理由が無ければ情報収集で終わってしまいます。


つまり情報収集タイプの顧客を徹底的に集めて組織化し、定期的な情報提供と接触の機会を設ける事で、顧客との信頼関係を高めていきます。そういう活動の中で潜在ニーズが徐々に顕在化され、案件に繋がっていきます。一見すると非常に非効率な営業活動に見えるかもしれません。確かに営業マンの力量があれば、こんな仕組みがなくても売れるかもしれません。しかし、顧客の購買心理を考えると、やはり顧客のニーズが固まり購買意志が確定するまで、購入する事はありません。


導入期型の特徴的な商品であるスマホ関連は、ポイントを押えたマーケティングを仕掛けて、多少後発でも構わないので、良い業界としての地位を確保する事が大切になるでしょう。一本釣りや押し込みとった従来型のマーケティングやセールスでは通用しないのが、スマホ開発の領域ではないかと考えています。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】)


 

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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