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スマホ開発の光と陰・・・成長分野の芽を摘まないために必要な事とは!

2011/04/08 16:00
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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スマートフォン開発はIT業界の救世主か?


『これからはクラウドの時代ですよね』
『スマートフォンは成長分野だと思うんです』


こう考えているIT業界の関係者が増えています。昨年のクラウドブームに引き続き、スマートフォンが注目を集めています。スマートタブレットが各社より発売され、いよいよ業務活用としてのスマートフォンが本格的に伸びてくると、多くの識者も考えています。クラウドはスマートフォンの成長によって浸透すると考えている方もいるようです。


確かに、スマートフォン及びスマートタブレットは数少ない成長分野となるでしょう。携帯電話と競合せず、置き換え需要ではなく、2台目のニーズとしてビジネス用途で利用者が増えるでしょう。現在は500万台ですが、今年にも1000万台を越えると考えている関係者も多いようです。ビジネス用途は全出荷台数の10%という指標もあるようですので、2011年中に100万台の利用者になるでしょう。モバイル端末利用者が400万人程度と言われていますので、モバイル利用者の25%がスマートフォン関連となっていきます。


さて、私も現在、この市場におけるマーケティングのお手伝いを始めています。 スマホ開発とも呼ばれる法人向けのスマートフォン開発の市場ですが、調べれば調べるほど、まだまだ導入期のマーケットだと感じます。そもそも顧客に顕在化されたニーズがありません。顧客サイドも何となくスマートフォンという意識であり、何か出来そうな気がする程度のニーズです。情報収集に近いレベルではないでしょうか。


しかし、業界としてはクラウドに続くマーケットを牽引する領域と考え、相当に力を入れています。私は、どんなビジネスを始めるにしても、その事業に明確なコンセプトがなければいけないと感じています。【自社が何を活用するのか】【それによって顧客にどんな価値を提供するのか】【その価値提供は、何を活性化する事で実現するのか】。この3つの質問に明確に答えられない事業は、上手くいかないと考えています。


例えば、私であれば【船井流の業績アップノウハウを活用して】【顧客の業績アップを支援します】【商品・マーケティング・セールス戦略を活性化することで】となります。こうしたコンセプトが曖昧な状態でが、時流に適応しているビジネスであっても、一時的なビジネスとして終わってしまうでしょう。


スマホ開発の市場をHPや記事を中心に調査を続けています。5月にはビックサイトで大規模な展示会も開催されます。この市場に対する興味・関心度や期待値は一気に広がると考えています。だからこそ、自社の出来る事を徹底的に絞り込まない限り、折角の成長分野の芽を摘んでしまう事になります。


『スマートフォンを導入しても、成果は上がらなかった・・・』
『クラウドも含めて、やっぱり無意味なシステムだったな・・・』


スマートフォンは万能で、どんな業務場面においても効果が出せる。次に怖いのは、そんな信仰がささやかれないかということ。ご存知のように、そんな魔法の杖は存在しません。私が見た所、スマートフォンにも強みと弱みがあります。この筐体の持つ強みを活かした業務では、改善効果を図る事が出来るでしょう。その見極めもこれから大切になります。


スマートフォンが注目されています。マーケティング施策を展開する上でも、言葉の認知が進んでいるので、展開し易いというのは事実です。しかし、コンセプトも無く、これまでの開発の延長線上で捉え、顧客の期待を裏切る企業が増えれば、一気に冷えていくでしょう。まずはビジネスコンセプト。ぶれない軸を確立する必要があります。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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