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中小ソフトハウスにとっての将来に向けた2つの選択肢

2010/04/26 11:17
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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自社の立ち位置から、どんな将来像を描くのか・・・

4月も終わりに近付いています。現場で感じる景況感は、まずまずな状態といった所でしょうか。コンサルタントは出張族なので、4月に入って急にまた出張する人達が増えたのを感じます。やはり株価の緩やかな上昇と安定。為替の乱高下の落ち着きから投資意欲が戻ってきているのは事実でしょう。金融関連のプロジェクトを始めとして、私のご支援先でも、ここに来て急にストップしていた案件が動きを見せるなど、良い状態になりつつあります。

それでも、この状態は恐らくは11月辺りまでで、それ以降はより厳しい経済環境が訪れると考えています。やはりこの夏にかけて、新しいビジネスモデルを構築し、来るべき時代に備える必要があると感じています。

特にソフトハウスという業態は、今後は益々厳しくなります。労働集約型の業界では、一人当たりの生産性を高めていく事がポイントであり、付加価値を上乗せできるかどうかが重要です。ところが、時間に縛られる今のソフト業界で、人月単価がデフレ環境下で下落してしまえば、固定費である人件費を賄う事ができなくなります。労働分配率が65%を超えている中小ソフトハウスでは、このモデルでの限界が近付いています。

 当然ながら、新しい何らかのビジネスを検討する時代に入っています。この業界では、付加価値の高め方に2つの方向性があるのではないかと感じています。一つは【業務コンサルティング】による付加価値率の向上。もう一つは【サービスモデルの展開】による付加価値率の向上です。前者はSIと呼ばれる非常に高度なノウハウを要するゾーンです。後者は複数の理解が存在すると思います。SaaS的にアプリケーションを月額や利用料課金で徴収するモデルもそうですし、アフターフォローのマーケットに比重を置き、ネット経由で提供されるシステムを低価格で複数社に提供し、その合算で生産性を上げるモデルもサービスです。

月額利用料モデルが安さ感やお得感だけで通用する時代は早々に終わります。システムへの観点が投資対効果にズレた事により、価値提供の基本がモノ作りから付加価値創造(見えない世界での満足感)に変わっています。時流適応が経営の基本です。自社にとってどんな事ならできるのか。真剣に考えて、変化対応する事が重要です。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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