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マーケット40%ダウン!実需ベースに近付くIT市場

2009/10/06 16:23
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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実需レベルのIT市場!下請けは経営危機に・・・

日経マーケットアクセスの調査によると、4月から6月期の昨年対比のIT予算増減率が40%ダウンとの事でした。非常に単純化して考えれば、市場が一気に半減近くになってしまったのです。そりゃあ厳しいこと、この上ありません。一部のソフトハウスでは100名を超える技術者が休業状態らしいです。この傾向は、恐らく7月から9月期で一旦は小休止状態になると思います。しかし、株価も為替もまた不安定な状態になってきました。今後は、またIT不況の波がやってくるのではないかと考えています。

さて、ちなみにこの40%ダウンという数字。ここに私は注目しました。システムを開発を主業務とするIT業界の市場は、経済産業省の発表によると年間15兆円程度。ほぼ毎年横ばいの状態で推移しています。しかし、実態のマーケットを考えると、実はこの半分の7兆円程度しか無いと言われています。市場規模が膨らんでいる要因は、下請け構造によるダブルカウント、トリプルカウントによる市場規模の水増し現象。実態と市場規模とでは、それ程の乖離が発生しています。

しかし、今やマーケットは40%のダウン。つまり、より実需ベースに近付く案件しかなくなってきたのです。つまり、今営業活動において顧客との直接取引きを実現している元請け企業が生きていく為の投資額しか、市場には存在しないという事です。この数字はインパクトがあります。つまり、下請け企業の仕事はマーケットがもう確保できないと宣言しているのです。元請けが下請けに仕事を流すのは、自社の原価を粗利ベースで賄いながら、下請け企業の原価をも満たせるからです。しかし、今の投資額では自社を賄うだけで精一杯。これが真実なのです。

数字からも、やはり下請けから脱却しなければ、市場からの撤退を余儀なくされる事は必然です。ここで真剣に下請けを脱却する為の考え方を持つ必要があります。今は不況期です。価格への反応。本物への探究心が顧客に芽生えている時期です。こうした時代の流れを理解し、自社の何を顧客に提供するのかを絞り込む必要があります。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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