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サービスの時代は中小ソフトハウスのチャンスの時代!

2009/02/18 18:00
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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これからやって来るサービスの時代!

 いよいよ本格的なサービス時代の幕開けです。各社のIT予算が景気の影響により削減傾向が顕著になる中、コア業務以外は徹底的なローコストを前提に考える時代に入ります。経営相談の現場でも、SaaSへの展開を考えている企業様も増えており、ITはイニシャルからランニングへ、また受託開発からセクレクト的にアソートする時代になっていきます。従来型のビジネスモデルはコア業務の領域で相変わらず残りますが、マーケットは圧倒的に縮小します。また、大手が必死に囲い込む領域となるので、中小企業が乗り出すには非常に厳しい状況だと思います。

 今後はコア業務から外れる領域に対して、ローコストで短期導入がポイントになると考えられます。その価格帯で無理をして仕事を請け負うという事も考えられるのですが、非現実的だと感じます。ローコストでソリューションを展開できる道を徹底的に模索する事が大切になります。そこでサービスという事になるのですが、今はSaaSが圧倒的に注目されています。しかし、中小ソフトハウスの視点から考えると、実はPaaSを利用した受託の展開という方向性があるのではないかと考えています。

 ハードウェアやIT基盤の整備といった、これまでコストとして認識していたものが、HaaSやPaaSというサービスで対応できるようになってきました。まだまだ制約条件やサービス品質に疑問は残りますが、こうしたサービスが浸透するのは方向性としては止められないものです。特にAmazonやGoogle、セールスフォースといった主要なプレイヤーが本格的な日本語対応を始めると、残念ながらマーケットへの認知は早くなります。これはSI企業のビジネスのネタを無くしてしまう本当の意味でキラーコンテンツなのですが、中小企業にとってはプラットフォームによる制約が無くなるので、ビジネスの展開がスムーズになると考えられます。

中小ソフトハウスにチャンス到来!

 信頼性といった視点ですが、恐らく顧客側の考え方も変わっていくと考えられます。これまでは信頼性という名の下に、大手ブランド信仰が根強くありました。しかし、これからは力のあるベンチャーに対する積極的な活用という変化が支援現場でも表出しています。ローコストで品質の高い仕組みを提供できる企業はお客様から選ばれます。

 こうした顧客マインドの変化に対して、ローコストで品質の高い仕組みを提供する為には、サービス提供者側も柔軟に考えていく必要があります。有り物はなるべく有り物で。例えば、SaaSやオープンソースで利用できるソリューションは積極的に取り込んでランニングコスト化します。自社独自で全てを開発といった視野をなくし、時流に適用するという思考で経営をしなければ結果が出ない時代なのです。また、オープンソースやSaaS自体もある程度こなれてきており、信頼性が高い物も多くなってきています。

 先にも述べましたが、これからは受託といっても、PaaSを活用してなるべくベースのコストをランニング化し、顧客の負担を平準化するというのは非常にポイントになります。ソフトウェアのリースが難しくなっている現状でいえば、開発にかかる費用は顧客企業にとっても痛手になります。サービスの時代とは新しい時代の幕開けです。旧来からのマーケットの支配者が没落し、新たな企業が台頭します。この流れを上手く掴み、マーケットリーダーとなる為にも積極的なサービスモデルの取り込みを検討するのは正しい道だと考えています。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!】

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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