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危機に対する経営者の3つの反応

2008/12/10 15:23
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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危機を前にした時に分かれる3つの反応・・・

 いよいよ本格的に景気が悪化してきました。ITサービス産業においても、多くの方より景気の変化に対するお話をお聞きします。今はちょうど時代が移り変わっている時期であり、この時の経営者の反応には3つあります。これによってその後の行動に大きな変化が起きます。

 1.危機である事に気付かない(無関心)
 2.今は危機であるが、直ぐに回復すると思い込んでいる
 3.危機である事を認識して、適応するために行動を変える

 多くの方は経営者であれば、当然ながら3を選択すると思われるかもしれません。しかし、中小企業の場合、最も多いのは【2】であり、次に多いのが【1】です。恐らく【3】を実際に実施している経営者が非常に少ないと言うのが私の印象です。1の反応を示している人の場合、二つの可能性があります。今の領域が景気における変動幅が少なく、本当に危機意識を持っていない場合と外部環境に疎く本当に気付いていない場合です。前者の場合は良いのですが、後者の場合であれば、一気に会社が傾く可能性もあります。

 2の場合はよくあるケースです。経営者の仕事とは、本来将来を予測しながら、今の状態を適応させる事にあります。しかし、目先の仕事に追われている経営者の場合、将来について考える時間を持っていません。未来に起きる事が分からないので、いずれ良くなるはずと決め込んで、今の仕事で気を紛らわせるのです。この会社の場合も、結果的に一気に会社は傾くと思います。ただし、1よりも2の方が、気付いた時の行動には違いがあると思います。

経営相談の質が変わった!チャンスと捉える経営者の発想・・・ 

 最近、少しずつ経営相談の質も変わってきているのですが、特に危機=機会と考えて、時流に適応しようと考えている経営者からの相談が増えています。これは危機を前にして3の反応を見せた経営者です。こうした経営者は会社の規模の大小を問わず、外部環境を冷静に分析しています。景気そのものが、しばらく悪くなる事も理解しており、だからこそチャンスが発生すると考えています。早くに時流適応し、一番のポジションを確立しようと考えている経営者は、時間短縮を目的として私に相談を持ちかけます。

 経営者にとって危機に対する反応は非常に大切です。プラス発想を基本として考えると、現状認識はあくまでもシビアに分析する必要はありますが、それに対する対策は前向きである必要があります。ところが、現状が暗いとどうしても対策も湿りがちです。苦境を脱するためには、現状行っている事以外の新しい何かを見つけ出す必要があります。今の枠組みを取り払って、現状に左右される事の無いアイディアを見出す必要があります。その為にも、危機を危機として認識できる力を持ち、正しい反応をするようにして下さい。2012年から2013年まで景気は回復しません。それを前提に経営を考える事が大切になります。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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