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理念やビジョンで儲かるのか?

2008/10/27 11:08
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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経営指導をする上で、必ず考えるのは【経営理念】と【ビジョン】です。
これは非常に重要であり、これがあるから企業として存在しています。

ところが、伸び悩んでいる経営者にとって、そうした夢や理想を語るよりも遥かに目先の売上の方が重要であるという局面は往々にして存在します。

 夢や理想を語っていて儲かるのか!
 業績が上がるのか!

これは非常に悩ましい問題です。
確かに夢や理想では目の前の現実が急変する事はありません。人月単価の下落で苦しむ中小ソフトハウスにとって目の前の利益を追い求めることが非常に大切であることも理解できます。私自身もそうした経営者の為に、どうすれば目先の業績を回復できるのか、という事を念頭に置いて現場指導をすることもあります。

しかし・・・

 先日、ある有名なメーカーの会長の講演に出席してきました。この会社は、その製造している分野で国内シェアを80%獲得しており、創業から50年ですが、47年増収・増益という素晴らしい業績を上げられています。こうしたセミナーでは、基本的にノウハウよりもテクニック論が先に立つ事が多いのですが、一貫して語られたのは経営哲学。経営者として常に【あるべき姿】を追い求める姿勢でした。そして何よりもこの姿勢を貫いて業績を上げ続けています。
 
 『あなたの経営の目的は何ですか?』
 
 このシンプルな質問を私自身も深く考えさせられました。多くの会社は拡大を志向します。しかし、売上が目的であれば、全ては有限の世の中にあって、必ず限界を迎えます。しかし、会社の目的が経営者が考える理想を追求する事であれば、その理想は無限です。売上は結果です。その結果を導き出す手段として『ビジネスモデル』や『人と組織』は存在します。そして全員の目を集中させる為に目標としてビジョンはあります。

 しかし、会社の究極の目的。
それは経営者の理想の姿である『理念』を追求する事であり、その理念を社員に語り共感して貰い、全員で一体化していく事です。業績は全て結果論なのです。私も現場指導を繰り返す中で、どうしても忘れがちになる事です。ビジネスモデルやマーケティングの話をする方が、耳に心地良い状態をつくる事も出来ます。ところが、永続性を目的とした会社という法人にとって、大切な事はその幹となる思いです。船井流の哲学が私の苦境を支えたように、中小ソフトハウスの経営にとっても、こうした思いが大切なんだと改めて感じています。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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