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2000年バブル不安とは違う、新たな業界不安の時代・・・

2008/09/16 11:43
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 今、IT業界は混乱期に突入しようとしています。ちょうど2000年のITバブル崩壊期のような、大きな不安を抱えています。私も現場支援を行う中で、明らかに状況が変わってきていると感じます。この業界は多重請負で成り立っており、元請けが獲得した仕事を多くの会社で対応していくという流れです。大きなプロジェクトには当然ながら多くの会社が参画し、長年その業務に携わるとお客様も習慣的にその会社に仕事を依頼します。そうして、多くの企業が特定の会社に依存した下請け体制で経営をしてきました。

 ところが、金融関連(昨日リーマンが経営破たんしました)の動揺と製造関連の原材料費高騰から、IT予算を多く出していた業界が先行き不透明な状態になってきました。以前のITバブル崩壊期と大きく異なることがあります。それは、2000年のバブルは株式バブルであり、現在の小麦のように業界の将来性に多くの投資家が投資した結果、膨れ上がったバブルでした。しかし、バブル崩壊後から実は本格的なIT化の流れが出来上がり、本来的な業界の成長が実現されました。マーケットの成長性を見ても、2000年から2008年にかけて、実に180%の成長を遂げました。しかし、今回の不安はソフト開発を主業務とするIT業界のダウントレンドという新たな状態が引き起こしている問題であり、日本国内経済のダウントレンドから起因するものなのです。

 つまり、これからはより低単価で効率的なサービスの時代にソフトウェアが取って代わられます。開発主体のソフトウェアのマーケットは5年後には大きく縮小しているでしょう。これからは本格的な生き残りを掛けた戦いとなるのです。マーケットは縮小しますので、何もしなければ確実に業績は落ち込みます。事実、ご支援先ではこれまでなら絶対にメールリストで仕事の要求をしてこなかった様な同業者からのメールが増えていると言います。冷え込むのは常に下請けからです。大切な事は自社の強みを把握して、誰に対して何を提供するのかを明確にすることです。経営の原理・原則が重要になる、そんな時流に突入しました。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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