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有償稼働率、一括発注・・・変化する業界事情とは

2008/09/01 16:37
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 景気の悪化と共に少しずつ足元の景況感に変化が出ています。これまでは下請け一辺倒で外注に仕事を発注していた中堅や大手SI企業も内製化を推進するようになってきました。外注経費はキャッシュを外に流す動きなので、景気が悪くなったり業績が悪化すると、真っ先に手を入れる費用項目になります。これまで外注に頼って利益を稼いでいた現場は非常に苦しくなりますが、自社の技術者が無償稼動する位なら、品質は落ちても有償稼働率をキープしたいと考えるのは当然の事かもしれません。

 また別の流れとして、元請け企業側の姿勢も変化しつつあります。契約形態の変更です。これは組込み関連企業に多い流れですが、成果物保障の請負スタイルを選択するお客様が増えてきました。これはプロジェクトとして内部に外注企業を入れると、その外注管理も含めて、元請け側の責任となります。大規模かつ複雑化し、短納期化してくると、お客様側でもプロジェクト管理リスクは高まります。そこで、納期通りに一括で成果物を納品してもらう形態を取る事でリスクヘッジを行う方向性が出てきました。これは下請け派遣で厳しい環境を生き抜いてきた中小ソフトハウスにとってはチャンスかもしれませんが、逆に成果物に対する品質や納期を厳しく求められるので、ピンチとなる可能性もあります。

 いずれにしても、こうのように景気の悪化によって明らかに変化している事があります。日経BPの記事で、【SMBマーケットを攻めよう】という業界の動きが活発化していること。それは景気悪化のシグナルであること。これまでも上手くSMBマーケットを取り込んだ会社がいないこと等が書かれていました。確かにこれまでのSMBマーケットは単に大手の投資抑制の煽りを受けてのネクストマーケットという発想がありました。しかし、これからは中小ソフトハウスも大手SI企業に依存しても売上が上がらず、いかにエンドユーザーを獲得するかがポイントになります。私はブログの中で常に警鐘を鳴らしていますが、時流は大きく動いています。その流れをしっかりと理解して、経営をしていく事が必要になるのです。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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