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グリーンITについて考える。中小企業にチャンスはあるのか・・・

2008/07/11 09:16
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 国内ITサービス産業の次の流行りとして考えられるキーワードは【中小企業】【SaaS(を始めとするサービスモデル)】、それに【環境】です。洞爺湖サミットをきっかけとして、排出権が高騰する可能性が報道されていました。環境マーケットは、IT分野だけでなく全世界的に流行から時流へと昇華する可能性が高くなってきました。IT業界で言えば、グリーンITとして早くから取り上げられていましたが、今ひとつ何をするのか分からない方が多いのではないでしょうか。深く考える事のない企業であれば、単純にグリーンIT事業部を創設し、環境マーケットに強い会社として打ち出していくかもしれません。今後、確実に環境がマーケットの一翼を担う事は間違いないと思います。

 グリーンITには、有害物質の使用を辞めるハード面からの取り組みとデータセンター等における発熱及びCO2削減に絡む環境面の問題。そして、グリーン調達と言われる環境基準に準拠した製品を購入する仕組みがあります。IT企業からすればハード面及びシステム面に目がいってしまうと思いますが、私は逆に熱効率及びCO2削減に対する取り組みに意識を向ける方が、多くの可能性が開けるのではと感じています。例えば、製造業を多くお客様に抱えるIT企業であれば、熱効率やCO2削減ソリューションを持っている組み込み関連企業と共生します。まずはその製造業が抱えている工場におけるCO2排出量や発熱量を試算します。それを基準として、環境適応のために必要なソリューションを適応していきます。私のご支援先でも発熱を利用してエネルギーを作り出す仕組みのソフト面を担当している企業があります。こうした企業と組んでCO2削減ソリューションを展開するのです。また、CO2削減には植林等、その排出量に対する酸素供給のバランスを取る必要があります。そこで地方と組み、かつての林業ではないですが、地球環境保全のビジネスとして、地域活性化にも寄与できます。植林を含めた環境保全料を保守量の一貫として企業から頂戴し、一部を植林をしてくれている地域に渡す事が出来れば、補助ではなく正当な対価として働く環境を提供できます。製造業も環境に配慮している企業としてブランド化することが出来ます。その企業の商品を購入することで植林される木が増えていくと分かれば、新たな購買基準が生まれます。

 船井総研も環境について、数年前から取り組んでいます。実は幹部研修会の場でそうした船井独自の取り組みを聞きながら、IT産業の新たなキーワードが頭の中で紐付きました。環境マーケットは今後時流となるでしょう。どの企業も環境というキーワードに群がると思います。しかし、本当に大切な事は地球の環境を考えるという姿勢であり、その思いからビジネスを創造する事です。NPO法人ではないので、やはり営利を追求する必要があります。しかし、その営利よりも環境への思いが1%でも上回っている企業が、将来的にお客様からの指示を受けるのだと感じています。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中!)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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