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大手はデータセンター、中小はサービスモデル!時流は共生化へ・・・

2008/07/07 11:03
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 データセンターの建設が相次いで行われているとITProに記事が投稿されていました。今後は益々、こうした流れが加速していくと考えられます。個人情報保護やセキュリティの観点から、自社にサーバーを置いておくという事がリスクになる可能性が高まったこと。また、グリーンITを始めとする環境マーケットにおける環境配慮型のシステム投資を考えれば、各社がそうした取り組みをするよりも、大手企業がそれを集約しカーボンオフセットマーケットを開拓した方が効率が良いこと。そしてサービスの流れから、今後は中小企業とSaaSがキーワードとなる為、こうしたインフラを持っている企業に優位性が出てくること、といった3点が考えられます。また、こうした設備投資が大きく必要となるマーケットは中堅・中小企業には手が出しづらく、そういった意味では一部の大手企業の独壇場となる可能性は高くなります。パッケージを始めとする標準化されたサービスを利活用する企業が増えてくる事を考えれば、大手優位のマーケットはこうしたインフラを抑えることで確立できるのかもしれません。

 時流適応というキーワードは、多くの企業にとって忘れてはならない事です。しかし、時流を読むと言うのは近未来であればそれ程難しいことではありません。私はこの仕事に就く前までは1営業マンでした。自分の対象としていた業界の情報や商品・サービスへの知識は深く持っていたと思いますが、特に時流を意識した活動、と言うのは行っていませんでした。時流とは偏りです。人は振り子のように、ある一定の周期を持って行ったり来たりと偏っていきます。そういう意味でも時代の偏りに意識を向けるだけで、特に難しい理論など知らなくても将来予測が自分なりに実施することが出来ます。環境問題や食料問題、少子高齢化による人口減少問題。原料高騰やサブプライム問題を中心とした金融危機。こうしたキーワードは私でなくても拾えます。そこからIT業界に影響を与える情報はないかを考えます。そうした視点で色々な情報に触れていると、ある日突然に全ての情報が繋がっていきます。

 大手は今後、アウトソーシングビジネスのインフラでシェアを確保するでしょう。ただし、そうしたデータセンター等のサービスを自社だけの仕組みとして独占する大手は没落していくと思います。なるべく利用障壁を低くし、多くのサービス提供企業が使い易い仕組みを整えた企業が圧倒的なシェアを握ると思います。今後の時流は互助共生化に進んでいきます。競争原理の中では何も生まれません。インフラを大手が、各マーケットに対応したサービスモデルを中堅・中小企業が担い、住み分けをしていく中で、縮小する日本のマーケットにおける共生化ができると感じています。まずは時流というキーワードを意識してみて下さい。そしてIT業界で起きている事象と紐付けて見てください。(メールマガジン 【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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