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不景気だからこそ経営者の力が問われる!中堅・中小SI&ソフトハウスの今後・・・

2008/05/01 17:56
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プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
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 この業界の経営者とお話をしていると、完全に二極化傾向が顕著になってきていると感じます。経営とは景気の良い時よりも、当然ながら景気の悪い時にその対応力が問われます。これまでは企業の投資意欲も高く、特に金融と情報通信業、及び鉄鋼業を始めとする素材製造業がシステム投資市場を支えていました。日本の企業数を見ると平成6年から減少しています。システム案件規模の肥大化がマーケットを支えていたとは言え、この状況には限界があります。経済産業省のデータでは、産業分類の変更から集計結果が非常に分かり難くくなったのですが、私の見た所、既にマーケットは微減しています。今後、業界を牽引してきた金融機関の業績悪化と世界経済の先行き不安から製造業が伸び悩む可能性があるので、市場は確実に縮小します。

 これは真剣に将来を考えて、今の流れを見つめていれば誰にでも分かる将来図です。不安を抱えているSI企業及びソフトハウスの経営者にも色々なパターンがあります。中でも最も多いのは、先行き不安は感じるのですが、その理由が漠然としているという経営者です。このパターンの経営者は訳の分からない不安にいつも怯えており、解決の糸口が分からないので事業売却を含めた出口を意識し始めます。

 次に多いパターンは不景気になるという事実から、今の自社の事業が成長していなくても仕方が無いと考える経営者です。こういった経営者は他責の発想ですから、上手くいっていない経営者と仲良くなり、お互いに外部環境を恨んで愚痴を言い合います。しかし、このパターンの経営者は会社を潰す危険性もあり注意が必要です。

 そして最後に成長する経営者のパターンです。こういった経営者は今の時流を冷静に捉えます。そして逃げる戦略ではなく、その悪い流れの中で如何に自社が勝ち残っていけるのか、経営の原理・原則に則って今市場に存在しているチャンスを捕まえようと発想します。こういった経営者は、会社の中にほとんどいません。機会があれば外にでて、人脈形成や情報収集に勤しみます。そして自社の力で一番になれるマーケットを真剣に探しています。こうした経営者はいつも元気で、どんなに沈みつつあるマーケットでも必ずチャンスを見出しています。

 私は仕事柄、同じ業界・同じ景気の中で競合している会社からお話をお聞きする事があります。しかし、その際に明確に分かれるのは上記の傾向です。船井流の伸びる経営者の3要素で言えば【素直・プラス発想・勉強好き】があります。今の時流を素直に受け止め、冷静の現状を見ながらプラスに発想し、勉強を重ねて人脈や情報を集める中で自社の今後が分かると思います。不景気だからこそ経営者の力量が問われます。本当の意味で経営力が活かせる市場環境が到来します。本気の経営者にとってワクワクする時代になります。(メールマガジン【ソフトハウスのための幸福経営論】発刊中)

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
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