お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

CNET Japan ブログ

時流適応とIT業界に求められること・・・

2008/02/12 17:08
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

プロフィール

長島 淳治

年商30億円未満の元気の無いソフトハウスの経営者、経営幹部、リーダーそして現場で頑張っている全ての関係者が 今の下請け稼業から新たなステージに飛び立とうと考えた時に読んで欲しいブログです。 主にマーケティングとセールスを中心に発信していきます。中でも今の時代に求められているセミナーを活用した有効な販売戦術:セミナーマーケティング活用法の詳細な解説も展開していきます。
ブログ管理

最近のエントリー

 ヤフーが買収提案拒否の回答を出しましたね。私のライフサイクル理論的には、この買収は上手くいかないと予測していますが、果たしてどうなるでしょうか?私自身は大きな潮目だと感じています。どちらにしても、業界の今後の流れが分かる重要な動きだと思います。固唾を呑んで見守りたいと思います。

 さて、IT業界に限らず、どの業界にも流れを変える動きというものがあります。大きな所で言えば、IBMが汎用機にこだわり過ぎてダウンサイジングの流れに乗れず、PC事業展開で後塵を拝しました。またハードウェアにこだわり過ぎてソリューションを始めとするサービスの流れに乗れずに国内メーカーが今も苦しんでいます。そして今、OSにこだわりを持ちすぎてインターネットの流れに乗り損ねたMSがいます。これは船井流で言う【時流適応】が出来ていないという事になります。しかし、圧倒的シェアを奪取し守りに入った企業にとって、この時流の変化は痛みを伴う改革を意味しています。これが決断できるかどうか、そこに経営者としての視点があります。

 PC事業をレノボに売却したIBM。多くの方々と話をしても、恐らく日本の会社では、あれ程ドラスティックに決断できないだろうと話していました。私もそう感じます。時流の変化はデルの今を見ると明らかです。基本的に企業規模が大きくなるほど、受ける風は強くなります。組織は小さいほど、その風への対応が非常に柔軟になります。ところが、これは経営者のイメージにもよりますが、多くの場合、経営者は会社を大きくする事を夢見ます。すると、時流に機動的に適応できるフットワークの軽さと少しの風では影響を受けないどっしりとした企業規模という相反する矛盾を抱える事になります。

 なぜ時流を的確に把握し、柔軟に対応できないのでしょうか。恐らく多くの独占シェア獲得企業は、潮目は自分で創り出せると考えているのではないでしょうか。しかし、不思議な話ですが、如何に独占企業であっても業界の流れを作る出せる期間はほんの少しです。これはライフサイクル理論の不思議さとも一致しますが、大きな時代の流れは決して特定の企業が創り出せるのではないという証明でもあります。恐らく流れに対抗するため、次の一歩への対応が遅れてしまい、長きに渡る不振を甘んじて受けざるを得ないのだろうと感じます。

 【モンテッソーリ教育】という教育方法をご存知ですか?私も弊社の監査役に教え貰い、初めて知りました。グーグルの創業者が二人ともこの教育を受けているというのは、驚きの事実でした。この教育は強制をしない、個を大切にする、規律が守れるような環境を整えるということを意識しながら、自主性・独立性・知的好奇心の刺激を行う教育方法だと言います。今の社会は正に承認の欲求から自己実現の欲求に動いています。それが対価を求めないオープンソースの流れへと繋がっています。ここには知的好奇心を刺激する様な素晴らしい仲間がいます。そこに所属し、認められ、そして自己を表現する事の楽しみを実感している優秀な技術者が集っています。今のIT業界の閉塞感には、実はこの様な環境の整備や管理や統制を外したチャレンジ精神の養成が不可欠なのではないかと感じます。

 私が前職で営業をしていた時、私は本当に自由に活動をさせて貰いました。当時の部長が私を懸命に守ってくれていたという事も非常に大きかったと思います。私自身は管理・統制される事が嫌いです。自分の創造性を発揮して、マーケットに価値を提供する、それが今の仕事には必要不可欠な要素だとも感じています。実は技術者も私共と同じ無形の価値を提供しています。サラリーマン的技術者ではなく、クリエーター的技術者というセルフイメージが重要ではないかと感じます。混沌とした時代、閉塞感で満たされている国内の環境の中で、個々が輝く事が求められている、そんな気がしています。

※ブログをお読みの皆様にお知らせです。

メルマガを同時に発刊しています。ご興味がありましたらお読み下さい。
【ソフトハウスのための幸福経営論】好評発刊中!
http://www.mag2.com/m/0000186996.html

※ブログをお読みの皆様にお知らせ その2です。

上記メルマでもお問い合わせを多く頂いておりますが、無料小冊子『中小ソフトハウスを元気にする30の方法!』をご希望の皆様にお送りしています。4月から配布を始めて、現在366名の皆様にお読み頂いております。
詳しい内容は下記アドレスをお読み下さい
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1182960165_196.html

ご連絡、お待ちしております!

※このエントリは CNET Japan ブロガーにより投稿されたものです。朝日インタラクティブ および CNET Japan 編集部の見解・意向を示すものではありません。
運営事務局に問題を報告

最新ブログエントリー