X、ハッシュタグ付き広告を配信停止--「急な仕様変更」を謝罪

 X(旧Twitter)日本法人のX Corp. Japanは6月27日、ハッシュタグを含むX広告の配信を順次停止していると発表した。これは、「プラットフォーム体験をより快適にするための措置」だとしている。


 ハッシュタグが含まれていない広告やキャンペーンについては、今後も通常どおり配信される。

 同社は現在、アクティブなキャンペーンでハッシュタグを使用している広告主に対し、ハッシュタグを除いた新たなクリエイティブへの差し替えを求めている。

 また、ブランド絵文字やブランドアニメーション、ブランドいいねといったブランド機能については、投稿上では引き続き表示されるものの、広告としての配信は停止される。

 今回の仕様変更は、xAIの技術を活用した新たなユーザーレコメンデーションシステムの導入に伴うもので、広告配信の最適化とエンゲージメントの向上を図る狙いがあるという。

 なお、Xのオーナーであるイーロン・マスク氏は、かねてよりハッシュタグ廃止論者として知られており、今回の変更に際して「ハッシュタグという美的悪夢がXの広告で禁止される」と投稿していた。


 X日本法人は、「この度は突然の仕様変更となり、ご迷惑をおかけいたします。引き続き、X広告のご愛顧のほど何卒よろしくお願いいたします」とコメントしている。

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